シンガポール旅行業界の最新動向!注目の企業出展や特典満載のフェア情報をチェック

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地理的に近い東南アジア諸国やオセアニアを中心に、国民の海外旅行が盛んなシンガポール。
シンガポール在住者の海外旅行ブームと共に、旅行業界は今後も好調な成長が期待されています。

今回は、そんなシンガポールの旅行業界に関する業界情報をお届けします。さらに、業界最大手のChanbrothersやSA Tourなどが参加するNATAS Holidays 2023やSimply Amazing Travel Fairの情報もお届け。
シンガポールの旅行業界を知り尽くすこの記事は、アツい情報が満載。
ぜひ、業界の最前線をチェックしてみてください。

読了時間の目安:5分

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目次

2023年 シンガポールの旅行(エンタメ・IT・個人サービス)業界

Chanbrothers、NATAS Holidays 2023出展​

シンガポールの現地旅行会社Chanbrothers.com Pte Ltd (Singapore)が2023年8月7日、フェースブックでNATAS Holidays 2023に出展することをアナウンスした。​

NATASはNational Association of Travel Agents Singapore(シンガポール両行会社協会)で現在の会員数は約400社。NATASは年2回シンガポール最大の旅行フェアを開催。一つはNATAS Travel。もう一つはNATAS Holidays。両フェアへのビジターは10万人以上。​

NATAS Holidays 2023は2023年8月11日~13日10AM~9:30PMでSingapore XPO Hall4&5で開催される。入場料は無料。Chanbrothersはブース5H01に出展。会期中、ラッキードローをはじめ様々な特典が準備されているので、ぜひ、会場を訪問くださいとのこと。​

出典:https://www.facebook.com/ChanBrothersTravelSG/posts/pfbid027eqG1nrb7mSFRag7M7LBtoVqbaKR9HbjQdARr6ckGDrpySTkU6D9GgqQpxqnk9gSl

https://www.natas.travel/ ​

SA Tour、Simply Amazing Travel Fair開催​

シンガポールの現地旅行会社Sino-America Tours Corporation Pte Ltd (Singapore)が2023年8月6日、フェースブックでSimply Amazing Travel Fairを開催することを明らかにした。​

このフェアは8月9日から13日までチャンギ・シティ・ポイント地下アトリウムで開催されるSA Toursの催し。チャンギ・シティ・ポイント地下アトリウムは8月11日~13日に開催されるNATAS Holidays 2023会場のSingapore EXPOの向かいで、NATAS Holidays 2023の混雑を避けて、ゆっくりとSimply Amazing Travel Fairをご覧くださいと勧めている。​

会期中旅行を予約するとポケットWIFIが無料でもらえる。100SGD~1,000SGD/カップルのアーリーバードディスカウントなどの特典がある。 ​

出典: https://www.facebook.com/SATours.SG/posts/pfbid0tc6sCkBsjiNb85PvdTSEcsp21aqXUfZG3wTZarETHotFu5zArAuJGvtVzEuFEPsQl

Dynasty、「Zoom Out 2023」を発表​

​シンガポール現地の旅行会社Dynasty Travelは2023年8月5日、faceブックで「Zoom Out 2023」を発表することを明らかにした。​

2023年8月12日、13日、19日、20日の4日間、11AM – 7PM、オーチャードロードのWisma Atriaで、ユニークな体験と比類のない快適さを求める目の肥えた現代の旅行者に向けた体験型旅行ショーケース「Zoom Out 2023」を発表する。​

Zoom Out 2023では20以上の目的地を巡るユニークな旅行イベントを用意している。Wisma AtriaのLevel 1 Atrium と Level 4 OCBC Wisma Atria Branchで多様な文化の中心への旅をお楽しみください。なお、来場者には無料のDynasty Travel折りたたみトラベルバッグをプレゼント。イベント期間中に旅行を予約すると最大450ドル割引。

出典:https://www.facebook.com/dynastytravel/posts/pfbid0nwq6R3vZvY1qTyzxWckn9tTogJHBcD7ZG2S6b8Js6RjhUpHsNTZbstGfSysVUcbGl

JTB、NATAS 会場でJR EAST PASS販売​​

日系の旅行会社JTB Pte Ltdが2023年8月3日フェースブックでJR East Passについて紹介した。​

近いうちに東日本一周する予定があるなら鉄道旅行のニーズに応えてJR EAST PASSをゲットしよう! 東北・長野・新潟周辺の有効エリアでは、5日間連続で新幹線・JR東線を無制限で乗車できるパスです!と紹介している。​

8月11日から13日にNATAS Holidays 2023の会場のJTBブースでパスを取得することができ、JR EAST PASSをNATASでお買い上げいただくとJTBからポータブルスピーカーを無料で在庫がある限りプレゼントするとのこと。ちなみに、JR EAST PASSは、東京を起点に長野、新潟、東北地方、さらには北海道へも接続できるとのこと。​

出典:​https://www.facebook.com/JTB.Singapore/posts/pfbid0Lv6VAcMoSRqkSS2TU5ii8518a3ZJWUb3Z1gpqmafDXS17TmC31ZokDTwLycPv3pHl

https://sg.jtbtrip.com/jrpass/description?q=TUEyMzA2MDAwMjI5&fbclid=IwAR0zZ_A9KxlxWM6_Q4PoFHefzVltRsx1tiZ61YvQ_2k6Q1jZp31QWV_mU9Y ​

CTC、南アフリカへのツアー販売​

中国系旅行会社のCTC Travel Singaporeはフェースブックで様々なツアーを紹介している。​

2023年7月22日には、シンガポールから遠く離れた南アフリカへのツアーを紹介した。「南アフリカは、その自然の驚異、豊かな文化、そして冒険心であなたをサポートします。野生動物サファリドライブに出かけ、ピラネスバーグ動物保護区に一泊して、自然の生息地でのゾウの威厳、ヒョウの優雅さ、ミーアキャットの遊び心のある行動を目撃しましょう。ガイド付きツアーでビクトリアの滝とチョベ国立公園で南アフリカの自然の驚異の畏敬の念を抱かせる美しさを発見しましょう。」​

11日間のツアー料金は一人当たり5,188SGDから。

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2021年 シンガポールの旅行(エンタメ・IT・個人サービス)業界

シンガポールの旅行代理店およびツアーオペレーターは「職場での安全な管理措置の要件に関するMOMのガイドライン」に従い、2020年10月19日から現場でのオペレーションを再開できる。企業は、業務再開日から2週間以内に、GoBusinessポータルを介して人員の詳細を提出する必要がある。

ライブまたは事前に録音された解説付きのツアーを再開するには、引き続き承認が必要である。旅行代理店、ツアーオペレーター、および観光ガイドは、評価のためにツアーの旅程とスケジュールをシンガポール観光局(STB)に提出する必要があり、通商産業省(MTI)の承認を得た後にのみ、提案されたツアーの企画に進むことができる。

2020年11月1日から、ウォーキング、サイクリング、カヤックツアーの最大グループサイズが10人から20人(観光ガイドを除く)に引き上げられ、1つのサブグループの最大人数が一般的な懇親会に制限される。

出典:https://www.stb.gov.sg/content/stb/en/media-centre/media-releases/Resumption-of-businesses-under-the-category-of-Travel-Agencies-and-Tour-Operators-Activities.html

シンガポール航空、トラベルパスを試験導入〜旅行業界動向〜

シンガポール航空は、国際航空運送協会(IATA)が提供するアプリ「トラベルパス」を航空会社として世界で初めて試験導入する。同社は2020年末より、「トラベルパス」をベースにした新しいデジタル健康認証プロセスの実証試験を開始しており、今回のモバイルアプリの試験導入は第2段階となる。

シンガポール発ロンドン行きの乗客を対象として、2021年3月15日から28日まで実施する。「トラベルパス」のiOSアプリより、乗客のプロフィールとパスポート情報から構成されるデジタルIDや、シンガポール国内7施設で実施した新型コロナウイルス検査の結果を格納できる。

IATAが提供する渡航情報マニュアル「Timatic」による、新型コロナウイルス検査や入国条件に関する情報も閲覧できる。

出典:https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/media-centre/press-release/article/?q=en_UK/2021/January-March/ne0921-210308

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“るるぶGift Shop2号店”がオープン〜旅行業界動向〜

JTB Pte, Ltd. は、オーチャードエリアに位置するシンガポール高島屋の3階、JTBトラベルサロン高島屋S.C.店内に“るるぶGift Shop2号店”を2020年4月22日にオープンした。

“るるぶGift Shop2号店”では、400点以上のバラエティある品揃えを楽しんでもらうよう、一部、自動認識システムRFID*(Radio Frequency Identifier)を活用して電子タグをレジで商品に交換するシステムを導入している。今後もより顧客にとって買いやすい店舗を目指し、リアルとWEBを融合した新しい取り組みを検討中である。

*RFIDとは無線を用いた自動認識技術の一種で、タグ(荷札)と呼ばれる小さなチップを用いて、様々なモノを識別・管理するシステムのこと。RFIDは、ID情報を記録した微小な電子チップ(RFIDタグ)を、電波によってリーダ・ライタと交信し、識別情報を交換する。

出典:https://press.jtbcorp.jp/jp/2020/02/gift-shop2gift-shop-express.html

観光局、TravelReviveで3つのMoUを締結〜旅行業界動向〜

シンガポール観光局は、ITBアジアとSTBが提供するTravelReviveで3つのMoU(覚書)の締結を発表した。TravelReviveは、COVID-19の期間中にアジア太平洋地域で物理的に開催された最初の国際旅行見本市であり、国内外の参加者と出展者が参加する。

Infocomm Media Development Authority(IMDA)とSTBは、B2Bイベントの主催者であるInforma Techと1年間の覚書に署名し、シンガポールで新しい国際技術イベントを開始する。また、世界有数の展示会主催者の1人であるフィエラミラノとSTBは、シンガポールに東南アジア地域本部を設立するための3年間の覚書に署名した。

他にも、STBはメッセミュンヘンとも提携。この1年間の覚書の下で、メッセミュンヘンはシンガポールに東南アジア地域本部を設立する。このパートナーシップは、世界有数の見本市企業がシンガポールで新しいアンカーイベントを作成し、東西の市場をつなぐグローバルアジアノードとしての地位を強化するというコミットメントを示している。

出典:https://www.stb.gov.sg/content/stb/en/media-centre/media-releases/Memorandum-of-Understanding-Signing-At-TravelRevive.html

JTBとJALの国内遊覧チャーターフライト〜旅行業界動向〜

株式会社JTBと、日本航空株式会社は、海外旅行をテーマにした「JTB×JAL海外を感じる 国内遊覧チャーターフライト」を共同企画し、シリーズ展開すると発表。

JTBでは、この国内遊覧チャーターフライト企画を「JTBこころトリップ」にて発売する。「JTBこころトリップ」では、国内での「リアル」な体験と合わせて海外各国の魅力をライブ中継や現地映像などで「バーチャル」に体験できる。

JTBとJALは、コロナ禍の今だからこそ、海外旅行を待ち望む顧客に、日本国内での遊覧チャーターフライトに海外のエッセンスを組み合わせたプランを楽しんでもらうことで、ポストコロナに向けた海外渡航気運の醸成と観光産業の活性化への貢献を目指す。2021年5月23日の遊覧テーマはシンガポールで、10月までに計6回実施予定である。

出典:https://press.jtbcorp.jp/jp/2021/03/jtbjal-1.html

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2020年 シンガポールの旅行(エンタメ・IT・個人サービス)業界

シンガポール航空が大規模な運航縮小を実施〜旅行業界動向〜

シンガポール航空はコロナウイルスの影響で、4月の終わりまで約96%のフライトを運休すると発表した。これにより、航空旅行の需要が崩壊し、旅客収入が大幅に減少した。

現在、設備投資と運用コストを削減するために積極的に対策を講じている。例えば、今後の納入予定の航空機の支払い延期や経営陣の給与引き下げ、自発的無休休暇制度などが挙げられる。

差し迫ったキャッシュフロー要件を満たすため、与信枠を利用し、将来の資金調達要件について金融機関と協議している。厳しい国境管理がいつ解除されるかを考えると、いつ通常のサービスを再開できるかは不明である

出典:https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/media-centre/press-release/article/?q=en_UK/2020/January-March/ne0620-200323

シンガポール観光庁、観光業界の支援策を発表〜旅行業界動向〜

2020年2月2日、シンガポール観光庁は、ホテルや旅行代理店、旅行ガイドなどに対し、ライセンス料を免除すると発表した。毎年360万人ほどいた中国人観光客の減少により、観光業は大ダメージを受けている。

さらにコロナウイルス感染の疑いがある、または確認された症例に宿泊施設を提供したホテルは、清掃と消毒の費用を支援すると発表。第三者の専門家によるクリーニング料金を最大50%をカバーし、症例が確認されたホテルごとに20,000ドルを上限としている。

感染の疑いがあるホテルの場合、施設ごとに10,000ドル。これは、シンガポールでコロナウイルス感染の最初の症例が検出された1月23日まで遡る。申し込みは2月10日から4月30日までで、その後観光庁は状況を評価して、さらにサポートが必要かどうかを確認する。

出典: https://www.stb.gov.sg/content/stb/en/media-centre/media-releases/stb-unveils-targetedmeasurestosupporttourismbusinessesaffectedby.html

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シンガポールの旅行トレンド〜旅行業界動向〜

イギリスの大手旅行サイトSkyscannerが2020年のアジア太平洋の旅行トレンドレポートを発表した。このレポートによると、日々の忙しい毎日から少し離れて休暇を取る、スロートラベルがシンガポール人の間で主流となっていることがわかった。

シンガポール人の約19%が時間をかけてひとつの町だけを隅から隅まで旅する自由な旅を求めている。スロートラベルの旅行先として今注目されているのは、ブダペスト、高松、チェンマイ、サイパンなどである。

またショートトリップ人気となっている。2019年には5人に1人が3-7日の近場の旅行に出ている。ショートトリップの魅力は、職場や家族を犠牲にせずに楽しめるという点である。バンコク、マニラ、ソウル、クアラルンプール、台北など近隣のアジアに行く人が増えている。

出典:https://www.skyscanner.com.sg/company-news/singaporeans-seeking-slow-travel-and-micro-escapes

シンガポールのITBAsiaとACTE、3年間の協力を表明〜旅行業界動向〜

アジアのリーディング旅行貿易ショーを実施しているITB Asiaと世界的BtoB旅行リーダーのAssociation of Corporate Travel Executive(ACTE)が戦略的パートナーになる件で、覚書にサインした。2020-2023年の3年を期間としている。

この締結により、両社はビジネスパートナーとして旅行業界の知識や経験をシェアし、経営を強化していく。例えば、ACTEは100以上の国に展開しているため、ITB Asiaが開催するイベントに他国から質の高いバイヤーや法人旅行マネージャーを紹介することができる。

さらに、ACTEにとってはITB Asiaのイベントを通じて様々なバイヤーや旅行業界のリーダーとのネットワークを広げることができる。このパートナーシップにより、グローバル法人旅行コミュニティーの教育・研究のシェアも実現でき、両社にとってWin-Winの契約となっている。

出典: https://www.itb-asia.com/resources/ck/files/Media/News-PR/PRESS_RELEASE_ITB_Asia_inks_three_year_collaboration_with_the_Association_of_Corporate_Travel_Executives_ACTE.pdf

JAL、シンガポールで新たにパッケージ旅行予約システムを開始〜旅行業界動向〜

2019年1月24日の発表によると、JALグループの子会社であるJALPAKは、シンガポールでWebにてパッケージ旅行の予約ができる新システムを開始した。顧客はフライトとホテルをワンクリックで予約することができる。

シンガポールは近年急速な経済成長を遂げていることから、旅行の機会も増えると見込まれている。新しい予約システムの導入により、JALPAKは国内外問わず幅広い経験を活かすことができると注目されている。

オンラインで日本-シンガポールの往復チケットと約5000ものホテルオプションを選択できる。パッケージには旅行保険も備わっているので安心。JAL PAKのサポートデスクが24時間対応可能なため、不明点も相談しやすい。

出典:https://press.jal.co.jp/en/release/201901/005031.html

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2019年 シンガポールの旅行(エンタメ・IT・個人サービス)業界

Alibaba、シンガポール政府と提携して中国人観光客を誘致へ〜旅行業界動向〜

電子商取引において中国最大手のAlibabaは中国からシンガポールへの中国人観光客誘致に関する覚書(MOU)を政府と交わしたと4月16日に発表した。この提携は3年間の予定である。

このMOUにより、決済システムのAlipay、旅行サービスのFliggy、動画配信サービスのYouku、クラウドサービスのAlibaba CloudなどのAlibabaシステムの主要ビジネスユニットと協力して、中国人旅行者の旅全体を通じて消費動向などに関する考察を獲得することが可能となる。

最初のコラボレーションは、「Passion Made Possible Privileges」キャンペーンで始まる。シンガポール入国前までのリサーチや到着後のお勧め観光地や商品紹介など、中国人をターゲットにした企画となる。この3年間のキャンペーンで、観光収入を増加させることができると考えられている。

出典:https://www.stb.gov.sg/content/stb/en/media-centre/media-releases/STB-and-Alibaba-Group-join-forces-to-co-market-Singapore

Traveloka、シンガポール含む東南アジアからの旅行客を勧誘〜旅行業界動向〜

2019年4月16日の発表によると、Singapore Tourism Board(STB)と、旅行およびライフスタイル業界における東南アジア最大のテクノロジー企業であるTravelokaは、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムからの旅行者にシンガポールへの旅行を推薦する覚書(MOC)を取り交わした。

シンガポールでの観光産業会議2019で署名されたMOCは、情報共有、マーケティングキャンペーン、コンテンツ生成の3つの広い分野をカバーしている。これはSTBとTravelokaの間の最初の戦略的パートナーシップであり、またSTBが汎東南アジアパートナーシップに署名したのは初めてのこととなった。

東南アジアはシンガポールへの観光客の重要な供給地域であり、2018年には観光収入においてインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムは上位12位に入っている。これらの5つの主要市場からの観光客は2018年の総来星数の3分の1を占め、観光収入の41.7億シンガポールドル以上の寄与をしている。

出典:https://www.stb.gov.sg/content/stb/en/media-centre/media-releases/STB-and-Traveloka-in-Partnership-to-Attract-More-South-East-Asian-Visitors-to-Singapore.html

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シンガポールのAsian Travels Network、旅行代理店業の免許剥奪〜旅行業界動向〜

2019年4月10日、Singapore Tourism Board(STB)は業界規制違反のため旅行代理店Asian Travels Networkの旅行ライセンスを停止したと発表した。この一時停止措置は、 Asian Travels Networkが新規旅行予約の受付を停止させることを示唆する。

旅行業務一時停止の理由は、Asian Travels Networkが会計年度末から6ヶ月以内に監査済み決算書を提出しなかったのが原因であるとされている。 監査済み決算書の提出は、旅行代理店規則に基づく要件である。

規定された期限までに監査された決算書を提出しなかったことは、「規制の下で義務付けられた最低限の財務要件を満たすための会社の能力に対する懸念を提起する」とコメントしている。疑惑のある旅行代理店に関しては断固たる対応を取ることを示しており、国内旅行業界の評判を守るために必要な行動であると注意を促している。

出典:https://www.facebook.com/atntravels/

2018年第三四半期、シンガポールへの外国人旅行者数は?〜旅行業界動向〜

2018年第三四半期までの国際訪問者到着数(IVA)は、前年同期比で7.5%増加して1,400万人の訪問者に達した。観光収入(TR)は、前年同期比1.1%増の206億シンガポールドル(SGD)に達し、観光、エンターテインメント、ゲームおよびその他のTRの増加は、ショッピング、宿泊施設および飲食の減少で相殺された。

ホテルの総客室料金は、2018年第3四半期累計で30億SGDと推定され、前年同期比で7.7%増加した。平均稼働率(AOR)は87%で、1.2ポイントの増加した。また、平均宿泊料金(ARR)は0.8%増の218SGDで、客室1室あたりの売上(RevPAR)は2.2%増の190SGDとなった。

2018年第3四半期間に関しては、IVAは前年同期比7.1%増の480万人の来場者を記録、TRは前年同期比3.1%増の72億SGDに達した。一方、ホテルの総客室収入は11億SGDと推定され、前年同期比7.3%の増加となった。

出典:https://www.stb.gov.sg/content/dam/stb/documents/statistics-marketing-insights/Quarterly-Tourism-Performance-Report/stb-q3-2018-final.pdf

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2018年 シンガポールの旅行(エンタメ・IT・個人サービス)業界

シンガポール航空2017年度純利益は148%増〜旅行業界動向〜

5月17日、シンガポール航空が2017年度版決算報告を発表した。報告によると、同年度の純利益は8.93億SGDで、昨年度と比較して148.1%の増益となった。また、旅客部門と貨物ビジネス部門における収益改善によって、営業利益は10億SGDを上回った。

連結決算においては、すべての部門で収益状況の改善がみられたため、年次ベースで9.37億SGDの伸びを見せ、6.3%増益の158.06億SGDとなった。

燃料コストの上昇傾向と競合他社の存在は引き続き懸念材料として残るものの、旅行需要自体は引き続き好調を持続すると予想されている。

出典:http://www.singaporeair.com/saar5/pdf/Investor-Relations/Financial-Results/News-Release/nr-q4fy1718.pdf

ベストエアラインにシンガポール航空が輝く〜旅行業界動向〜

トリップアドバイザー内の投票において、シンガポール航空が「2018年 世界のベスト・エアライン」第1位に選ばれた。また、同社は「ベスト・エコノミークラス(アジア地域)」など他の7カテゴリーにも選出されている。

トリップアドバイザーでのベストエアライン選定基準は、読者のレビューによる評価で、サービスの素晴らしさや品質、ブランド価値をもとに選出される。一年間にわたり集計した各航空会社へのレビューや格付けを、トリップアドバイザー独自のアルゴリズムを用いて評価する。

シンガポール航空は、今回の選出は光栄であり、スタッフによる日々の努力の賜物であること、国際的な競争力を保つようにしている結果だとコメントしている。

出典:http://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/media-centre/press-release/article/?q=en_UK/2018/April-June/ne1518-180409

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シンガポール人の2017旅行トレンド〜旅行業界動向〜

スカイスキャナーが発表したシンガポール人の旅行傾向に関するレポートによると、2017年は従来人気の観光都市から離れた地域への興味が高まっている。たとえば、インドのアムリトサルやイランのテヘランが上位にランクインしている。

スカイスキャナー内での検索数を集計すると、札幌市(127%増)、沖縄(121%増)、台湾の高雄市(118%増)、ネパールのカトマンズ(106%増)といった増加率の中、アムリトサル(217%増)とテヘラン(163%増)の増加率が群を抜いた数字となっている。また、アジアの他にはローマやアテネがそれぞれ105%の増加となっている。

アイスランド旅行が人気となった昨年と比較すると、同国への興味は薄らいでいる。2016年にシンガポール人が訪れるべき都市の1つとして挙がっていたレイキャビック(325%増)は、2017年には10%の増加にとどまった。

出典:https://www.skyscanner.com.sg/press-releases/skyscanner-singapore-travel-report-2017

シンガポール・ツーリズム・アワード〜旅行業界動向〜

2018年の「Singapore Tourism Award」で、29の個人と団体が表彰を受けた。この賞は、素晴らしい観光体験の提供や優れた事業成績に対して贈られるものである。

最優秀賞は、国立公園局と Gardens by the Bay の設立者/CEOである Kiat W. Tan氏が受賞した。同氏の生涯にわたる旅行業への輝かしい功績が認められた形となった。Tan氏はシンガポールの緑化に30年以上にわたって尽力し、その情熱と揺るぎない献身度合が評価された。Gardens by the Bay の開発およびSingapore Botanic Garden の再開発を主導し、その両方ともが同国を代表する観光名所になっている。

また、日本企業である JTB と、オーチャードの巨大モール ION Orchard も観光業への貢献を認められて特別賞を受賞している。

出典:https://www.stb.gov.sg/news-and-publications/lists/newsroom/dispform.aspx?ID=752

まとめ:シンガポールの旅行業界

魅力的な観光地として多くの旅行者が訪れるシンガポール。同時にシンガポール在住者の海外旅行も盛んで、手軽に足を延ばせるアジアが人気となっているようです。観光業が好調で旅行関係サービスの需要が高い今こそ、シンガポール進出のチャンスなのではないでしょうか?

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