【海外労働者の増加】フィリピンの人材サービス業界

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フィリピン人は海外へ出稼ぎへいき収入を得るという割合が多く、海外労働を円滑に進めるためのサービスなども多数提供されています。今後も海外労働者は増えていくのでしょうか?

今回は、そんなフィリピンの人材サービス業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

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目次

2023年 フィリピンの人材サービス(金融・法人サービス)業界

CSI、フィリピンにオフィスを開設することを発表

カリフォルニアに拠点を置き、フィリピン人が運営する大手人材紹介会社である CSI Professionals社は、30周年記念式典で2023年末までにフィリピンに支社を開設することを目標としていることを発表した。​

CSIの創設者兼社長のマルティネス氏は、世界中でさまざまな国籍に雇用を提供するための多文化アプローチを強化すると述べ、実際にトレーニングチームはフィリピンの21の教育機関を訪れた。​

CSI社は過去30年で、専門職業、専門知識や学士号を持つ人材の正規雇用の斡旋に関して、約15〜20 %の安定した成長を記録しており、拡大計画によってさらに30%に引き上げることを目指している。​

​出典:https://www.csi-professionals.com/post/california-based-employment-firm-to-open-office-in-ph-by-end-of-2023​

移民労働者省、偽求人と違法募集で​ 海事コンサルタント会社を閉鎖

移民労働省は、R.T.M.海事コンサルタントサービス社を違法な人材採用活動と不正な料金徴収の疑いで閉鎖した。パラニャーケ市警察とバランガイSto. Niñoの職員の協力を得て事務所に南京錠がかけられた。​

この閉鎖は、「アーネスト」と「ディンド」(仮名)が別々に送った移民労働省への苦情メールを受けて行われた。両者とも仕事を紹介する代わりに多額の相談料を支払うよう事務所より求められた。​

これらは船員に対する斡旋料が無料という方針に反するものである。RTM海事コンサルタントサービス社の役員および、職員に対する不法募集の告発が準備されている。​

​出典:https://www.dmw.gov.ph/news-releases/DMW-shuts-down-maritime-consultancy-firm-for-fake-job-offers-illegal-recruitment​

ドイツ系フィリピン企業、ローカル雇用が増えるとの見込み

ドイツ・フィリピン商工会議所が行った2023年秋季AHK世界ビジネス見通し調査結果によると、ドイツ系フィリピン企業は現地での事業見通しに満足していると表明しているが、現地の雇用需要が高いと評価している。​

回答企業の68%が今後12カ月間の事業展開に自信があると予想し、半数以上がローカル雇用を増やす意向である。一方で、エネルギー価格、熟練労働者の不足、需要、政策条件、為替レートなど、経済発展に対するいくつかの課題もある。​

依然として熟練労働者の不足と需要が最大のリスクと見られており、技能開発を促進する戦略と政策が政府に求められている。​

​出典:https://www.pna.gov.ph/articles/1213798​

John Clements Consultants、​ 第14回キャディアワードを開催​

2023年7月5日、John Clements Consultantsの達成者たちが業績を祝い夢の実現を目指し、キャディアワードナイトに集った。マニラポロクラブで開催され、夜はファッションショーから始まった。​

今回のキャディアワードは持続可能性をテーマにしており、ファッションショーでは服装に緑色が入っているもの、アップサイクルされたもの、持続可能な方法で栽培された繊維素材やリサイクルされた衣料で作られたものである。​

個人の業績を表彰するだけでなく、感謝の文化を育み、チームの貢献を評価する会社の取り組みでもある。キャディアワードは大盛り上がりで幕を閉じた。​

​出典:https://www.johnclements.com/the-looking-glass/featured/the-14th-cady-awards-a-night-of-sustainable-glamour/​

マイナビ、PB INCUBATIONS PTE. LTD.に出資

株式会社マイナビは、クロスボーダーマネージドサービスを提供するPB INCUBATIONS PTE. LTD.(Penbrothers)に出資したことを発表した。​

Penbrothersはシンガポールに本社を置き、マニラで活動している会社である。人手不足の課題を抱える先進国のスタートアップ企業に向け、フィリピン現地で雇用代行し、マネジメント業務を請け負うサービスを世界20カ国以上で提供している。​

マイナビは今回の出資を通し、Penbrothersを支援するとともに、フィリピンのより良い労働環境への貢献に意欲を見せている。​

​出典:https://www.mynavi.jp/news/2023/08/post_39578.html​

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2021年 フィリピンの人材サービス(金融・法人サービス)業界

フィリピンのパンデミック禍における船員専用求人サイトの価値〜人材サービス業界動向〜

大手求人ポータルサイトであり、主に出稼ぎ労働をするフィリピン人(OFW)専門の求人情報を取り扱うWorkAbroadは、同社が運営する船員専用求人サイトである「SeamanJobsite」を紹介した。

この求人サイトは、9年以上にわたり、フィリピン人の海上/船上の志願者を見つけることに特化したWebサイトである。毎月数十万回のアクセスがあり、常に応募者がいることが保証されている。リスティングは限られた代理店にのみ与えられるため、優先度と排他性を確保できる。

現在のCOVID-19パンデミック禍においては、再興市場での代理店の地位を再構築し、強化する絶好の機会である。同社は、SeamanJobsiteのプレミアムツールと広告配置で優秀な人材を確保すべく、支援を行っていくとのこと。

出典: https://www.workabroad.ph/blog/item/332/catch-your-next-seafarer-talent-with-our-new-tools

フィリピンの労働雇用省、外国人雇用許可の申請期間延長〜人材サービス業界動向〜

労働雇用省(DOLE)は、新しい外国人雇用許可(AEP)の申請期間を延長し、民間雇用機関(PEA)のライセンスの更新と申請を行った。申請者には、強化されたコミュニティ検疫(ECQ)および一般コミュニティ検疫(GCQ)が解除された後、45日間の猶予が与えられている。

新しいAEP申請の公開と掲載については、主に関連する地域事務所(RO)または公共職業安定局(PESO)の公式DOLEウェブサイトで行える。DOLEはオンラインでの提出を推進している。

これは、ECQおよびGCQの実施中に更新されるはずであった外国人雇用許可および民間雇用代理店を運営するライセンスにおいて、検疫を理由に申請できなかったPEAに対する措置として、解除後45営業日以内であればペナルティなしで提出することを許可する内容となっている。

出典:https://www.pna.gov.ph/articles/1101973

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フィリピンのICHIGOICHIE、在日フィリピン人材を強化〜人材サービス業界動向〜

フィリピン人材のコンサルティング企業であるICHIGOICHIE CONSULTING, INC.は、長引くコロナ禍において人材の確保が困難な介護事業者に向けて、日本に在住しているフィリピン人を中心とした外国籍の人材紹介を全国に展開している。

人材不足が深刻な介護業界は、技能実習生制度や新在留資格「特定技能」を通して、ベトナムやフィリピン、ミャンマー等から人材を確保し、採用を行っていた。しかし、コロナ禍では入国の遅れや入職時期の見通しが立たないため、採用を一旦中止せざるを得ない状況が続いている。

その一方で、在日フィリピン人は28万人強であり、介護分野で就労経験のあるフィリピン人は日本国内に相当数存在している。こういった背景を踏まえ、同社は在日フィリピン人材に特化し、確保・供給する仕組みを構築している。

出典:https://www.sankei.com/economy/news/210511/prl2105110060-n1.html

フィリピンの海外労働者福祉局、OFW子女向け教育支援を開始〜人材サービス業界動向〜

l海外フィリピン人労働者(OFW)の管理とサポートを行う海外労働者福祉管理局(OWWA)は、プロジェクトEASEを通じて、Covid-19パンデミックの影響を受けたOFWの子供向けに提供する最新の教育支援を開始した。 l lプロジェクトEASE(緊急時の奨学金による教育支援)は、COVID-19のパンデミックによって雇用状況に影響を受けたOFWの大学レベルの扶養家族に対し、教育支援を提供することを目的としている。 l lこのプロジェクトでは最大4年間、年間10,000PHPの教育支援を提供することを目的としている。OWWA理事会は、プロジェクト実施の初年度(2020年)に合計4億ペソを割り当てた。これは、収入が不安定になったOFWの子女の在学サポートに充てられる。

出典: https://owwa.gov.ph/index.php/news/central/104-projectease

フィリピンの介護士を保護する法案〜人材サービス業界動向〜

フィリピン下院は、職業の実践における介護者の保護と福祉のための政策を制定することを求める介護福祉法案を、第3回目と最終回の決議において圧倒的多数(221対0の投票)で承認した。

法案の作成者である議員は、国の発展における介護者の重要な役割を認識している。「介護者の権利を保護し、適切な雇用に向けて福祉を促進するため、介護者の職業の実践における政策が制定されなければならない」と主張していた。

労働雇用省によって認可された民間雇用機関(PEA)を通じて、雇用された介護者の保護を確保する。賃金や福利厚生については、雇用主に対して責任を負うものとした内容となっている。

出典:https://www.pna.gov.ph/articles/1122703

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2020年 フィリピンの人材サービス(金融・法人サービス)業界

在宅勤務可能な求人情報を紹介!フィリピンの J-K Network 〜人材サービス業界動向〜

バイリンガル人材の紹介を行うJ-K Network Manpower Servicesは、フィリピン全土で実施された強化されたコミュニティ検疫(ECQ)下においても在宅勤務可能な求人情報を自社ウェブサイトにて紹介した。

紹介された業種には、データアナリスト、日本企業とのメールサポートやVIPコンシェルジュ、中国企業フィリピン本部のチームリーダー、Web制作スペシャリスト、人材(HR)スペシャリストなどが挙げられている。

フィリピンでは、ECQの実施による失業者の発生や雇用先の倒産などの社会問題が発生している。J-K Network Manpower Servicesが紹介している仕事はどれもインターネット環境さえあれば働けるオンラインジョブであり、COVID-19環境下でも働きたい人々の強い味方となっている。

出典:https://jknetworkservicesreviews.wordpress.com/2020/04/24/10-available-jobs-amidst-the-enhanced-community-quarantine/

フィリピンOWWAの現金援助、総額81百万ペソに〜人材サービス業界動向〜

海外労働者福祉局(OWWA)は、COVID-19の発生により、中国、香港、マカオ、台湾への一時的な渡航禁止の影響を受けたフィリピン人海外労働者(OFW)8,106人に対し、P81,060,000.00をすでに分配したと発表した。

OWWA信託基金のメンバーであるOFWから集められたP10,000の現金援助は、取り残されたOWWAメンバーOFWに与えられた。2020年2月3日付けの覚書を通じて労働雇用省(DOLE)の指示に従い、現金支援はOWWA地域福祉事務所を通じて配布された。

この支援は、渡航禁止期間中に「孤立したOFWの負担を軽減し、元の場所に戻るのを支援すること」を目的としている。OWWA地方事務所は、現金支援のほかにOFWの輸送支援も提供した。

出典:https://www.bdo-roxascruztagle.ph/en-gb/insights/tax/tax-bulletin/tax-exemptions-or-incentives-under-the-bayanihan-to-heal-as-one-act%E2%80%9D

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フィリピンのブルーカラー専用オンライン求人サイトとは?〜人材サービス業界動向〜

出稼ぎ労働をするフィリピン人の求人情報を扱う大手求人ポータルサイトのWorkAbroadは、WorkLocalというフィリピンのブルーカラーの仕事に特化したオンラインジョブプラットフォームを開設した。

清掃要員、セキュリティ、スパやマッサージ、技術者、製造業などの職を見つけられるよう設計されており、簡単な登録と使いやすいインターフェースにより、求職者と応募者はお互いのニーズに合うマッチングが可能。

採用を検討している雇用主は、求人情報、スキル、およびスクリーニングの質問を設定することで、マッチング率を向上させる。また求職者は、簡単なオンラインプロファイルの作成と申し込みで、定期的に求人情報がアラートで更新される。

出典:https://www.owwa.gov.ph/index.php/news/central/83-owwa-cash-aid-to-ofws-affected-by-travel-ban-reached-p81m

フィリピン人海外労働者向けの財政支援プログラムを実施〜人材サービス業界動向〜

労働雇用省(DOLE)は、「DOLE-AKAP for OFWs」として知られる、COVID-19により避難したフィリピン人海外労働者(OFW)への財政援助の提供に関するガイドラインを発行した。

これに関連し、海外労働者福祉管理局(OWWA)は、同プログラムへのオンライン申請の受付を開始する。申請が通ると、OFWはUSD200.00またはPHP10,000.00の財政援助を享受することができる。

ロックダウンまたはコミュニティ検疫による入国の制限を受けた、または感染のため転職を経験したOFW、海外の職場に滞在中もしくは既にフィリピンに送還されているOFWが対象であり、条件として受入国や雇用主からの財政的支援や援助を受けてはならない。

出典:https://www.owwa.gov.ph/index.php/news/central/96-advisory-on-dole-akap-cash-assistance

フィリピンのPOEA、イラクへのオンライン求人を警告〜人材サービス業界動向〜

フィリピン人海外労働者(OFW)を管理する海外雇用庁(POEA)は、2018年に理事会決議にて承認されたイラクとクルディスタン地域での新たなフィリピン人の雇用と労働者の派遣を一時停止する決議が、2019年以降も引き続き有効であると述べた。

これを受けて外務省(DFA)は、「オンライン求人広告の採用担当者に改めて警告し、イラクへの派遣禁止はまだ実施中である」と述べた。

イラクのフィリピン副領事は「フィリピンからイラクへの人身売買の犠牲者の数が2018年に増加しており、8月時点で被害者は51人にのぼっている」と警告した。中東地域にメイドとして出稼ぎに赴くOFWが多く、特にオンラインでの求人広告からのトラブルが急増している。

出典: https://www.pna.gov.ph/articles/1080105

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2019年 フィリピンの人材サービス(金融・法人サービス)業界

フィリピンで人材サービス業界大手のWorkabroad.ph、働く上で最適な国を紹介

大手求人ポータルサイトであるWorkabroad.phは、自社のホームページにて外国の中でも特に働くのに適した国を紹介した。出稼ぎフィリピン人にとって環境の良い国として、ニュージーランド、カナダ、韓国、ドバイが挙げられている。

ニュージーランド政府は現地で働きたい外国人にとってかなり役に立つ就労ビザを数多く提供しており、さらに必要が生じたときに居住ビザにつながることが可能である。またカナダはまた非常にリベラルな人々として知られており、すべての人種や文化の人々が受け入れられやすい。

韓国では英語教師に対する需要が上がっており、政府は英語を教えるために韓国に行くことを選択した人々に恩恵と資金を提供している。また、ドバイでは厳格な採用プロセスに加え、キャリアを形成しやすい国である。

フィリピンで人材サービス業界大手のOnlinejobs.ph、アウトソーシングの利点を紹介

フィリピンの大手求人ポータルサイトであるOnlinejobs.phは、自社のホームページにてバーチャルアシスタントを通じて仕事をアウトソースすることのメリットを説明した。

ある米国の女性が、フィリピンのバーチャルアシスタントを使用した人がその経験について話しているビデオをYoutubeにて見つけた。そして求人サイトであるOnlinejobs.phを通して実際にバーチャルアシスタントを雇った経験を述べている。

フィリピンの生活費は非常に低く、実際にフィリピンで時給に2-5ドルだけでも一日の生計を立てることは可能であり、生活費の安さは米国の企業、特に中小企業にとって大きなメリットとなる。当社でバーチャルアシスタントを持つことで、時間を自由にできるようになったことを実感したと述べている。

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雨季の就職活動について指導、フィリピンのJ-K Network Manpower Services〜人材サービス業界動向〜

主にバイリンガル人材の紹介を行うJ-K Network Manpower Servicesは、自社のホームページ上で雨季の就職活動においてやってはいけないことを紹介し、求職活動中の人々に情報を提供している。

傘の準備はもちろん、常にグーグルマップで自分の現在地を確認できるようにしておくこと、面接や試験の会場の場所を事前に把握しておくことが大事であると述べている。またフィリピンの雨は突然降り始めるため、天気予報に頼りすぎないことも大切である。

その中でも一番大事なアドバイスは、一人で就職活動をしないことである。人材サービス会社は、有名な大企業やフィリピン国内外資本の企業などと提携しており、提携企業からの求人票を管理しているためである。

フィリピンのFreshworks、日本企業のデジタル化を支援〜人材サービス業界動向〜

顧客エンゲージメントの最先端企業でありアジアを中心に展開するFreshworksは、日本の大手ソフトウエアサービスプロバイダーであるOrangeOneと業務提携を結び、日本企業のデジタルトランスフォーメーションを支援することを発表した。

OrangeOneは、パートナー向けのローカリゼーションおよび流通を提供する日本の大手ソフトウエアサービスプロバイダーである。日本に参入するための戦略的パートナーとして、受賞歴のあるヘルプデスクソフトウエアFreshdeskや統合ソリューションの「Freshworks 360」などの製品を提供する。

Freshworksはエンタープライズのデジタルトランスフォーメーションを実現する360度シリーズ製品を提供している。当社のビジネスソリューションには、あらゆる規模のエンタープライズ向けのクラウドベース顧客サポートや社内コラボレーションツールが含まれ、eコマース、コンサルティング、ITセクターで急成長する企業に幅広く使用されている。

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2018年 フィリピンの人材サービス(金融・法人サービス)業界

フィリピン労働者の人権を守る労働雇用省〜人材サービス業界動向〜

2018年9月23日、フィリピン人労働者の人権を守るキャンペーンを実施した労働者補償委員会 (ECC)がベトナムで開催された第35回ASEAN社会保障協会 (ASSA)会議に出席。同会議の中で、フィリピンで持続可能な社会保障キャンペーンを実施した団体に贈られる賞を労働者補償委員会 (ECC)が受賞した。

2018年10月24日、フィリピンの経済成長の源である海外フィリピン人労働者 (OFW)の送金をさらに増加させるべく、フィリピン雇用労働省 (Department of Labor and Employment; DOLE)は出国前オリエンテーションセミナーを定期的に開催すると公表。今後海外へ出稼ぎをするフィリピン人労働者の増加が見込まれる。

フィリピンでアウトソーシング事業を展開するローカル人材サービス企業:SOURCEFIT〜人材サービス業界動向〜

SOURCEFITは主にアウトソーシング事業を手掛けており、人材紹介サービスも展開してる。

2017年12月11日、インド現大統領ナレンドラ・モディ氏はASEANビジネス・投資サミットでインフラが整備され急激に成長したフィリピンのビジネス・プロセス・アウトソーシング (BPO)産業を称賛した。また、フィリピンのBPO産業はグローバル市場におけるシェアを昨年の12%から2022年までに15%獲得すると見込まれている。

同社は2018年5月25日、「BPOは同国において重要な位置を占める産業で、2018年第1四半期におけるナレッジ・プロセス・アウトソーシングの上昇率がマニラ首都圏にて28%を達成した」と発表した。今後BPO産業において、高度なスキルを保有する人材の確保が求められる

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海外フィリピン人出稼ぎ労働者を支援するローカル人材サービス:Workabroad Philippine〜人材サービス業界動向〜

Workabroad Philippineは海外フィリピン人出稼ぎ労働者(OFW)の仕事を斡旋するサービスを展開している。

2018年9月24日、同社はフィリピン人出稼ぎ労働者 (OFW)に人気がある国としてカナダを主要候補に挙げた。労働条件、労働に見合った賃金、労働者に対する医療保険システムが整備されていることなどが要因として指摘されている。

2018年10月25日、同社はOFWに対し、海外出稼ぎ労働に加え海上労働のプロモーションを開始した。航海船やクルーズでアテンダントやレストランなどの働き口があり、労働に見合った給料を得られることから非常に人気がある。

フィリピンにも展開する求人サイト:Job Street〜人材サービス業界動向〜

Job Streetはマレーシア、シンガポール、香港、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムの人材サービス事業を展開している大手オンライン求人サイトで、設立から現在に至るまでおよそ1,500万人の求職者に対し人材サービスを斡旋してきた。

同社が2018年2月27日に発表したフィリピンJob Outlook レポートによれば、今年度の人材サービス業界は就職率が改善され、楽観的な見方が示唆されている。特に、コールセンター、IT業界、小売業界や製造業の成長が引き金となり、雇用者数が増加傾向にある。一方で、職場内での競争の激化やスキルの多様化が今後求められると予想されている。

まとめ:フィリピンの人材サービス業界

海外労働する際に情報提供は不可欠とも言えます。また海外労働者増加に伴い個人個人のスキルアップも求められ今後競争が加速していくと考えられます。いかに労働環境を整えていくかも国内経済発展のカギと言えます。

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