【国民食との融合】ベトナムのファストフード業界

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ベトナム国内には様々な種類の国民食が存在しています。ファストフード業界では国民食を取り入れたファストフード店がオープンし、店舗拡大に向けて動きを見せています。

今回は、そんなベトナムのファストフード業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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目次

2020年 ベトナムのファストフード(飲食・食品メーカー)業界

ベトナム初の店舗形態でオープン、ファストフード業界大手のすき屋

ゼンショーベトナムが展開する「すき家」は、2016年7月にベトナム1号店を開業した外食チェーン店で、看板メニューの牛丼を始め、ラーメンやカレー等の豊富なメニューを手頃な価格で提供し、ベトナムローカルの顧客から大きな支持を受けている。

2019年9月13日の発表によると、同社はビンズン省へ出店する。同店はベトナムで15店舗目となる。また、これまでベトナムにおける「すき家」は、全てホーチミン市の中心市街地やショッピングセンターへの出店が中心だったが、今回出店する「MIDORI PARK SQUARE」はベトナム初の店舗形態だ。

同店舗は日本国内で最も多く展開されているロードサイド型店舗と同様に、大きな道路に面して駐車場・駐輪場を完備しており、ファミリーやグループなど大人数の顧客にもゆっくりと食事を楽しんでもらえると考えられている。

日本人の来客も期待、ベトナムに一風堂2号店〜ファストフード業界動向〜

ラーメン専門店「一風堂」やラーメンダイニング「五行」などを手掛けている、力の源ホールディングス傘下である、力の源グローバルホールディングスは2019年8月19日、ベトナム2号店をオープンする。

出店先はホーチミン市1区となるレタントン通り。グランドオープンに先駆け、同月5日にメニューを限定したプレオープンを行なった。

同エリアは日本人街に近く、日本人の来客も多く期待されている。営業時間は11時から26時まで、店内の席数は70席。メニューには日本でも定番のとんこつラーメン「白丸元味」の他に海外限定の商品も提供する。

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ファストフード業界大手のKFCベトナム、LAWRENCE S.TINGに参加

2019年6月11日の発表によると、KFCベトナムは社会のボランティア活動と恵まれない人々の生活改善のために、ローレンス・S・ティン・チャリティ・ウォークと呼ばれるイベントを開催した。

同プログラムにはKFCの150人以上の従業員を含む15,000人以上が参加した。同チャリティウォーキングプログラムを通して、困難に直面している貧しい人々を支援するための寄付が30億ドン以上集まった。

同社はおいしい食事を顧客に提供するだけでなく、福祉施設への食料の提供も行っている。同社は社会と地域に貢献するために、今後もさらに慈善活動を推進していく考えだ。

ファストフード業界大手のマクドナルドベトナム、イオンモールハドン店にオープン

2019年8月8日の発表によると、ベトナムで5年間に渡り営業してきたマクドナルドは、AEONMALL Ha Dongに新しい店舗をオープンする。同店はハノイで5番目、ベトナム国内で23番目の店舗となる。

同店の特徴は、店内の内装に自然に近い緑を多く用いることで、顧客がリラックスできる空間を生み出している点だ。商品については、顧客は他の店舗と同様に、バーガーやチキンなどを世界基準の高品質なサービスとともに楽しむことができる。

イオンモールハドンはハノイ2店舗目のイオンモールとなる。同モールは、ベトナム最大の延床面積15万㎡を誇り、ベトナム国内外から200店舗以上が出店する計画だ。

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2019年 ベトナムのファストフード(飲食・食品メーカー)業界

ペッパーランチベトナム、国際女性デーを記念し特別プロモーションを実施〜ファストフード業界動向〜

日系F&B大手ペッパーフードサービスが手がけるペッパーランチ・ベトナムは、2019年3月8日、国際女性デーを記念し、シュークリーム専門店ビアードパパとコラボした特別プロモーションを実施する。

当日各店舗に来店した顧客に対し、シュークリームなどの菓子を販売するビアードパパの店舗で利用できる、20,000 VND (約95円相当)のバウチャーがプレゼントされる。

ペッパーランチのお店でスパイシーな料理を楽しんだ後は、女性客に人気のスイーツであるシュークリームを提供する。同プログラムは3月8日のみ実施された。

丸亀うどん・ベトナム、ハノイ第一号店を出店〜ファストフード業界動向〜

日系F&Bトリドールが手がける丸亀製麺・ベトナムは2018年12月28日、丸亀うどん・ハノイ店がビンコムセンター・メトロポリス内にオープンしたことを報じた。丸亀製麺・ベトナムはホーチミンなどをはじめとする都市部を中心に店舗を展開しているが、ハノイへの出店は今回が初となる。

開店当日には多くの顧客が行列を作った。オープン記念のキャンペーンとして、うどんを3杯注文するとそのうち1杯分が無料になるプロモーションも実施された。

メニューは釜揚げうどんやかけうどんなど、日本での人気メニューをベースとしつつも、唐辛子などの香辛料を加えたオリジナルのメニューなども提供されている。また、メンバーズカードの発行も行なっており、初進出となるハノイでも固定客の拡大を狙う考えを示している。

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ベトナム企業紹介:注目のバインミーショップ、Bami King〜ファストフード業界動向〜

ベトナムのサンドイッチ、バインミー専門店Bami Kingは、2013年より店舗の構想や事前マーケット調査などを経て、2015年にハノイのコウザイ地区にその第1号店をオープンした。

同店は、これまでベトナムで広く消費者に人気がある、廉価な料理として一般的だったバインミー市場に、ハイエンドの商品を投入している。原料にもこだわりを持ち、品質と安全性の基準を十分満たすものを選定している。

1号店のオープンから1年と経たず、同社は支店をハノイ市内のバーディン地区や、ドンダー地区へ5店舗まで拡大した。グリルした牛肉にこだわったBami Kingブランドは現在、多くの消費者に広く親しまれている。

ベトナム企業紹介:伝統料理フォーの有名店、PHO24〜ファストフード業界動向〜

米粉を用いたヌードルであるフォー専門店、PHO24は、2003年にホーチミン市の第1地区に第1号店をオープンした。創業者の夢は自分達の特別なフォーのレシピをベトナムの多くの人々に楽しんでもらうこと。将来的には海外市場への参入も検討されている。

同店が強みとするのはフォーのレシピだ。スープの原料にはバッファローや豚は用いず100%牛のみを用いる。時間をかけて煮込むことで良質なスープを作ることができる。

手軽に食べられるフォーだが、同店では原料、調理法で差別化を図っており、高品質かつこだわりの料理をこれからも提供していく考えだ。

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2018年 ベトナムのファストフード(飲食・食品メーカー)業界

マクドナルド、ベトナム・ホーチミンでデリバリーを開始〜ファストフード業界動向〜

マクドナルドはホーチミン市で、McDeliveryと呼ばれるデリバリーサービスを開始した。デリバリーによる購入は、公式ウェブサイト(https://mcdelivery.vn/vn/)および、スマートフォンのアプリからアカウントを作成することで利用できる(iOS・Androidに対応)。ただし、電話での受付は行なっていない。

サービスは毎日24時間、曜日に関わらず利用可能。注文から配達までの所要時間に関する取り決めはないが、可能な限り速く配達し、配達状況をウェブサイトから追跡することができるとしている。

デリバリー料金は、1回あたりVND20,000(約93円)。取り扱い商品は、ハンバーガー、ナゲット、飲み物からデザートまで幅広く取り揃えている。

出典:https://mcdonalds.vn/mcdelivery-faq
https://mcdelivery.vn/vn/?locale=vi

JOLLIBEE、ベトナム100店舗目をオープン〜ファストフード業界動向〜

JOLLIBEEはCan Tho(カン・トー)に100店舗目となる支店をオープンし、そのオープニングイベントが開催された。イベントには多くの顧客が訪れ、JOLLIBEEのファストフードを楽しんだ。100店舗目オープンを記念して、JOLLIBEEはベトナム全国の店舗でプロモーションを提供。100店舗目となるCan Tho(カン・トー)店でも、オープニングイベントの参加者に様々なプロモーションが提供された。

JOLLIBEEは、フィリピンを拠点として30年の歴史を持つアジア最大のファストフードチェーン。2005年にベトナムに進出し、現在ではホーチミンをはじめとして、15以上の都市で店舗を展開している。

出典:http://jollibee.com.vn/tin-tuc/jollibee-tung-bung-chao-don-cua-hang-thu-100-tai-viet-nam
http://jollibee.com.vn/tin-tuc

ベトナム・ホーチミンで人気のバインミーチェーン店〜ファストフード業界動向〜

バインミー・トゥアンマップ(Bánh Mì Tuấn Mập)は、ホーチミンを中心に展開するバインミーのチェーン店。2000年に設立され、当初はミートパイなどのファーストフードを販売していた。現在では、ホーチミンの全区で営業しており、それ以外にもホーチミン市周辺の地域へ店舗を展開している。

バインミー(ベトナム語でパンの意)はフランスパンの間に焼いた肉や野菜を挟んだサンドイッチで、ベトナムを代表するローカルファストフード。価格帯は、VND15,000〜VND35,000(約70円〜163円)。店舗での販売の他に、路上の露店で個人で調理、販売している光景を見かけることが多い。

出典:http://banhmituanmap.com/He-thong-cua-hang.html
https://www.facebook.com/pg/banhminongtuanmap/reviews/

ベトナムで人気!栄養十分なライスバーガーをお手軽調理〜ファストフード業界動向〜

近代の経済成長のトレンドを背景に、消費者の間では利便性に対する優先度が高まっている。このようなニーズを捉えて、Vietmacは忙しい家族の食卓へ向けて、“Vietmac ライスバーガー”をリリースした。

米製品は古くからベトナムで愛される国民食で毎食の家庭の食卓に欠かせないものだが、近年の経済発展という社会的な背景により、仕事にかける時間が増えるにつれて個人が食事の準備に使える時間は減少傾向にある。

Vietmacの商品を利用すれば、食事の準備は3分で完了する。電子レンジで食品を温めるだけで良い上、子供に調理方法を教えれば親が準備する必要もなくなる。それでいて十分な栄養を摂ることができる商品になっている。

出典:http://www.vietmac.com.vn/tin-chinh/category/all#.WtmxLohuaUk

まとめ:ベトナムのファストフード業界

日系ファストフード店がベトナムに進出している中、国民食を取り入れた国内オリジナルのファストフード店も人気を博しており今後店舗拡大をすすめていくようです。ベトナムではどのような日本食が親しみやすく、国民に受け入れられやすいのでしょうか?

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