【順調に拡大中!?】インドネシアの保育業界

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インドネシアは近年、就学前児童への教育の拡充に力を入れており、順調に保育業界の需要は拡大しています。2022年度も、Kinderland Prescholが募金イベントを開催するなど、インドネシア各地で保育業界の発展に向けた取り組みが行われています。

今回は、そんなインドネシアの保育業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

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目次

2022年 インドネシアの保育(教育)業界

BPK Penabur、生徒のニーズに敏感な教育〜保育業界動向〜

幼稚園から高等学校まで運営するBPKPenaburが2022年12月20日、ホームページで「生徒のニーズに敏感で、積極的に革新するインスピレーションを与える教育」について述べた。

インドネシアの教育改革の最前線に立つには、学習への情熱、新しいことに挑戦する意欲、革新に積極的に取り組む必要がある。生徒の可能性を伸ばし、生徒が強い個人に成長し、批判的に考えることができ、他の人を愛せるようになることを目指している。そのため、各生徒のニーズに敏感になるように準備を整え、クラスを管理し、教育方法、カリキュラム、学習方法を最適に開発できるようにしている。

園児の性格は独特でさまざまな才能があるので、性格に合わせた教え方に気を配る必要があるとのこと。

出典:https://bpkpenabur.or.id/cities/jakarta/berita/press-release/frisda-silaen-guru-inspiratif-yang-peka-terhadap-kebutuhan-peserta-didik-dan-aktif-berinovasi

Discovery Center、2022サマーキャンプ実施〜保育業界動向〜

校長が英語を母国語とし、アメリカで5年、インドネシアで13年の教育経験がある幼児教育機関Discovery Centerで2022年サマーキャンプが行われた。

期間は2022年6月6日から7月29日。キャンプには毎週参加でき、Discovery Center在籍者以外も招待できる。

キャンプでの行事は、1)物語、演劇、人形劇、遠足、仮装パーティー、パドリング、2)プール、料理、ゲーム、特別プロジェクト、3)アートプロジェクト、科学、ダンス、音楽、料理などのテーマを反映、4)毎週異なる。2022年5月27日までに申し込むと料金が8%割引される。キャンプ地は荒野、海洋、極地、北半球の森、草原、湿地帯、雨林、山岳など。1回目:6月6日から8回目:7月25日まで毎週行われる。

出典:http://www.discoverycenter.co.id/summercamp.html

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ジャカルタ日本人学校幼稚園部2023校納金通知〜保育業界動向〜

2023年1月12日付けで、ジャカルタ日本人学校維持会よりジャカルタ日本人学校の保護者に向けて2023年度のジャカルタ日本人学校の校納金についてのお知らせが届けられた。

2021年度の学校維持会理事会において学校運営の継続性の観点からインドネシアの過去の物価上昇率程度(5%)の値上げを毎年行うことが決定されました。

この決定に従い2023年度も引き続き5%の校納金値上げを実施いたします。ということから、2023年度のジャカルタ日本人学校の幼稚部の校納金は、1)入学金:Rp4,851,000、2)授業料:Rp4,851,000/月、3)施設使用料:Rp662,000/月となる。なお、支払いについては、年間一括払いか学期払いのどちらかが選択できる。兄弟一括払いもできる。

出典:https://kindergarten.jjs.or.id/pdf/2023/school-fee-2023.pdf

オイスカジャカルタ幼稚園、3年ぶり運動会開催〜保育業界動向〜

東南アジアに展開する日系の幼稚園で1986年にオイスカ香港日本語幼稚園で初めて海外進出し、その後、上海、広州、マニラ、バンコク、シラチャと展開し、2014年にオイスカジャカルタ幼稚園が設立された。日本人子女を対象とし日本の文部科学省「幼稚園教育要領」に準拠した教育が行なわれている。

2022年11月4日、「おいすかだより」が発行された。2022年10月16日に3年ぶりに開催された「運動会」が特集されている。天気予報で雨模様でしたが、当日は運動会日和に恵まれた。

子供たちの頑張りと、保護者の方々の暖かい声援とご協力、教職員のチームワークで思い出に残る1日となった。和太鼓に合わせて踊る姿や一生懸命徒競走する姿に惜しみない声援が送られた。

出典:http://www.oisca-youchien.com/PDFFiles/221105115714.pdf

Kinderland、Kinderland Got Talent実施〜保育業界動向〜

Kinderland Preschoolは2022年12月8日にホームページでKinderland Jakartaコミュニティイベント「Kinderland Got Talent」について報じた。

Kinderland Got Talentは、Kinderland Jakartaコミュニティを結びつけることを目的とした募金イベント。ボナビスタ、クニンガン、ムアラカラン、ポンドックインダ、プロマス、サンライズガーデンの6つのキンダーランドジャカルタセンターの児童と保護者が集まって、子供たちの才能を紹介し、チャリティープロジェクト「Gerobak Pintar」というカート上の図書館の資金を集めた。

Kinderland Got TalentはZoomによる予選と、決勝でのライブパフォーマンスが行われた。子供たちは、歌やダンスの演奏、キーボードの演奏、詩のリサイタル、読み聞かせなど、さまざまな項目を実行してコンテストに参加した。

出典:https://kinderlandindonesia.com/kinderland-jakarta-community-event-kinderland-got-talent/

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2021年 インドネシアの保育(教育)業界

インドネシアのBPK、園児教育に「アドベンチャー」ゲーム活用〜保育業界動向〜

2021年7月12日、インドネシアの幼稚園BPK PENABUR JAKARTAはホームページで園児の教育に「BESTアドベンチャー」ゲームを使っていることを明らかにした。

「BESTアドベンチャー」は、2人の「BESTキッズキャラクター」の「ティモシー」と「キナン」が子供たちを一緒に冒険に連れて行くゲーム。名前を入力しキャラクターを決定後、最初のレベルは家を冒険し、選択した対象物を捕まえるとミッションが完了する。その後、キッチン、農場、スーパーマーケット、学校へと次のレベルの冒険に招待される。

また、このゲームは子供たちにコーディングやプログラミング言語を紹介する。このゲームを通じて子供たちはコンピュータサイエンスのスキルを訓練し、デジタルリテラシーを高めることになる。

出典:https://bpkpenabur.or.id/cities/jakarta/berita/press-release/hari-pertama-sekolah-bpk-penabur-jakarta-luncurkan-gim-best-adventure 

インドネシアのジャカルタ日本人学校幼稚園部2学期編入園児募集〜保育業界動向〜

ジャカルタの日本人学校幼稚園部は、2021年7月15日にホームページで2021年2学期からの編入園児の募集を発表した。

募集園児は年少(満4歳:2016年4月2日から2017年4月1日生まれまで)、募集人数は15名、申し込み資格は日本国籍を有し、申し込みの時点で保護者および子女自身がインドネシアに在住していること。申し込み開始日時は2021年7月22日ジャカルタ時間午前8時からで、申し込み方法は必要書類をメールに添付して送付すること。

受け付けは申し込み先着順となり、定員に達した場合は順番待ちリストを作成する。感染症拡大のため、1学期末までオンライン保育を行っており、2学期初めもオンライン保育の可能性があるとのこと。

出典: https://kindergarten.jjs.or.id/blog/2021/07/15/%e5%b9%b4%e5%b0%91%ef%bc%88%ef%bc%94%e6%ad%b3%e5%85%90%ef%bc%89%ef%bc%92%e5%ad%a6%e6%9c%9f%e7%b7%a8%e5%85%a5%e5%9c%92%e5%85%90%e3%82%92%e5%8b%9f%e9%9b%86%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99/ 

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インドネシアのキンダーランド幼稚園、教職員のワクチン接種へ〜保育業界動向〜

インドネシアの幼稚園Kinderland Preschoolは、教職員のCOVID-19ワクチン接種状況について明らかにした。

現在、同国は長期の学校閉鎖の真っただ中にある。学校閉鎖は子供たちの交流を妨げるだけでなく、子供たちの社会的感情的発達と幸福に影響を及ぼす懸念がある。これを受け、ジョコ・ウィドド大統領は、政府が2021年6月までに500万人の教師と教育スタッフに予防接種を行うことを目指していると発表した。

政府の努力に沿って、キンダーランド幼稚園では6月までに、すべての教職員がワクチン接種を受ける予定。2021年7月の新学期には対面式のクラスに戻すことができるとのこと。

出典:https://kinderlandindonesia.com/nationwide-vaccination-for-teachers-of-kinderland-preschool-indonesia/ 

インドネシアのBSJ幼稚園、オンライン学習でも創造性を重視〜保育業界動向〜

インドネシアの外資系幼稚園ブリティッシュ・スクール・ジャカルタ(BSJ)幼稚園は、2020年11月17日にジャカルタ・ポストの記事を紹介した。

記事の題名は「BSJ幼稚園では創造的な教育が楽しいオンライン学習のきっかけとなる」である。BSJ幼稚園はオンライン学習のためにiPadとたくさんの資料を備えた学習キットを提供することで家庭学習を支援し、想像力を刺激している。とりわけ、生徒に送られるアクティビティパックには、チョーク、プレイドウ(小麦粘土)、カウントステッカーなど自宅で創造力を発揮するためのアートやクラフト用品が含まれている。

BSJ幼稚園は英国のカリキュラムを使い生徒の好みに合わせた探索型学習に重点を置いている。

出典:https://www.bsj.sch.id/community/bsj-in-the-news 

インドネシアのMIS、コロナ禍での芸術教育の重要性を訴える〜保育業界動向〜

幼児から高校生まで一貫教育を行うインドネシアの私立学校Mentari Intercultural School(MIS)は、「コロナ禍の芸術教育の重要性」という記事を発表した。

ユニセフによるとパンデミックのため1億5千万人もの子供たちが教育を受けることができない。インドネシアでは幼稚園から高校までの6,800万人の子供たちが家庭学習を余儀なくされた。しかし、全ての子どもが平等にインターネットにアクセスできるわけではなく、多くの子供たちが環境の変化に順応できず孤立感、混乱、不安を増大させている。

一方、想像力が鮮やかで、混じり気がない子供たちが作ったアートは、大人が子供の精神の内部を理解する上での手助けをしてくれる点で重要だとしている。

出典:https://www.mentarischool.com/news/blog-post-title-three-e598l-z6ccx-l59dy-mnyz6 

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2020年 インドネシアの保育(教育)業界

インドネシアで保育業界大手のMy Tootsie Bear、オンライン保育実施中

インドネシアで保育サービスを行うMy Tootsie Bear Child Careは2020年7月5日、フェイスブックでオンライン保育の様子を紹介した。

同社はCovid-19 パンデミックの中で保育サービスを行う方法として、zoomを活用したオンライン保育を行っている。保育士たちが園児の両親にzoomの使い方を教えることで、園児たちはzoomを通した新しいコミュニケーション方法を学び、体験することができる。

zoomを通じて、お絵描き、クイズ、音楽、お遊戯、お遊びなど、保育士と園児たちがリモートでコミュニケーションできることは子どもたちにとって素晴らしいことだと締めくくっている。

出典:https://www.facebook.com/mytootsiebear/posts/10158081624621418  

インドネシア・ジャカルタ日本人学校幼稚部、2学期もオンライン保育〜保育業界動向〜

2020年8月26日、ジャカルタ日本人学校幼稚部は2学期の保育もオンラインで実施することを発表した。

2学期には対面式保育ができるよう関係省庁と調整を行ってきたが、教育文化省南タンゲラン支部からは「グリーンゾーンもしくはイエローゾーンになるまでは、対面式授業は認められない。日本人学校であっても感染症対策という点においては地方行政に従うことが必要である。」、「感染症対策徹底のため、幼稚部は小中学部の開校から2ヶ月後に開園することができる」との回答を得たことを明らかにした。

2020年8月現在、南タンゲラン市はオレンジゾーン(レッドとイエローの間)となっている。

出典:https://kindergarten.jjs.or.id/blog/2020/08/26/%e4%bb%8a%e5%be%8c%e3%81%ae%e5%af%be%e5%bf%9c%e3%81%a8%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e5%b9%bc%e7%a8%9a%e5%9c%92%e5%86%8d%e9%96%8b%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ 

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インドネシアの日系オイスカ幼稚園、10月もzoom保育〜保育業界動向〜

1986年に公益財団法人オイスカによりオイスカ香港日本語幼稚園が開園された後、上海、広州、マニラ、バンコク、シラチャ、ジャカルタへと展開してきた日系のオイスカジャカルタ幼稚園は「10月オイスカオンライン」を発行した。

10月の3つの園児向けプログラムについて紹介した。

①zoom保育:月曜日から金曜日まで8:30-9:00に「朝の会」、9:30-10:00に「月のテーマに沿った活動」が行われる。

②コミュニケーション・タイム:月2回行われ、1回の時間は30分。園児の知的好奇心が深まる対話や遊びを楽しみ、コミュニケーションは日本語のほか、英語でも可能。

③動画配信:毎週1本配信されるので、都合の良いときに視聴し遊んで学びましょうとのこと。

出典:http://www.oisca-youchien.com/PDFFiles/200929094619.pdf 

インドネシアで保育業界大手のKinderland、e-ラーニングで在宅学習実施

ジャカルタに7か所、スラバヤ・メダン・バンドンに各1カ所、合計10カ所の幼稚園を運営するKinderlandは2020年5月13日、Covid-19の最中、e-ラーニングを行っていることをホームページで紹介した。

KinderlandではPlaygroupからKindergarten2までの子供たちにズームとスカイプセッションを使って自宅から参加できるe-クラスを実施している。

フォローアップ活動ワークシートを含む学習資料は、子供たちがレッスンに備えるのを助けるために、事前に両親に送られる。在宅学習はレッスン計画の中断を最小限に抑え、学習を継続できるように配慮されている。友達や先生とオンラインで交流できるので毎日子どもたちの参加率はとても高いということだ。

出典:https://kinderlandindonesia.com/fun-interactive-home-based-e-learning-for-kinderland-indonesia-children-during-covid-19-outbreak/

インドネシアのStarchild、創立2周年を迎え新たなサービス導入〜保育業界動向〜

日本でStarchild保育所の経営を行うヒューマングループのインドネシア現地法人PT Human Cita Ananda(Starchild)は2020年7月19日に創立2周年を迎えたことをホームページでアナウンスした。

この2年間、Starchildは子育て、教育、遊びの面で常に最善の解決策を提供しようと努力を続けてきた。また、今日の困難な状況の中で、親子が可能な限り最善の日常活動を行えることを支援し続けるための新しい方法を模索している。

例えば、訓練を受けて認定されたチームとともに、子供たちが家で学び、遊び続けるためのHOMECARE SERVICE(ホームベビーシッターサービス、NANAIRO CLASS)などの新しいソリューションを提供している。

出典:https://starchilddaycarejkt.com/starchild-daycare-and-learning-center-2nd-anniversary/

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2019年 インドネシアの保育(教育)業界

ヒューマンホールディングス、インドネシア・ジャカルタに保育園〜保育業界動向〜

日本で保育事業を展開するヒューマンホールディングスは2018年7月18日、インドネシアの大手財閥ラディアントグループのPT. Radiant Centra Nusantaraと協働でジャカルタのクニンガン地区に現地の子どもたちを対象とした保育園「スターチャイルドインドネシア」を開設することを発表した。

同園は今後0歳~5歳の乳幼児40名を受け入れる予定。日本流の安心・安全な保育をベースに、インドネシアの文化・習慣を積極的に取り入れてローカライズされた新しい保育園を目指す。

同園の幼児教育プログラムは英語やプログラミング教育、九九の暗記、読書の習慣づけなど実践的な就学前教育を特長とする。園内には園庭を設置、心身ともに発育・成長する環境づくりに取り組む。

キンダーランド、インドネシアで保育士のワークショップ実施〜保育業界動向〜

ジャカルタ、スラバヤ、バンドン、メダンと全国4都市に展開するキンダーランドは2018年5月現在、ジャカルタに6つの幼稚園を有し保育士約100名を雇用している。

キンダーランドは100名の保育士を対象に、シンガポールの保育士訓練機関であるKLCインターナショナルインスティチュートから講師を招き、2018年2月9日と10日の二日間、就学前幼児教育に関するワークショップを開催した。

1日目のテーマは「高いコミュニケーション能力を備えた保育士の人材育成に関するエンパワメント」、二日目は「未就学児童のためのルールづくりと指導要領」となった。今回のワークショップは高い質が保証された就学前教育における人材育成に主眼を置いたもので、他国機関より招集された講師陣より最先端の教育指導について講義が行われた。

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インドネシアのJJS幼稚部、アンニサ幼稚園と交流会〜保育業界動向〜

ジャカルタ日本人学校(JJS)幼稚部は2018年9月17日、インドネシア人の児童らが通うアンニサ幼稚園との交流会を行った。

歓迎会では、JJS幼稚部は「ハイポナー体操(パイナップルになりきって踊る体操)」、アンニサ幼稚園は「ムライビンタン」を一緒に踊った。その後、お互い言葉は通じないが「なべなべそこぬけ」「チンチリピット」「相撲」「アスレチック」「サッカー」などで大いに盛り上がったとのこと。

共通の言葉はなくても、とても楽しそうに遊んでいる子供たちの笑顔こそが共通の言語だと先生には感じられたそうだ。幼い頃から異文化に触れ異文化に抵抗を持たない気質が育まれ、それが子供たちの将来に大きな財産となることが願わしいことだ。

インドネシアのTUTOR TIME、幼児期に社会的スキルを育成〜保育業界動向〜

ジャカルタに6カ所、バンドン、スラバヤ、セルポン(バンテン州)に各1カ所、合計9カ所に保育園・幼稚園を展開するTUTOR TIMEは、2018年4月19日付けでホームページに「幼児期(1~2歳)にポジティブな友好関係を学ぶ」と題した記事を掲載している。

新生児は人の顔を見るのが好きだ。生まれて数か月のうちに他者と友好関係を結ぶ方法について学び始める。また、周囲の大人たちがどのようにコミュニケーションをとっているかを興味深く観察し社会的スキルを学んでいる。

他者と適切かつ適度なコミュニケーションをとることが子どもの社会的発達の鍵になる。TUTOR TIMEでは、徐々に他者との距離感覚を育むことや他者への安心感・信頼感を持つこと、適切な社会関係を結ぶことを人間的な基盤として位置づけるという視点で早期教育が行われている。

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2018年 インドネシアの保育(教育)業界

東南アジア教育大臣機構 (SEAMEO)、幼児教育支援の新組織設立〜インドネシアの保育業界動向〜

東南アジアにおける教育整備の協力機関、東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)は、新たに幼児教育・子育て地域センター(SEAMEO CECCEP)を設立。幼児教育や家族教育分野の研究開発等でイニシアティブを取る方針を発表。

依然としてまだ多くの地方自治体が幼児教育に充分なサポートを提供できていない現状があり、地域全体での包括的なサポート体制整備の必要があるとしている。

また、デジタル技術を活用した、質の高い幼児教材の開発や人材の育成などが今後の課題として挙げられている。

インドネシアの家庭内保育、未だ改善の必要が〜保育業界動向〜

インドネシア児童保護委員会(KPAI)の副委員長であるスサント氏は、「子供にやさしい家族の精神」と題した論文を新聞に寄稿。家庭内保育の改善、学校と家庭が密接に連携した教育が必要であると訴え、教育文化省から表彰を受けた。

同氏はこの論文で、インドネシアにおいては依然として暴力を伴う保守的な保育が行われていることを指摘。愛に基づいた子供にやさしい保育へのパラダイムシフトが必要だと主張している。

具体的には、学校と家族の両者が共に子供を育てていくという、ホスピタリティの重要性が説かれた。

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インドネシア、ローカル保育サービスの事例〜保育業界動向〜

6名の母親達によって2014年に設立されたTiny Toes Childcare Centerでは、3ヶ月から4歳までの児童を対象とした保育サービスを提供している。子供の年齢に応じた、テーマ別の教育活動が実施されている。

3ヶ月から1歳の幼児の場合は、身体運動の訓練に焦点を当てた活動が主に行なわれる。1歳から2歳の子供の場合は、屋外遊び、物語の読み聞かせ、英語を使用した歌遊び、などが行われている。

インドネシアの、または国際的な記念日に合わせて月替わりの教育テーマが用いられる。例えば、テーマが交通の場合は、陸・海・空の交通手段の種類を学ぶなど。

インドネシアで保育業界大手のKinderland、その取り組みとは?

Kinderlandは23年間に渡ってインドネシア国内で幼児教育ビジネスを提供している企業であり、創業の地ジャカルタをはじめスラバヤ・メダンなどインドネシアの主要都市において事業展開を続けている。

近年、インドネシアは経済成長に伴なう中間層の増加によって、子供の教育にお金を掛けようとの意識を持つ家庭が増えている。現在2つの小中学校と6の幼稚園を運営する同社であるが、今後5年で新たに10拠点の建設を計画している。

インドネシア国内の他、シンガポール・カンボジア・マレーシア・中国・バングラデシュの計60以上の幼稚園とネットワークがあり、同業間での強い結びつきも築いている。

まとめ:インドネシアの保育業界

インドネシアでは働く女性の数が増加し、保育のデイケアは、特に都市部で不可欠となり需要が増加しています。今後も同国の保育サービス業界は多くのビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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