現在フィリピンでは、環境に優しい交通手段を促進しています。また、二輪車が関係する交通事故や死亡事故が多いため、国内最大の二輪車メーカーと提携するなど、長期的課題の解決を試みています。
今回は、そんなフィリピンのバイク業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!
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2023年 フィリピンのバイク(製造業)業界
ホンダフィリピン、マニラ首都圏開発庁と 交通安全パートナーシップを締結
ホンダフィリピン社とマニラ首都圏開発庁(MMDA)はパシグ市のMMDAビルにて、交通安全促進に関する覚書(MOA)に署名するため集まった。二輪車が関係する交通事故や死亡事故が多いため、国内最大の二輪車メーカーと提携した。
フィリピンの交通事故死亡者数が175カ国中11位にランクされており、二輪車が大きな割合を占めているためMMDAはこの問題に積極的に策を講じている。
このパートナーシップの目標はトレーナーを訓練し、マニラ首都圏での交通事故死亡件数を軽減させることである。そのためにホンダとMMDAは協力して包括的な二輪車スキルトレーニングプログラムを実施することに同意した。
スズキ、Suzuki Raider R150 Summit 2023が開催
2023年7月16日、メトロマニラ世界貿易センターでフィリピンでのレイダーバイク20周年の歴史を築くRaider R150 Summitに何千ものスズキライダーが集まった。パンデミックにより5年間休止していたため、ブランドの大同窓会としても機能した。
サミットでは様々なコンテストが開催されるが、その中でも最も人気が高く期待されているコンテストは「レイダーカスタムバイクコンテスト」である。オートバイを改造する際のオーナーの創造性や優れた職人技に焦点が当てられる。
Raider R150 Summitにはスズキの普通車からビッグバイクまで全ラインナップが展示され、いくつかのスズキバイクは無料試乗もあった。
出典:https://www1.suzuki.com.ph/news-and-events
MMDA、自転車用レーンをバイク共用レーンにする計画を検討
マニラ首都圏開発庁(MMDA)は、エドサ通りの自転車レーンで道路共有を実現させる計画を明らかにした。MMDA会長代理によると、当局は自転車とオートバイの共有車線にする可能性に焦点を当てて予備調査を行なっている。
MMDA交通工学センターの最新データによると、7月17日の時点でエドサを通行するオートバイは毎日165,000台にのぼる。ただし、この件の最終決定権は運輸省にあるため、MMDAは勧告までしかすることができない。
その他にも、MMDAはグアダルーペからクバオまでのエドサ通りに高架の歩道と自転車道を設置する可能性を研究していると明かしている。
エネオスオイルモーター、バイク安全研修を主催
日本最大の石油会社であるエネオスオイルモーターは、二輪車ライディングコーチのメル・アキノ氏協力のもと、自動車メディア関係者と子供たちを招待して、安全に二輪車に乗る方法の基礎をレクチャーした。
データではフィリピンの二輪車産業は世界第 5 位であり、二輪車はエネオスオイルモーターの登録車両総人口の 71% を占めている。オフロードとオンロードの両方で安全性を重視するコミュニティを支援することも使命のひとつである。
アンティポロで行われたフィリピン・モーターサイクル・ライディング・スクールでは、参加者たちが正しいライディング・ギアの重要性や7つのライディング姿勢、ブレーキングテクニックなどを学んだ。
出典:https://eneos.com.ph/eneos-motor-oil-hosts-motorcycle-safety-riding-training/
Gogoro、フィリピンに持続可能な交通手段の新時代を導入
フィリピンの大手デジタルソリューションプラットフォームのグローブ グループの917ベンチャーズ、トップ複合企業のアヤラコーポレーションとGogoroが協力して「Gogoro Smartscooters」とバッテリーを発売した。
同時に、2023年第4四半期までにマニラでGogoroが一般公開されることも発表された。Gogoroは台湾で生まれた持続可能なバッテリー交換エコシステムの世界的テクノロジーリーダーであり、初のフィリピン進出となる。
Gogoroの導入によりガソリン代の出費を抑えるとともに、二酸化炭素排出量の抑制にもつながる。これは環境に優しい交通手段を促進し、デジタル化を推進する政府の長期的課題とも一致している。
出典:https://www.gogoro.com/news/philippines-launch/
2022年 フィリピンのバイク(製造業)業界
ホンダフィリピン、マニラ首都圏開発庁と交通安全パートナーシップを締結〜バイク業界動向〜
2023年7月24日、ホンダフィリピン社とマニラ首都圏開発庁(MMDA)はパシグ市のMMDAビルにて、交通安全促進に関する覚書(MOA)に署名するため集まった。二輪車が関係する交通事故や死亡事故が多いため、国内最大の二輪車メーカーと提携した。
フィリピンの交通事故死亡者数が175カ国中11位にランクされており、二輪車が大きな割合を占めているためMMDAはこの問題に積極的に策を講じている。
このパートナーシップの目標はトレーナーを訓練し、マニラ首都圏での交通事故死亡件数を軽減させることである。そのためにホンダとMMDAは協力して包括的な二輪車スキルトレーニングプログラムを実施することに同意した。
出典:https://www.hondaph.com/news/honda-philippines-inc-forges-road-safety-partnership-with-the-metropolitan-manila-development-authority
スズキ、Suzuki Raider R150 Summit 2023が開催〜バイク業界動向〜
2023年7月16日、メトロマニラ世界貿易センターでフィリピンでのレイダーバイク20周年の歴史を築くRaider R150 Summitに何千ものスズキライダーが集まった。パンデミックにより5年間休止していたため、ブランドの大同窓会としても機能した。
サミットでは様々なコンテストが開催されるが、その中でも最も人気が高く期待されているコンテストは「レイダーカスタムバイクコンテスト」である。オートバイを改造する際のオーナーの創造性や優れた職人技に焦点が当てられる。
Raider R150 Summitにはスズキの普通車からビッグバイクまで全ラインナップが展示され、いくつかのスズキバイクは無料試乗もあった。
出典:https://www1.suzuki.com.ph/news-and-events
MMDA、自転車用レーンをバイク共用レーンにする計画を検討〜バイク業界動向〜
2023年8月22日、マニラ首都圏開発庁(MMDA)は、エドサ通りの自転車レーンで道路共有を実現させる計画を明らかにした。MMDA会長代理によると、当局は自転車とオートバイの共有車線にする可能性に焦点を当てて予備調査を行なっている。
MMDA交通工学センターの最新データによると、7月17日の時点でエドサを通行するオートバイは毎日165,000台にのぼる。ただし、この件の最終決定権は運輸省にあるため、MMDAは勧告までしかすることができない。
その他にも、MMDAはグアダルーペからクバオまでのエドサ通りに高架の歩道と自転車道を設置する可能性を研究していると明かしている。
出典:https://mmda.gov.ph/92-news/news-2023/6697-august-22-2023-mmda-bares-plans-for-road-sharing-along-edsa.html
エネオスオイルモーター、バイク安全研修を主催〜バイク業界動向〜
2023年7月20日、日本最大の石油会社であるエネオスオイルモーターは、二輪車ライディングコーチのメル・アキノ氏協力のもと、自動車メディア関係者と子供たちを招待して、安全に二輪車に乗る方法の基礎をレクチャーした。
データではフィリピンの二輪車産業は世界第5位であり、二輪車はエネオスオイルモーターの登録車両総人口の71% を占めている。オフロードとオンロードの両方で安全性を重視するコミュニティを支援することも使命のひとつである。
アンティポロで行われたフィリピン・モーターサイクル・ライディング・スクールでは、参加者たちが正しいライディング・ギアの重要性や7つのライディング姿勢、ブレーキングテクニックなどを学んだ。
出典:https://eneos.com.ph/eneos-motor-oil-hosts-motorcycle-safety-riding-training/
Gogoro、フィリピンに持続可能な交通手段の新時代を導入〜バイク業界動向〜
2023年4月24日、フィリピンの大手デジタルソリューションプラットフォームのグローブグループの917ベンチャーズ、トップ複合企業のアヤラコーポレーションとGogoroが協力して「Gogoro Smartscooters」とバッテリーを発売した。
同時に、2023年第4四半期までにマニラでGogoroが一般公開されることも発表された。Gogoroは台湾で生まれた持続可能なバッテリー交換エコシステムの世界的テクノロジーリーダーであり、初のフィリピン進出となる。
Gogoroの導入によりガソリン代の出費を抑えるとともに、二酸化炭素排出量の抑制にもつながる。これは環境に優しい交通手段を促進し、デジタル化を推進する政府の長期的課題とも一致している。
出典:https://www.gogoro.com/news/philippines-launch/
2021年 フィリピンのバイク(製造業)業界
フィリピンでバイク業界大手のYAMAHA、バイクと連動させるアプリを発表〜バイク業界動向〜
フィリピンで最大の人気を誇る日系のバイクメーカーであるYAMAHAは、ライダーのニーズに合わせて開発されたさまざまな機能を備えた最先端のアプリケーションである「Y-Connect」を独自開発し、Y-Connectを搭載したモデルのバイクとリンクさせる。
Y-Connectには、スロットル開度、エンジン回転数、加速率、環境に優しいライディングインジケーターなど、バイクのパネルには表示されないすべてのデータを確認できるダッシュボードが備わっている。
本アプリはまた、バイクの最新のロケーション情報を記録する機能がある。これにより、駐車した場所を簡単に見つけることができ、特になじみのない場所で役立つ。その他次回の定期メンテナンスのスケジュール機能などバイカーに役立つ機能を備えている。
出典: https://www.yamaha-motor.com.ph/news/2021/y-connect-the-bond-between-man-and-machine-redefined.html
フィリピン政府、バイクタクシーを許可〜バイク業界動向〜
新興感染症の管理のための省庁間タスクフォース(IATF-EID)は、バイクタクシーに関するパイロット研究の再開を許可した。 IATF決議第80号によれば、 IATF-EIDと運輸省(DOTr)が、パイロットプログラムを実施および監視する機関としている。
衆議院ではAngkasのようなバイクタクシーサービスプロバイダーは、操業を再開する前に議会から決議を取得する必要があると議決されており、 「最善の解決策」は、バイクタクシーにフランチャイズを付与する法律を可決することであると議論されてきた。
バイクタクシーの再開に関する政府の承認を受け、テクニカルワーキンググループはバイクタクシーの運用に関する既存のガイドラインに加え、バイクタクシーに搭載されている最低健康基準に関する「専門家の推奨事項」を提供するよう求められた。
出典:https://www.pna.gov.ph/articles/1119529
フィリピンにも展開するKAWASAKI、SNSで話題のモデルを発売〜バイク業界動向〜
コアなファンを多く持ち、毎月約18,000台のオートバイユニットを生産しているKAWASAKIは、2021年のモデルのNINJA ZX-6Rの国内販売を開始したと公式Facebookページにて公開した。
NINJA ZX-6Rは、スーパースポーツ600ccクラスのエンジンをベースに、+36ccとした並列4気筒エンジンを搭載している。クラス最強の126psを誇りながら、公道での扱いやすさに直結する低中速トルクを排気量によって増強するという手法で、日本ではすでに人気となっている。
フィリピン国内のKAWASAKIディーラーである「カワサキクリブ」にて展示と販売を開始している。大型でパワフルなバイクを好むKAWASAKIファンの中でも、SNSを通じて話題となっている。
出典: https://www.facebook.com/KawasakiLeisureBikes/posts/3786466894801756
フィリピンにも展開するHONDA、新モデルのX-ADVを発表〜バイク業界動向〜
最先端のオートバイのイノベーターであるHONDA Philippines Inc. (HPI)は、高性能で最新のテクノロジーを備えたユニークな新モデルのバイクであるX-ADVの販売開始を発表した。
同バイクはホンダスマートフォン音声制御システム(HSVCS)を備えた5インチTFTフルLCDデジタルメーターが搭載されている。これは、ライダーが音声でスマートフォンの機能にアクセスできるようにする機能であり、ナビゲーションシステムへのアクセスやメッセージ作成を可能にする。
新しいX-ADVはまた、745cc並列2気筒SOHC8バルブ、水冷6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)、Euro5準拠エンジンを搭載している。ライダーは、28.3km/Lの燃費、6,750rpmのパワー、42.7kW、4,750rpmのトルクで68.7Nmのあらゆる地形に対応可能となる。
出典:https://hondaph.com/honda-bigbikes/news-and-events/news/the-all-new-honda-x-adv-time-to-innovate-and-ride-smart
フィリピンにも展開するKTM、MotoGP FIM世界選手権について発表〜バイク業界動向〜
オーストリアを代表するオートバイ、自転車の製造会社であるKTM Sportmotorcycle AGは、2021年のMotoGP FIM世界選手権のKTMRC16カラーをデジタルプレゼンテーションで発表し、今後予想されるシーズンの新しい外観、ラインナップ、目的を紹介した。
同社は2020年コンストラクターズランキングだった4位を超え、MotoGPパドックでの5シーズン目となる3つのポールポジション、9つの表彰台トロフィー、3つの勝利を目標にしていると述べた。
同社は代表的なレーサーを4人有しており、それぞれが今回のMotoGPへの意気込みを述べている。また彼らは、シーズンに満足し、すべてのKTMの人々と工場を幸せにし、バイクを成長させるためにフロントと意見を共有していくと述べた。
出典:https://www.ktm.com/en-int/ktm-world/news/motogp–2021–time-for-the-next-level.html
2020年 フィリピンのバイク(製造業)業界
フィリピンでバイクの二人乗り禁止ポリシー、カップルならOK〜バイク業界動向〜
市民への基本的なサービスの効果的な提供に向けた地方政府の能力を強化する行政機関である内務省及び地方政府(DILG)は、健康と安全上の理由により、3月中旬にコミュニティ検疫措置が開始されて以来課されていたオートバイの「二人乗り禁止」ポリシーは、カップルであれば乗車可能との見解を示した。
カップルの定義は、結婚している夫と妻、またはボーイフレンドとガールフレンドで、同じ世帯に住んでいること。カップルであることの証明を示すには、「同じ姓」のIDを提示するか、姓が同じでない場合、IDに同じ住所が掲載されている必要がある。
そのほか、乗客とライダーはマスクとヘルメットを着用する必要がある。また一部の地域では運転手と乗客の間に接触を防ぐためのシールドの配置を義務化する動きがあり、バイクの二人乗りをめぐる論争が起こっている。
出典:https://www.pna.gov.ph/articles/1108415
Wheeltek、フィリピン・カランバ市にショールームをオープン〜バイク業界動向〜
200以上の支店を有し、Honda、Yamaha、Suzuki、Kawasaki、KTM、TVSなどを扱う大手バイク販売店であるWheeltek Motor Sales Corporationは、カラバルソンの中心部であるカランバシティに新規のKawasakiショールームをオープンした。
Kawasakiのバイクはスポーツタイプのバイクファンを中心にフィリピンでも人気があり、店舗では新車の紹介や展示だけではなく、購入を検討している顧客に対して試乗会も実施する。
本ショールームはカランバ市内マニラサウスロードのBrgy Parianに店舗を構える。高度なトレーニングを受けた技術者が所属し、修理やメンテナンスなどの整備サービスも提供する。
出典: https://wheeltek.com.ph/news/wheeltek-opens-another-kawasaki-leisure-bikes-in-calamba-city/
KTMフィリピンの限定ファンパッケージ〜バイク業界動向〜
オーストリアのオートバイ、自動車、自転車の製造会社とインドのバジャージ・オートが親会社であるKTM Philippinesは、Covid-19の世界的なパンデミックにより、今年のレースは不参加であるが、超限定KTMファンパッケージをファンに用意した。
同パッケージはRed Bull KTMファクトリーレーシングチームのライダーをサポートできるように、魅力的なアイテムのコレクションとなっている。この限定パッケージはKTMファン向けであり、現在入手可能だが販売数がかなり限られているため、入手困難になる可能性が高い。
KTMファンパッケージにはストリングバッグ、Tシャツ、キャップ、ストラップ、耳栓が含まれる。同パッケージを注文するには、最寄りの認定KTM販売店に問い合わせるか、オンラインショップにて確認する必要がある。
出典:https://www.ktm.com/en-ph/ktm-world/news/stay-ready-to-race-with-the-ultra-limited-ktm-fan-package.html
Honda、フィリピンの赤十字にバイクを寄贈〜バイク業界動向〜
最先端のオートバイのイノベーターであるHONDA Philippines Inc.(HPI)は、COVID-19の大流行による危機時のモビリティを支援する寄付としてフィリピンの赤十字(PRC)にバイクを寄贈した。
合計104の赤いボディのモーターサイクルユニット(TMX125 alphaとWave 110 alpha)が寄贈された。フィリピン赤十字はパンデミックの最中に高速かつ高品質の交通手段として利用でき、災害時のコミュニティへの人道支援と救命サービスを迅速に提供できるようになる。
この寄付プロジェクトは、HondaのONE DREAMキャンペーンに沿ったもので、ホンダのバイクを人命救助のツールとし、危機の状況下でグループが迅速に対応できるようにすることで、PRCなどの機関を支援することを目的としている。
出典:http://www.hondaph.com/news/honda-and-philippine-red-cross-alleviating-the-lives-of-filipinos-during-this-pandemic
KYMCO、フィリピンのRide PH Café2020に参加〜バイク業界動向〜
台湾に本社を置くグローバルブランドのKYMCO Philippinesは、元ジャーナリストでオートバイ愛好家のJay Taruc氏が主催する、パシグ市オルティガスにあるMetrotentコンベンションセンターで開催されたThe 2nd Ride PHCafé2020に参加した。
Ride PH Cafeは、主にカフェレーサーにフィーチャーしたRide PH Cafe Racer Manilaのモーターサイクルショーで、それを取り巻くモーターサイクルのサブカルチャーを称えるイベントを開催している。
同社は、最新のマキシスクーターであるAK550をはじめとする、Xciting S 400i 、X-town 300 、未来的なレトロスタイルのLike 150iなどモダンなスクーターを展示した。 Xciting S 400iとLike 150iにおいては無料試乗会も実施した。
出典:http://kymco.com.ph/news-list/ride-ph-cafe-2020/
2019年 フィリピンのバイク(製造業)業界
フィリピンのイベントで活躍、 バイク業界大手のWheeltek
Honda、Yamaha、Suzuki、Kawasaki、KTM、TVSを扱い、43周年を迎えたWheeltek Motor Sales Corporationは、バイクイベントであるInside Racing Bike Fest 2019にて活躍し、オートバイのコミュニティを支援した。
イベントでは#LETSRIDENAシャツ、キーホルダー、ステッカー、キャップなどの景品が用意され、 3日間のイベントで新しいバイクの購入を望むすべての人に最大の割引を提供した。
Wheeltekブースをよりエキサイティングにするために、来場者向けに様々な楽しいゲームと豪華な賞品が用意された。またバイク業界のさまざまなキーパーソンからのフォーラムや講演があり、購入を検討している来場者ためのアイデアやヒントを提供した。
Motortrade、フィリピンのセブに新支店を開設〜バイク業界動向〜
オートバイディーラーのMotortradeは、セブ島南部のLilo-anにビサヤ地域で54番目となる支店を開設した。
50年にわたってサービスを提供している同社は、すでに国内で最も信頼できるオートバイディーラーの1つとして地位を確立し、拡大を続けている。優れた顧客サービスで知られ、柔軟な支払い条件とローン要件により、より良い価格設定を顧客に提供する。
開設プロモーションとして、無料登録、景品、開業月にオートバイを購入した人への割引などが用意された。また開設セレモニーではモーターバランシングチャレンジ、早食いチャレンジなどの賞金付きのゲームが開かれ、オープニングをさらに盛り上げた。
バイク業界大手のフィリピンホンダ、大型バイクの需要を取り込む
2018年12月18日の発表によると、国内ナンバーワンのオートバイメーカーであるHonda Philippines, Inc. (HPI)は、記者会見で最新のツーリングおよびロードスタービッグバイクモデルであるCB650R、GOLDWING、CB1000Rを発表した。
2017年12月、同社は、より大きなエンジン容量の需要を生み出した同国の経済成長とライフスタイルの変化への対応策として、この国に初めて大型バイクのラインアップを導入した。これがバイクコミュニティから圧倒的な反響を受け、国内製品ラインアップの完成へとつながった。
また、上記モデルのほかにツーリングモデルのGoldwingも導入した。Goldwingは、40年以上にわたって快適性、高級感、品質を実現している。無数の高度な機能を維持しながら、ホイールから再設計され、よりシャープで軽量かつコンパクトになった。
フィリピン経済に好影響?バイク業界牽引のYAMAHA、製造施設拡張
Yamaha Motor Philippines, Inc. (YMPH)は、 4月25日に製造施設を拡張するための起工式を公式に開催し、新たなマイルストーンを達成した。 プロジェクトは2020年の第2四半期までに完了し、2020年7月までに量産が開始される予定。
拡張により20,000平方メートルの床面積が追加されると、現在の製造施設の床面積は2倍になり、生産能力は現在の年間40万台から80万台に変化する。さらに1,200人の雇用がもたらされ、フィリピン経済に明確な後押しがもたらされると予想されている。
このイベントには、政府機関、地元のサプライヤー、その他のビジネスパートナーの関係者が出席した。起工式は、YMPHの大杉徹社長、広瀬氏、フィリピン経済圏局長パンソ・テレソ氏、鹿島海外アジア社長の杉本氏からのメッセージが用意された。
まとめ:フィリピンのバイク業界
フィリピンでは、自動車が新品であるという条件でフィリピンへのモーターサイクルを含む全ての自動車の輸入が自由化されています(事前認可不要)。政府の政策に注目することでも、新たなビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。
マニラ在住5年目の日本人。法政大学経済学部卒業後、2010年4月よりWeb業界を目指す社会人向けのスクールのインストラクターとして主にコーディングソフトや画像編集ソフトの授業を担当。2015年より海外での生活とキャリア形成を目的に、青年海外協力隊に参加。