【政府、企業との連携!】タイの学校業界

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タイの学校業界では、政府や企業と連携して、研究を共同で進めることが主流になってきています。2022年度には、タイの上位大学のほとんどが、政府機関や中国通信大手Huaweiと提携を結ぶなど、積極的に協力関係を構築しています。政府や企業との連携で、タイの学校業界はさらなる成長を目指しています。

今回は、そんなタイの学校業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

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目次

2022年 タイの学校(教育)業界

チュラロンコン大学、政府製薬機関などと提携〜学校業界動向〜

タイの国立チュラロンコン大学は、政府製薬機関(GPO)、国立マヒドン大学、健康システム研究所(HSRI)と共同研究を行うことを発表した。研究対象はGPO製の鉄過剰症に対する医薬品デフェロシラクスであり、臨床、薬物動態、薬理遺伝学の観点で調査を行う。

今回の研究の目的は、デフェロシラクスの有効性、安全性に関するデータ、鉄過剰症を伴う血液の病気を持った患者の生活の質、遺伝的要因および臨床的要因、薬剤への反応性といった情報を得ることである。

同時に、生理学に基づいて、患者の血液中の薬剤レベルを推定するための薬物動態(PBPK)モデルの開発も目的の一つとしている。

出典:https://www.chula.ac.th/en/news/103473/

タマサート大学、有機肥料を開発〜学校業界動向〜

タイの国立タマサート大学は、理工学部農業技術プログラムの学生グループがドリアンの根腐病および茎腐病に対する有機肥料を開発したと発表した。

この肥料は牛糞の堆肥と稲わらに含まれるセルロースによって構成される。牛糞の堆肥はドリアンの成長を促し、免疫を強化する。セルロースは根腐病および茎腐病からドリアンを守る有益な微生物の食料源となる。

有機肥料であるため、従来根腐病や茎腐病に対して使用されていた化学薬品を代替することで環境負荷を軽減できる。また、通常は焼却される稲わらを有効活用できるため、焼却に伴う大気汚染の減少にもつながる。

出典:https://tu.ac.th/en/thammasat-021265-3p-manure-pellets-mixed-with-beneficial-microorganisms

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カセサート大学、スマートユニバーシティ開発へ〜学校業界動向〜

タイの国立カセサート大学は中国通信大手Huaweiのタイ拠点HuaweiTechnologies (Thailand) Co., Ltd.と基本合意書(MOU)を締結した。

今後はスマートユニバーシティ開発および農業、製造、物流、ヘルスケアといった産業分野における革新技術開発を共同で行う。

今回の提携により、Huaweiの持つ5Gやクラウドなどのデジタル技術の活用と、カセサート大学の学生に対するICT人材育成とスキル開発を通じて、タイのデジタル経済におけるイノベーションを促進することを目指す。

出典:https://www.ku.ac.th/en/news1/view/Huawei-Partners-with-Kasetsart-University-on-Smart-University

チェンマイ大学、道路舗装材の開発で行政と提携〜学校業界動向〜

タイの国立チェンマイ大学(CMU)は、廃プラスチックを道路の舗装材に混合し再利用する開発について、チェンマイの地方行政機関(PAO)と基本合意書(MOU)を締結した。

CMUがこれまでに行った同材料のモデル道路における実験では、道路局と農村道路局によって定められた強度と安全性の基準を満たし、環境への悪影響も見られなかった。

CMUはさらなる広範囲への適用のため、今回のPAOとの提携に至った。今後は廃プラスチック容器を舗装材に混合した材料を用いて、実験室レベルおよびPAO管轄内の実際の道路建設における実証実験を目指している。

出典:https://www.cmu.ac.th/en/article/52f73623-2736-4b4a-8e08-3c312115e814

コンケン大学、地場製薬会社と提携〜学校業界動向〜

タイの国立コンケン大学(KKU)は、開発した食品についての知的財産権の移転に関する基本合意書(MOU)をローカル系製薬企業Innobic(Asia)Co., Ltd.と締結した。

対象の製品は「桑の葉とベトナム風コリアンダーのお粥」である。KKUの研究グループはこれらの植物に含まれる抗酸化物質とカルシウムの働きにより、高齢者の記憶や骨質量に関する健康問題が解決できるとしている。

タイ石油大手PTT傘下のInnobicは、同製品は高齢化が進むタイの消費者にとって有益となると評価しており、2023年の第4四半期に販売を開始するとしている。

出典:https://kku.ac.th/16042

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2021年 タイの学校(教育)業界

タイのチュラロンコン大学、学費減額を発表〜学校業界動向〜

2021年7月6日、タイで最も古い歴史を持つChulalongkorn Universityは、COVID-19の影響による国内での大きな経済的混乱を懸念し、学生の授業料の減額を発表した。

今回の学費減額は、すべての学科とすべての学年の生徒が対象となり、2021年度1学期から一律10%の学費が減額される。既に支払いが終わっている学生については順次払い戻しを行う。

また、さらなる支援が必要な学生については、学費の免除や奨学金の提供を検討している。2021年2学期以降の支援に関しては十分な検討を行ったうえで発表されるとのこと。

出典:Chulalongkorn University https://www.chula.ac.th/en/news/48460/

タイのAcademic Service Bureau 教養学部昇格を目指す〜学校業界動向〜

2021年7月16日の発表によると、タイ東北部(イサーン地方)最大の総合大学である国立大学KhonKaenUniversityは、Academic Service Bureauを教養学部へ昇格するためのプロジェクトを始動させたとのこと。

これは、AcademicService Bureauの教員やスタッフを強化するため、学術研究や論文発表、修了証明書レベルと学位レベルで学習カリキュラムの構築を行い、教養学部として認めてもらうためのプロジェクトである。

学術研究や定期的な論文発表は教養学部に昇格するために必要不可欠となっている。

出典:Thammasat University https://tu.ac.th/thammasat-global-connections-2021-april-no1

タイのマヒドン大学、ブレーメン大学と提携〜学校業界動向〜

2021年2月16日の発表によると、タイで初めての国立医科大学であるMahidol Universityは、ドイツのUniversity of Bremenと戦略的パートナーシップを締結した。

このパートナーシップでは、両大学での学生と研究者の交換、博士号の共同監督行う。また、外科支援システム・海外救助・蚊が媒介する病気などのトピックについて合同ワークショップを行う。

Mahidol UniversityのICT学部とUniversity of Bremenの空間認知センターは、これまで約10年間に渡って協力関係にあった。

出典:Mahidol University https://mahidol.ac.th/2021/mahidol-bremen-mou/ThailandUniversityof Bremenhttps://www.uni-bremen.de/kooperationen/hochschulkooperationen/internationale-partner/strategische-partnerschaften/mahidol-university

タイのRMUTL、4プロジェクトの研究助成金を獲得〜学校業界動向〜

チェンマイ地方にある科学技術大学であるRajamangalaUniversity ofTechnologyLanna(RMUTL)は、ロイヤルプロジェクト財団から2021年に4つのプロジェクトについて研究助成金を獲得したことを発表した。

研究助成金を獲得したプロジェクトは「アジサイの生産を最適化するプロジェクト」「半自動チーズ切断・包装システム開発」「ケープグーズベリー加工、乾燥装置の研究」「ロイヤルプロジェクトに関する情報の保存、分析、運用の研究」の4つ。

ロイヤルプロジェクト財団は、プミポン前国王によって少数民族であるヒル族をアヘン栽培から脱却させるために設立された財団である。

出典:RMUTL https://www.rmutl.ac.th/news/16723-2021-07-05Thailand

タイのタマサートインターナショナルクラブ設立へ〜学校業界動向〜

2021年4月1日、ChulalongkornUniversityの次に古い歴史を持ち、タイで最も入学が難しいとされるThammasatUniversityは、「タマサートインターナショナルクラブ」(TIC)の設立準備を行っていることを発表した。

TICは、2021年中に設立される予定で、現在は国際問題を研究する学長補佐であるシリパトラ・パチャニー博士と留学生代表グループによって設立に関する議論がなされている。

同クラブは留学生に関する組織となる。卒業した留学生と学生のネットワーク構築や、留学を希望している学生とのネットワーク構築を目指す。

出典:Thammasat University https://tu.ac.th/thammasat-global-connections-2021-april-no1Thailand

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2020年 タイの学校(教育)業界

世界中の投資家が注目!タイ初の医療ハブ計画〜学校業界動向〜

2020年8月11日、タマサート大学のEECmdは、タイで最初の医療ハブとなり、パタヤでヘルスケアと医療サービスを提供する計画を発表した。EECmdは、タイの医療サービスを向上させ、高齢化に備える。

東部経済回廊(EEC)プロジェクトの下でのEECmdの開発は、世界中の投資家の注目を集めている。タイが最も包括的なヘルスケアシステムの1つで、コロナウイルスの蔓延の制御に最も成功しているからである。

2019年末から2020年までの間に、多くの国の政府と民間部門が同大学を訪問し、医学研究と事業投資のパートナーシップを確立している。コロナの後、医療ハブが投資の新しいSカーブとなることから、タイは大きな機会を得る。

出典:https://tu.ac.th/en/all-news-3

国内初!タイ・マヒドン大学、Alibaba Cloudと連携〜学校業界動向〜

2020年8月17日、マヒドン大学は、Alibaba Cloudと学術的協力関係を確立するための覚書(MOU)を締結したと発表した。これにより、同大学はAlibaba Cloudと学術的に協力した国内初の教育機関となる。

提携の目的は、クラウドコンピューティングが指導されている工学部および情報通信技術部の研究プロセスを促進することである。また、Alibaba Cloudの支援を受けたセンターが、マヒドン大学図書館に設立された。

APACでナンバー1のクラウドサービスプロバイダーであるAlibaba Cloudとの連携は、クラウドコンピューティングとクラウド上のビジネスに関する情報交換に役立ち、国家経済を強化するためのテクノロジーサポートにおいて大きな力となる。

出典:https://mahidol.ac.th/2020/alibaba-cloud

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タイのチュラコン大学、バッテリー技術の開発へ〜学校業界動向〜

2020年9月2日、チュラロンコン大学は、Center of Excellence on Hazardous Substance Management(HSM)およびAmita Technologies(Thailand)との間で、学術協力に関するMOUを締結したと発表した。

これにより、リチウムイオンバッテリーセルを放電および分離できるプロトタイプマシンを開発するための協力と、将来の100%バッテリーリサイクル時代に備えて貴金属を回収するプロセスに関する研究が行われる。

2020年8月24日に開催された署名式では、リチウムイオンバッテリーの廃棄技術の開発の他、両当事者が知識を交換し、リチウムイオンバッテリー製造技術とバッテリーテストに関連する問題の研究をサポートすることに同意した。

出典:https://www.chula.ac.th/en/news/34004

タイ・コンケン大学、メガプロジェクトを開始〜学校業界動向〜

2020年9月15日、コンケン大学は、建設請負業者であるChristiani & Nielsen (Thai)および有力な建設会社Arunchai Seree Consulting Engineersとの間で、医療センターの建設プロジェクトに関する契約を締結した。

同大学のメガプロジェクトは、カウンシルによって完全にサポートされており、低所得者や遠方からの患者に考慮した宿泊施設が提供される。このプロジェクトにより、北東部とその周辺地域の人々に大きな利益をもたらす。

医療センターは、機器などを除き43億バーツの予算が割り当てられた。さらに、建物の使用およびサービススペースは120,000㎡であり、医療サービスの拡張を可能とする。建設期間は4年であり、2024年に開業予定である。

出典:https://kku.ac.th/7831

タイのアジア工科大学院、戦略的協力協定を締結〜学校業界動向〜

2020年7月29日、アジア工科大学院は、ベトナムのヴァンラング大学と5年間の戦略的協力協定の締結を発表した。これにより、人的資源を強化するためのプログラムと大学院の学術プログラムを開発・実施する。

両大学間の協力は、ビジネスの博士号プログラム、環境科学およびテクノロジーに注力される。これには、共同研究、特にデータサイエンスおよびAIテクノロジーの修士号プログラムを含むが、これらに限定されない。

人材育成と研究能力の強化に関するタイとベトナムの協定は、2020年7月22日にホーチミン市とバンコクの2つの機関を結ぶ仮想式典を介して覚書(MOU)の署名が行われた。

出典:https://www.ait.ac.th/2020/07/new-strategic-partnership-with-vietnams-van-lang-university

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2019年 タイの学校(教育)業界

医師需要に対応!タイのKMITL、医学部を設置〜学校業界動向〜

2019年9月13日の発表によると、King Mongut’s工科大学(KMITL)はタイの高齢化社会の進行に伴う医師不足に対応するため、新たに医学部を設立した。6年間の学士課程プログラムでは、全ての講義が英語で行われ、Sirindhorn病院が学生の外来実習先となる。

KMITLでは「タイの総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は2040年に25%に達すると見込まれているのに対し、医師の数は国民2,000人あたり1人と非常に少ない基準になっており、医師や医療の専門家の需要はますます高まっていく見通し」と述べる。

KMITLは工科大学だが、特に医師として開発や研究分野に秀でた人材を育成することを大学の方針と定めている。今後先進的医療機器や装置の開発研究も視野に入れた研究を行う。

出典:http://md.kmitl.ac.th/wp-content/uploads/2019/05/รับสมัคร-62-รอบพิเศษ.pdf/

カリキュラムの見直しへ、タイのChulalongkorn大学〜学校業界動向〜

2019年9月10日、タイの最高学府とも言われるChulalongkorn大学は、社会の新たなトレンドへ対応できる学生を育成するために、コミュニケーションアート学部のカリキュラムの見直しを行うと発表した。

全255の科目が開講される予定だが、7つのコミュニケーションアート学士課程専攻のうち4つはデジタルプラットフォームにフォーカスする内容へ見直し、メディア産業に対するデジタル化に焦点を合わせたカリキュラムを多く設定する。

data journalism、social media for journalism、design for digital games、the role of rhetoric in new mediaといった新たな科目が設けられ、学生たちは別の学部が開講している科目も受講することができるようになる。

出典:https://www.commarts.chula.ac.th/upload/2018/09/43CA5694-03E1-C3DE-46EB-B0F1333A457B/นิเทศศาสตรบัณฑิต%202561_final%204-9-61_สำหรับเว็บ.pdf

タイで学生ローン返済本格化へ、返済の新制度とは?〜学校業界動向〜

2019年8月20日の発表によると、タイの学生ローン基金(SLF)は学生時代に基金から奨学金などの大きな借り入れをした者の雇用主には給与天引きの実施が求められる旨を、会計検査院より通達を出したとのこと。

まずは公務員が対象となり、約17万人の政府関係機関で働く者が対象となる。さらに2020年には民間企業にも同様の給与天引きが実施される見通しで、給与天引き漏れを起こした場合は雇用主が説明責任を負うという仕組みになる。

タイの学生ローン基金(SLF)は1996年から2018年の間、540万人の学生に5,600億バーツの貸付をタイ国内で行ってきたが、定期的な返済を行っているのが130万人という現状を鑑みて、新制度を発効させた。

出典:https://www.studentloan.or.th/th/highlight/1547796675

タイの大学学部の半数が定員割れ、対策は?〜学校業界動向〜

2019年6月23日、Council of University Presidents of Thailand(CUPT)は、現在タイ全国で採用されているタイ大学統一入学制度(Thai University Central Admission System:TCAS)は順調に機能しているが定員割れが起きていると発表した。

2019年、タイ国内の全大学には91,340のコースがあり、445,364の定員募集があったが、コースに関する偏りが非常に大きく、定員割れは半数のコースに及ぶとされた。

今後Council of University Presidents of Thailand(CUPT)は、なぜ受験生が特定の学部を選んだり、入学を辞退したりするのか、といった行動理由を明らかにし、大学の学部の設定を再考すると述べた。

出典:http://www.cupt.net/ประกาศสมาคมที่ประชุมอธ-3/

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2018年 タイの学校(教育)業界

タイのシラパコーン大学、技術面で高い評価〜学校業界動向〜

学術誌などの文献データベース構築に取り組むThai-Journal Citation Index Center (TCI)は「タイの科学技術紀要」を公開した。中でも、美術や考古学分野でタイ最高峰を誇るシラパコーン大学薬学部は社会に技術面で影響を与える因子が0.179と全調査対象機関272団体のうち51位と高い数値を示している。

シラパコーン大学はタイ国内にキャンパスを置く国立総合大学の一つであり2018年現在、約7000人の学生が在籍する。芸術などの領域で国内外からの高い評価を得る同学では近年、薬学部をはじめ科学研究分野での成果も伸ばしている。

TCIはタイで最も歴史と権威ある学術系ジャーナルの一つで、多岐にわたる学術分野の団体別の評価を行っており、論文、研究結果の商業利用などの評価を行っている。

QSアジア大学ランキング2019発表!タイの大学最高位は?〜学校業界動向〜

世界最大規模の大学評価機関である英系クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、以下QS)は2018年10月24日、〈QS世界大学ランキング 2019〉を発表した。タイの大学最高位は同国で最も古い歴史を持つチュラーロンコーン大学の271位。

チュラーロンコーンは前年の245位から大きく順位を下げたが、アジア圏内では昨年の50位より順位を上げ、44位となった。タイ全体の傾向として、近年卒業生が就職難に陥るケースが増加していることから、雇用分野に関連する数値が全体の評価の低下につながっている。

QSのリサーチ責任者であるBen Sowter氏は「アジアはおそらく世界でもっとも高等教育機関の競争が激しい地域である」と述べ、政府-民間の協働援助をはじめ、研究開発と教育提供の機会をさらに拡大させる必要性があることを明らかにした。

出典:https://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2019

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タイのワライラック大学、学術品質評価4.66を獲得〜学校業界動向〜

ワライラック大学はタイ高等教育委員会による学術品質評価において、4.66の好成績を記録したと発表した。特に芸術文化の維持管理部門(4.86)、管理組織 (4.83)部門で高得点を記録している。

同大学は数々の優秀な卒業生の輩出を誇りとしており、特に全英高等教育専門職能の基準枠組み (The UK Professional Standards Framework; UKPSF)の批准など、タイ社会の基盤を担う人材育成に力を注ぐ。

授業を英語で進行するなどの取り組みや入学志望者数の増加も高い評価を得る要因となっている。大学経営陣と評議会は同大学の国際競争力の向上と教育カリキュラムの発展に向け、学生の学位取得のための明確な指針を示しており、高度な技術と資質を備えた講師の採用を積極的に行っている。

出典:https://www.wu.ac.th/th/news/14675

タイのタンマサート大学、政府よりイノベーション賞を受賞〜学校業界動向〜

社会開発省による全国優秀青少年部門においてタンマサート大学が開発・イノベーション賞を受賞した。公衆衛生学科をはじめ、多くの学生が独自の研究開発を行える環境整備やそれに向けた支援に積極的に取り組んでいる点が評価されている。

同大学2年生Orawanさんが発明した「Safety Flip&Lock Wear」は、持続可能なエネルギー・環境開発のための学生プロジェクトとして、国立代表評議会 (NRC)よりタイ代表に選出された。さらに、台湾で開催されたコンテスト「台北国際発明ショー&テクノマート (INST)2017」に参加し銅メダルを獲得するなど国際的な評価も高い。

キャンパス設計にも工夫が見られる。学生の自主性や研究意欲に応えるためCO-LEARNING (学び合い)スペースが設置されるなど、学科の枠組みを超えた学術研究を促進するための仕組みづくりが進められている。

キャンパス設計にも工夫が見られる。学生の自主性や研究意欲に応えるためCO-LEARNING (学び合い)スペースが設置されるなど、学科の枠組みを超えた学術研究を促進するための仕組みづくりが進められている。

出典:http://www.tu.ac.th/thammasat-co-learning-space-rangsit

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