【観光立国へ向けて】インドネシアの旅行業界

政府の発行した「ワンダフル・インドネシア」を中心とする観光プロモーションなどにより、近年同国を訪問する旅行者の数が年々増加してきています。

今回は、そんなインドネシアの旅行業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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インドネシアで旅行業界大手のTraveloka、ミシュランハラール店を紹介

インドネシアの人口の80%以上がイスラム教徒。彼らにとって海外へ行く際には旅先でのハラールレストランの情報がとても重要である。インドネシアのユニコーン企業の一つであるツアープランのネット販売を手がけるtravelokaは2018年10月11日のブログにミシュランに認定されたハラールのレストランを5つ紹介している。

一つ目は、シンガポールにある「Bismillah Biryani」。二つ目はロンドンにある「Pollen Street Social」。三つ目はソウルにある「Chaegeundaam」。四つ目はニューヨークにある「Junoon」。最後は東京にある「ソラノイロ」。

ソラノイロは2015年から3年間連続でミシュランのビブグルマンを獲得しており、動物性素材を一切使用しない「ビーガンべジソバ」が看板メニュー。

トラベル&ツーリズム 2018を受賞したインドネシアの企業は?〜旅行業界事情〜

インドネシア旅行代理店Panorama Groupは2018年12月19日、ホームページに〈インドネシア・トラベル&ツーリズム 2018〉を受賞したニュースを掲載した。

パノラマグループは今回、インドネシア・リーディング・アウトバウンド旅行代理店賞をパノラマJTBが受賞し、インドネシア・リーディング観光バス会社賞をホワイトハウスが受賞したと発表。

〈インドネシア・トラベル&ツーリズム〉は2010年から毎年NGO組織ITTA FONDATION主催で行われており、2018年は12月10日にジャカルタのマリオットホテルで74部門に渡り各々ウイナーが表彰された。Panorama Groupは今回の受賞で観光企業としての地位を確立できたことを喜んでいる。

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インドネシアで旅行業界大手のジャカルタMRT、いよいよ開通

インドネシアの旅行代理店Destinasi Tirta Nusantaraは2019年3月22日ホームページにジャカルタMRTの記事を掲載した。ジャカルタMRTは、2019年3月24日にジョコウィ大統領を招いて中央ジャカルタのホテルインドネシアで開会式が行われ、一般公開される。

ジャカルタMRTはLebak Bulus駅からホテルインドネシアのあるBund HI駅までの16kmの間に13駅がある。MRTは当初1日65千人を輸送する計画だが2022年までには1日13万人が利用するようになると推測されている。 

また、北部の地下鉄路線は2024年に操業を開始する予定で、建設が計画通り来年開始されれば、東西線も2026年までに開通することができる見通しだ。

インドネシアで旅行業界大手のWENDY TOUR、JAL特別運賃プロモーション

インドネシアの旅行代理店WENDY TOURは、2019年4月1日、ホームページとフェイスブックの両方に、日本航空の特別料金を案内した。

ジャカルタ・デンパサール・ソロ・スマラン・ジョグジャカルタとスラバヤから日本の東京・大阪・名古屋と福岡へ日本航空の特別運賃を利用できるというもの。今回のキャンペーンでは、この特別運賃を「日本のおもてなし運賃」と謳っている。大人一人の往復運賃は最安値430万ルピア(約3万4千円)からスタートする。

チケットの販売期間は2019年4月1日~5月31日まで。また、チケットの利用期間は4月1日~11月30日まで有効。WENDY TOURは日本航空の特別運賃を活用して日本で休暇を過ごす計画を立てようと呼びかけている。

まとめ:インドネシアの旅行業界

ビザ免除国数を増やすなどのインバウンド政策により、観光立国を目指した取り組みが進んでいます。インドネシアを訪れる旅行者数が年々増加している中、今後も旅行業界では多くのビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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