【英語教育を重視!】ベトナムの幼児教育・学習塾業界

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可処分所得の向上や中間所得層の拡大により、学習塾・予備校を中心により質の高い教育を求める学生の保護者が増加しているベトナム。英語教育業界は、特に高い成長を見せており、2022年にはベトナムの英語塾VUSやOceanEduが事業拡大するなど、さらなる発展が期待されています。

今回は、そんなベトナムの学習塾・予備校業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

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目次

2022年 ベトナムの幼児教育・学習塾(教育)業界

VUSがBICCと協定締結〜幼児教育・学習塾業界動向〜

2022年12月9日にBirminghamInternationalCollegeofCanada(BICC)とベトナム全土で子供~大人を対象にした英語教育センターを運営するVUSが協定を締結した。

BICCは、カナダのオンタリオ州トロント市内ある高校の中でも特に権威のある名門私立高校の1校で、カナダ最大の大学で世界的に有名なトロント大学に最大60%の学生が進学する機会を与えられており、その他の14%の学生も他の大学や専門学校から奨学金を受けています。

本パートナーシップの目標はVUSの学生だけに特別な機会を提供し、カナダの高校や大学入学前に勉強をする機会を提供することである。同プログラムは9年生~12年生を対象にした高校のプログラムであり、高校の学習に加えてIELTS対策プログラムやEAPプログラム(学術目的の英語学習)もプログラムに含まれている。

出典:https://bit.ly/3JdJ4D4

OceanEdu「アジア太平洋優良ブランド」を受賞〜幼児教育・学習塾業界動向〜

2022年11月19日にホーチミン市で開催された「Asia-PacificExcellent Brand-Brand」において、OceanEduが「アジア太平洋TOP10優良ブランド」部門の第1位を受賞した。

同賞は2022年に東南アジア金融投資貿易協力協会(SEAFIT)が関連機関と協力し、調査・評価した結果を元に選ばれる賞である。

同社が同賞を受賞した背景には、アジア太平洋地域や世界経済の統合や繁栄への貢献等の目標に対するOceanEduの多大な貢献・実績が高く評価され第1位を受賞した。同社では16年間以上幅広い年代のベトナム人学生に対して英語学習サービスを提供してきた実績があり、高い成長率を維持しながらビジネスを拡大し続けている。同社は150箇所以上の拠点を展開しており、2,000名以上の教師や専門家が在籍しており、累計1,000,000人以上の学生に英語教育を提供した実績を誇る。

出典:http://bit.ly/3YreABT

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EMG1 Educationがパートナーシップ契約を締結〜幼児教育・学習塾業界動向〜

ベトナム最大級の私立教育機関であるEMGEducationGroupは、2022年5月17日にアメリカの公立大学TOP10にランクインするカリフォルニア州アーバイン大学及びGlobalInstituteofGiftedandTalentedとの間で教育分野での協力に関するパートナーシップ契約を締結した。

本契約はベトナム人学生を対象にした新しい包括的な教育プログラム(AI,Engineering, Biology, Medicine and Machinesプログラム:BEAMプログラム)を構築していくための重要なステップとなる。

同プログラムでは、学生はEMGEducationがベトナムで行う教育プログラムを受講し、プログラムを学んでいる中で優秀な成績の学生を対象に高等教育コースに参加するための奨学金を受けるチャンスが提供される。また、これらのコースを修了すると大学の単位を取得する事ができる。

出典:https://bit.ly/3YpkXFJ

IGC教育グループがBritish Councilと協定締結〜幼児教育・学習塾業界動向〜

2022年9月9日にIGC教育グループの本社において、IGCグループとBritishCouncilと協定締結の調印式が行われた。本協定は、国際基準に従ったIELTS認定試験の標準化、IGC教育グループのスクールでの英語教育の教育及び学習プログラムの品質を向上させるための協定に関する重要な機会となった。

具体的な協力分野に関しては、IGC教育グループの学生とスタッフが国際基準の品質を確保しながらIELTS試験を受けるための最適な条件の作成を目的としている。IGC教育グループのコミュニティでは、容易に英語のトレーニングプログラムや資料にアクセスしたり、IELTS試験の効果的な準備学習ができるようになる。

BritishCouncilは本協定締結により、両者はIGC教育グループ傘下で展開されている全てのスクールを通じて数多くの国際的な学術活動に参加する機会が増えるとコメントしている。

出典:https://igc.edu.vn/tin-tuc/tap-doan/tap-doan-giao-duc-igc-ky-ket-hop-tac-cung-hoi-dong-anh

NQH EducationがAsian Development Brandsに選出〜幼児教育・学習塾業界動向〜

ベトナム国内で子供向けの教育サービスを提供しているNQHEducationSystem社は、2022年9月24日に「Top10AsianDevelopmentBrands2022」分野で第3位に選出された。同賞の受賞はNQHEducationSystem社の重要なマイルストーンの1つとなった。

本賞は国際中小企業協会(ISSME)、インド・シンガポール・ビジネス・フェデレーション(SBF)、中小企業研究所(RISME)-ベトナム中小企業国際ネットワーク(INSME)が共同で評価・選出している。

同社では学生に前向きで素晴らしい学習体験の提供する教育環境の構築を目指している。現在、同社では35カ所の拠点を展開しており、300名を超える教師、15,000名以上の学生が在籍している。

出典:https://nqhedusystem.com/he-thong-giao-duc-nqh-thuong-hieu-phat-trien-chau-a

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2021年 ベトナムの幼児教育・学習塾(教育)業界

ベトナムの早稲田アカデミー、ビンタン区校を2月に開校  〜幼児教育・学習塾業界動向〜

2018年に開校した、株式会社早稲田アカデミーがホーチミンで運営している小中学生を対象とした学習塾の「早稲田アカデミーホーチミン校」では、ホーチミンでも日本と同じカリキュラムを受講できる。また、万全の受験対策に加え、将来を見据えた教育が同校の特徴である。

海外校ならではの柔軟なコース対応に加え、専任講師による少人数クラス制のきめ細かい指導、そして日本とのネットワークを最大限に活かした情報収集力で、「憧れの志望校に合格したい!」という学生の希望実現を目指す。

同社はベトナムにはホーチミン市の日本人学校のある7区校に1校を展開していたが、2021年2月にホーチミン市に第二校舎となるビンタン区校を新たに開校した。

出典:https://waseaca-singapore.com/hcmc/index.html

ベトナムのILA、ケンブリッジ国際検定により称号獲得〜幼児教育・学習塾業界動向〜

20年以上の実績を持つベトナム最大級の英語学校のILA VIETNAMは、「ゴールドプレパレーションセンター」の称号を獲得するために、国際英語試験の主要組織であるケンブリッジアセスメントイングリッシュの5つの厳格な評価基準に合格した。

この称号は、ケンブリッジ試験主催者の努力、専門知識、試験開催におけるプロ意識と名声、ILAの国際標準英語トレーニングの質に対する認識も証明している。

称号授与の条件は、ケンブリッジ大学の教科書を使用するセンターであること、 TESOL、CELTA、TKT、DELTAの国際英語教育証明書の要件を満たす優秀な教師のチームがいること、ケンブリッジの卒業証書と証明書の使用によって教師募集の品質保証を行うことである。

出典:https://ila.edu.vn/news/ila-duoc-hoi-dong-khao-thi-cambridge-tang-danh-hieu-gold-preparation-center

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ベトナムの国際科学オリンピックで3つの金メダル獲得〜幼児教育・学習塾業界動向〜

2021年7月25日から2021年8月2日まで日本で開催された「第53回国際化学オリンピック2021(IChO2021)」は、79の国と地域が参加するオンラインコンテストの形で開催された。

ベトナム代表として出場した高校生が金メダル3つ、銀メダル1つを獲得し、4人全員がメダルを獲得した。

今大会には世界79か国地域の高校生が参加し、ベトナム代表チームはハノイ教育大学でオンラインにて競い合った4人の出場者で構成された。コロナ禍のため、昨年同様にオンラインで開催された。ベトナムの高校生らは、ハノイ師範大学からトルコの実行委員会とカメラで繋いで試験に臨んだ。

出典:https://moet.gov.vn/tintuc/Pages/tin-tong-hop.aspx?ItemID=7463

ベトナムのコロナ禍の2回目の夏休み、VUSのE-Center 〜幼児教育・学習塾業界動向〜

在宅ワークをしながら育児、家事をこなす働く女性は、子供たちが勉強と遊びを効率的に両立できないものかと頭を抱えている人が多い。

ベトナム最大級の英語学校のVietnam USA Society English(VUS)は、上記のニーズを満たすだけでなく、学生、友人、教師と楽しく交流できるように学習形態をオンラインに切り替えた。夏の子供の教育心理学の研究と現在の社会的状況の分析を組み合わせて、オンライン学習プログラム、ウェビナーシリーズ、またはアクティビティのための多くの新しいイニシアチブを開始した。

VUS E-Centerは様々な電子カリキュラムと経験豊富な教師によって子供たちがいつでもどこでも学ぶことができ、飽きにくい工夫がされていることから、母親の強い味方になるであろう。

出典:https://vus.edu.vn/news/mua-he-nam-covid-19-thu-hai-me-than-qua-tai-con-thieu-cho-choi/

ベトナムのRenseiの2021サマーキャンプ 〜幼児教育・学習塾業界動向〜

北海道を中心に学習塾を展開する練成会グループのベトナム法人であるRensei Vietnam Co.,Ltd(Rensei)は、そろばんや数学クイズ、ロボット製作、日本語学習等のユニークなコースを提供している学習塾である。

Renseiは反射神経、想像力、集中力、そして忍耐力を高めること、思考と創造的な学習方法の練習、プレゼンテーション、チームワーク、時間配分、問題解決能力などのスキル習得を目標に2021サマーキャンプコースを準備した。

そろばん、科学実験、ロボット製作、パズル道場から1つを選択する。全てを選択できるコースもあり、日本語コースや文化に触れるコースも用意されている。

出典:https://rensei.com.vn/chuong-trinh-hoc-he-kieu-nhat-summer-camp-2021/

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2020年 ベトナムの幼児教育・学習塾(教育)業界

拡大するベトナムのオンライン教育市場の今〜幼児教育・学習塾業界動向〜

COVID-19は人々の生活を変えた。それは、コミュニケーションの仕方、家族との時間の過ごし方、仕事の仕方、旅行の仕方にまで影響を与えている。

パンデミックが発生したとき、ほぼ一夜にして、授業はオンラインに移行し、多くの教師が新しいテクノロジーを採用する以外に選択肢がほとんどなくなった。

COVID–19が拡大した過去数か月で、言語アプリ、Zoomなどのビデオ会議ツール、オンライン専門能力開発コース、仮想個別指導にお金を費やす個人や教育プロバイダーがさらに増加し​​ている。予測によるとオンライン教育市場は5年以内に3500億ドルに達すると言われている。

出典:https://www.teachaway.com/blog/online-teaching-future-education

成学社、市場拡大に伴いベトナムに子会社設立〜幼児教育・学習塾業界動向〜

成学社は「乳幼児から社会人までの教育および保育を基本とする教育企業」を事業ドメインに掲げ、あらゆる教育分野での事業拡大、発展を図っている。

ベトナムでは近年、急速に子ども・ベビー市場が拡大するとともに、日本語教育に対する関心も高まっている。こうしたニーズに応えるべく、ベトナムに子会社を設立し、事業拡大、企業価値の向上を図っていく。

子会社の名称は、成学社ベトナム有限責任会社(SEIGAKUSHA VN CO., LTD)。所在地はダナン市で、事業内容は、幼稚園の経営、日本語学校の経営、留学斡旋など。

出典:https://www.kaisei-group.co.jp/seigakusya/pdf/2019/10/disclose011018.pdf

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ベトナムで幼児教育・学習塾業界大手のRensei、オンラインでコース登録が可能に

成学社は「乳幼児から社会人までの教育および保育を基本とする教育企業」を事業ドメインに掲げ、あらゆる教育分野での事業拡大、発展を図っている。

ベトナムでは近年、急速に子ども・ベビー市場が拡大するとともに、日本語教育に対する関心も高まっている。こうしたニーズに応えるべく、ベトナムに子会社を設立し、事業拡大、企業価値の向上を図っていく。

子会社の名称は、成学社ベトナム有限責任会社(SEIGAKUSHA VN CO., LTD)。所在地はダナン市で、事業内容は、幼稚園の経営、日本語学校の経営、留学斡旋など。

出典:https://rensei.com.vn/%e2%9a%a0%ef%b8%8f%e2%9a%a0%ef%b8%8f-nha-bao-viec-ba-me-oi-sao-khong-ghi-danh-truc-tuyen-cho-be-%f0%9f%a4%b7%e2%80%8d%e2%99%82%ef%b8%8f/

早稲田アカデミーベトナム・ホーチミン校、夏期講習開講〜幼児教育・学習塾業界動向〜

早稲田アカデミーでは、基本的に講習会を年間カリキュラムの一部に組み込んでいる。通常授業と比べて、短期間に数か月分の授業時間(受験学年は2~3か月分に相当)を確保できる講習会は、飛躍的な成績向上を目指すことが出来る重要な期間と考えているからだ。

もちろん海外ならではの体験も考慮して、全ての期間に参加しない場合にも細かな期間選択/科目選択が同校では可能となっている。

受験直前になったときに、受験生が夏期の勉強を根拠に自信を持って乗り越えられるよう、最高水準の授業を提供していく構えだ。

出典:https://waseaca-singapore.com/hcmc/course/summer.html

多様な生徒を指導できるようになるために〜ベトナムの幼児教育・学習塾業界動向〜

「culturally responsive」な教育とはなんだろうか? それは学生の文化的背景を認識するだけにとどまらない。 「culturally responsive」な教育、または教育における文化的知性は、より幅広い学生が魅力的でアクセスしやすい学習環境を作り出すのに役立つものだ。

さまざまな学習スタイルは言うまでもなく、さまざまな経済的および文化的背景を持つ学生の多様なニーズを満たす方法を見つけることは、教育者にとって最優先事項になっている。

教師は文化的な知識を持っている必要があり、達成のギャップだけでなく、文化的および言語的な違いを理解するように努める必要がある。こうした理解を深めることは、教室の生徒間の潜在的な文化の違いを解決するのにも役立つものだ。

出典:https://www.teachaway.com/blog/5-steps-becoming-culturally-responsive-teacher

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2019年 ベトナムの幼児教育・学習塾(教育)業界

世界の変化に合わせた数学プログラムの更新〜ベトナムの幼児教育・学習塾業界動向〜

国際的な大学受験資格であるIB DP(International Baccalaureate Diploma Programme)の数学について、International Tutor Groupではプログラムを更新している。

これまでの標準レベル、ハイレベルの2コースにかわり、新しいシラバスでは、数学:分析とアプローチ、数学:アプリケーションと解釈の2つの科目を提供する。

これらの変更の理由は、学生により多くの選択肢を提供し、変化する世界のニーズに適応できるようにすることだ。さらに、両方のコースでは、現代の数学者にとって不可欠な数学とテクノロジーの使用に重点が置かれている。

幼児教育・学習塾業界大手のKUMONベトナム、ドンナイ省に新センター開校

2019年7月31日の発表によると、KUMONベトナムは、ドンナイ省(Đồng Nai)ビエンホア(Biên Hòa)に新しいセンターをオープンした。同センターは同省におけるKUMONの初めてのセンターとなる。

今回のセンターオープンにより、ベトナム国内のKUMONのセンターは全23拠点となる。

今回のオープンに伴って、同校では数多くの魅力的なプロモーションを提供している。プロモーションの内容としては、入学試験の無料化、食器のプレゼント、初月の授業料半額やペンケースのプレゼント等がある。また、他の生徒を紹介した際には首枕のプレゼントも用意されている。

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ベトナムで幼児教育・学習塾業界大手のRENSEI、自宅学習者にタブレットを支給

2019年10月5日の発表によると、RENSEIベトナムは、自宅学習者をサポートするRENSEI@HOMEプログラムのもとで、生徒にタブレットをプレゼントした。今回タブレットを受け取ったのはMinh Khan君。これまでも、課題に対して勤勉に取り組んできており、今回のプログラムにも十分な準備をして応募した。

同プログラムでは、自宅での数学学習をタブレットを活用し、効率的に行いたい子どもに対して、さらにタブレットを支給していくことを考えている。

学校側は生徒に対して、躊躇せず本プログラムへ積極的に参加することを呼びかけている。

幼児教育・学習塾業界大手のMthmasium、ベトナムで夏休み向けイベントを開催

アメリカ発祥の数学専門学習塾、Mthmasiumは夏休み向けイベントについて発表した。

同校では子どもたちが思考と創造性、適性、スキル、身体スキルを伸ばせるように奨励することをモットーとしている。生徒がさまざまな科目を通じて総合的に成長することをサポートするという考えだ。

サマーコースプログラムの内容には、数学、絵画芸術、スポーツ、体験プロジェクト等が含まれ、最新のトレンドに焦点を当てた論理的かつバランスのとれた方法でプログラムが設計されている。

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2018年 ベトナムの幼児教育・学習塾(教育)業界

ベトナムにも進出!幼児教育・学習塾業界大手のKUMON、設立60周年を記念

日系大手学習塾KUMONは2018年に設立60周年を迎えた。現在同社は世界中50の国・地域へ展開、430万人以上の生徒が学んでいる。子供たちが生き抜くためのスキルと学習能力の向上をサポートするという点で競合を圧倒しており、多くの学生や保護者から支持を受けている。

設立60周年を記念して、Potential (KUMONが発行する定期刊行誌)では、同社が設立から歩んできた歴史を振り返っている。さらに、二人の生徒がKUMONでの学びを通じて成功を手にした体験談を紹介している。

KUMONにおける授業を通して学生自ら主体的に学ぶ経験を重ね、自己学習のスキルを身につけることをねらう。同号のPotentialではこうした自己学習の指導やベトナムKUMONの最新情報について触れている。

ベトナムで幼児教育・学習塾業界大手のRensei、Caro 3Dコンテストを実施

2018年1月29日、教育サービスを展開する日系学習塾練成会グループ傘下のRenseiベトナムにおいて、Caro 3D(※)コンテスト2018が開催された。

Renseiは生徒たちがCaro 3Dを利用することを通じて、生徒たちの頭を使う練習になるだけでなく、思考や集中力、素早い判断を鍛えることができ、日々の学習の助けになることを期待している。

同コンテストには日本人及びベトナム人の生徒、合計数十人が参加し、優秀な成績を挙げた生徒は表彰を受けた。思い通りの結果を得られなかった生徒も、今後さらに高い目標を掲げ努力できるよう激励を得た。

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幼児教育・学習塾業界大手のEikohベトナム、講師の提供する授業の質を重視

学習塾業界において売上国内第1位を誇る日系大手栄光ゼミナール傘下のベトナムEikohでは教師の質に常に重点をおいており、Eikoh独自のトレーニングシステムを採用している。これは日本の教育機関であるZ-KAIの基準に基づいたもので、詳細な基準を設けた上で教師の採用と研修を行なえるよう開発されたものだ。

採用された教師はそれぞれ専門とする分野を持つようになり、指導する学習者に合わせて最適な教師が選ばれる仕組みとなっている。

教師の品質管理は講義前の事前調査から授業計画、報告と評価まで授業に関わる全行程を通じて適用されている。こうしたプロセスを経て、教師ごとに授業実施記録が作成され蓄積されることで、教師の質向上に役立てられている。

教育訓練省、ベトナム教育における阻害要因を指摘〜幼児教育・学習塾業界動向〜

ベトナムの学校における教育内容は世界的にみても生徒にとって負担が大きいとされる。ベトナム教育訓練省は学生のスムーズな学習を阻害する要因を以下の2つの視点から説明している。

1つ目はカリキュラムにおける問題。プログラムが複雑で内容の重複が生じるなど学習の効率が停滞していることが指摘される。例えば、物理や化学では基礎的な理論など重複する部分もあるが、異なる科目名で受講することで同じ内容を2回学習することになってしまう。

2つ目は指導手法の問題だ。1つの学習内容に割ける時間が短く区切られており、習得した知識のアウトプットや実践に充てる時間が十分に取られていないという問題が生じている。

まとめ:ベトナムの幼児教育・学習塾業界

ベトナムにおける中等教育課程から大学への進学受験は、学生らによる競争が激化しており、学習塾に対する需要は今後も増加傾向をたどると考えられています。このような中で、同国の学習塾・予備校業界は多くのビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。

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