【統計データで解説!】シンガポールのエンタメ・IT・個人サービス業界の最新トレンド・業界事情

singapore travel agency

この記事では、統計データを用いてシンガポールのエンタメ・IT・個人サービス業界業界の最新情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

[toc]

シンガポールのエンタメ・IT・個人サービス業界業界 業界地図はこちら!
目次

シンガポールの旅行事情〜統計データ〜

シンガポールへの旅行者数推移

シンガポール政府観光局によれば、新型コロナウイルス禍で2021年に同国を訪れた外国人観光客数は83万人と、過去最低だった。コロナ前の1~2月が好調で、通年で270万人が訪れた2020年より88%減少。コロナ前で1910万人と過去最高だった2019年と比べると98%減だった。

2021年の観光業収入は19億シンガポールドル(約1600億円)と、2020年比60%減だった。シンガポールは2021年9月以降、ワクチン接種済みなら入国後の隔離がいらない「ワクチン旅行」制度を導入。観光業回復の呼び水とする狙いで、対象国は24カ国に広がった。一方、回復に向けた懸念要因は人材不足で、コロナウイルス感染拡大により観光業界からコロナ前の30%に当たる約2万5000人が離職したという。

シンガポールへの旅行者数推移

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールへの旅行者の年齢別割合

シンガポールへの旅行者の年齢層は幅広く、多くの年齢層からシンガポールが受け入れられている。その1つめの理由は、アジアにおける先進的な国際会議や展示会の開催場所としてシンガポールの地位が強固になっているからである。金融も重要なポジションを占め、スイス等と同様にプライベートバンキングが発達している。

2つ目の理由は、「Your Singapore」のキャンペーンのもと、アジアを先導する観光地として個性的な体験ができるよう発展しているからである。マリーナ・ベイ・サンズ、ガーデン・バイ・ザ・ベイなどの施設はこの一貫である。また、3つ目の理由は、教育・医療・金融のサービス分野において、質の良いサービスを提供しているからだ。

シンガポールへの旅行者の年齢別割合

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールのホテル事情〜統計データ〜

シンガポールのホテル稼働率推移

シンガポールのホテルの平均稼働率は2019年の87%をピークに2020年は30ポイントダウンし、57%まで落ち込んだ。この減少は、新型コロナウィルスの流行を食い止めるための入国制限によるものだ。シンガポール政府は段階的に短期訪問者の入国に制限をかけ、3月23日、23:59以降はすべての国からの短期訪問者の入国は禁止していた。

ランク別で客室稼働率が最も低下したのは高級ホテルで、46.8ポイントの低下だった。不動産仲介のナイト・フランク・シンガポールによると、高級ホテルは会議・報奨旅行・展示会(MICE)用の利用が多く、多くのビジネスや経済がストップしたことから、こういった活動の自粛で利用が急減した。

シンガポールのホテル稼働率推移

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールのホテル1泊あたりの平均費用推移

シンガポールのホテル1泊あたりの平均費用は2021年の221SGDをピークに2020年は70SGDダウンし、155SGDという水準となった。新型コロナウイルス関連の入国制限によりホテル客室が半分しか埋まらないこともあって、宿泊収入もまた40%減少する結果となった。

今後、ビジネス客・観光客共に宿泊需要が高まるににつれて、徐々に宿泊料も上がることが予想されており、2019年の水準である221SGDまで戻ってくることが期待される。コロナ禍において、多くのホテルが廃業となり、従業員も整理された背景から、急激な観光客の増加につれ、ホテルの数が足りなくなったり、従業員の数が足りなくなったりする可能性も心配されている。

シンガポールのホテル1泊あたりの平均費用推移

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールのエンタメ・IT・個人サービス業界業界 業界地図はこちら!

シンガポールの放送・全国紙・出版事情〜統計データ〜

シンガポールの新聞発行部数推移

2021年5月、シンガポールの主要紙ストレーツ・タイムズなどを発行するシンガポール・プレス・ホールディングス(SPH)は、同紙などのメディア事業を分社化し、非営利団体(NPO)化すると発表した。

部数減に伴う広告収入の減少が続いているため、メディア部門を切り離し、不動産事業などに注力する。SPHは1984年、新聞や出版を担う3社が集まって生まれ、1845年創刊の英字紙ストレーツ・タイムズをはじめとした国内のほとんどの新聞の発行を担っている。

新聞事業を非営利とする動きは世界中で起きており、SPHのリー・ブンヤン会長は「メディア部門はより持続可能な財務基盤を持つことになると期待している」とする談話を出した。

シンガポールの新聞発行数推移

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールの新聞 発行言語シェア

シンガポールの国民の民族構成は中華系 74.3%、マレー系 13.3%、インド系 9.2%、その他 3.3%であり、中華系が大多数を占める。シンガポールは、この三大民族を平和裏に共存させるためにそれぞれの民族語―中国語、マレー語、タミル語―を公用語とし、さらに、三大民族を統合するための共通語の機能を果たす言語として英語を公用語としている。

そういった背景から、公用語として使用されている英語新聞の発行部数が60%以上を占めており、次いで中国語の新聞という構成になっている。マレー語の新聞は発行部数が少ないものの、マレー語を公用語とするマレーシアやインドネシアなどの近隣諸国との調和を保つ意味を担っている。

シンガポールの新聞発行言語シェア

出典:出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールの携帯電話事業者事情〜統計データ〜

シンガポールの携帯電話契約者数推移

シンガポールの携帯電話の普及率は140%を超えており、これは1人でスマートフォンと従来の携帯電話を複数台所有していることが主な理由である。スマートフォンの普及率は85%前後と世界でもトップクラスの数字となっていて、スマートフォン普及率が80%の日本と比較してもほとんど変わりはない。

しかし、シンガポールの人口は日本の半分以下の560万人程度なので、一人当たりの所有率では若干の違いはある。シンガポールの主な携帯会社はSingtel、Starhub、m1の3社。主要通信3社の中でも特にシェア率が高いと言われているSingtelは、携帯電話だけでなく自宅で使用する固定電話のサービスも手掛けている。携帯電話の契約方法は、ポストペイド、プリペイドの2種類から選ぶ形となる。

シンガポールの携帯電話契約者数推移

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールの携帯電話通信量推移

シンガポール国内の通信で利用されるインターネットのデータ通信量が、コロナ禍前の2年前と比べて約2倍になった。増加の背景としては、テレワークの普及や動画配信サービスの利用増が影響しているとみられる。

また、閲覧ページ先の画像や動画のデータが高度化になり、1ページあたりの容量が年々大きくなっていることも一因として挙げられる。さらに、コロナ禍でのテレワークの普及で、映像を伴うオンライン会議が一般化したことや、米ネットフリックスなどの動画配信サービスの利用者が増えたことが主な要因である。

コロナ禍以降、多くの企業がテレワークを推奨し、ECショップも拡大を続け、動画サービスが一般的になる中で、今後も通信量の増大が見込まれる。

シンガポールの携帯電話通信料推移

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールのエンタメ・IT・個人サービス業界業界 業界地図はこちら!

シンガポールの広告事情〜統計データ〜

シンガポールの広告費内訳

現在シンガポールでは、人口の約84%がインターネットを使用している。業界ごとの分岐は、サービスおよびその他のセクターがデジタル広告費の42%を占め、広告費の最大の割合をリードしている。これに続くのは小売部門で、デジタル広告支出はデジタル広告マーケティングスペースの総広告支出の21%に達している。

非常に多くの人々がアクティブにオンライン上の広告を閲覧しており、ブランドのマーケティングにはデジタル化が必須。尚、シンガポールの490万人のインターネットユーザーのうち、約460万人がソーシャルメディアを利用している。

シンガポールの広告費内訳

出典:Singapore Department of Statistics

FaceBookの1クリックあたりのコスト

2021年のシンガポールでのクリック単価は1.20 米ドル(S$1.64)であることがわかった。先進国の広告主は、Facebookでより高いクリック単価を経験する傾向がある。これは、Facebook 広告プラットフォームが需要と供給によって駆動されるオークション制であることが理由である。

特定の国または業界の広告主がより高い入札単価を設定すると、全体的なコストが上昇する。1回のクリックのコストは、業界や以下にリストされているその他の要因に応じて、0.10ドルから3ドル以上の範囲になる可能性が高い。

シンガポールの1クリックあたりのコスト

出典:Singapore Department of Statistics

シンガポールのエンタメ・IT・個人サービス業界業界 業界地図はこちら!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次