【産学連携が人材不足解消のカギ！】ベトナムの資格・社会人教育業界

社会人教育業界は、ベトナムの経済発展を担う重要なセクターとなっており、産業の発達に伴い多くの労働者の間で需要の拡大を続けています。ベトナム政府は、産学の連携を重視しており、2023年には技術短期大学とIT企業が連携プログラムを開設するなどして、人材不足を補おうとしています。

今回は、そんなベトナムの資格・社会人教育業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます！

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2022年　ベトナムの資格・社会人教育(教育)業界

2023年2月にハティン・ベトナム·ドイツ技術短期大学(ハティン省：VietDuc Ha Tinh Technical College)とAn Viet Dung Technology社(AVD)及びSaigon Ha Tinh Trading and Service社は人材及びトレーニングに関する産学協定プログラムの協定を締結した。

本産学連携プログラムではViet Duc Ha Tinh Technical Collegeの学生の教育プログラムに加えて、以下のような企業でのアルバイト・インターンシップや短期大学卒業後の就業機会の提供が含まれている。

ハティン・ベトナム·ドイツ技術短期大学(Viet Duc Ha Tinh TechnicalCollege)は、An Viet Dung Technology社(AVD)の採用条件に応じたIT人材のトレーニングや学生向けのIT分野のジョブ・オリエンテーション、IT分野の実務経験を含めたインターンシップやアルバイトなどの機会を提供する。

Saigon HaTinhTrading and Service社は、Viet Duc Technical CollegeHaTinhの学生に対して販売スキルに関する人材トレーニングや会計教育、スーパーマーケットでの営業活動に向けた就職指導などの機会を提供する。

出典：https://bit.ly/3SNMm31

2022年9月23日に産業建設短期大学(クアンニン省：TRƯỜNG CAO ĐẲNGCÔNG NGHIỆP VÀ XÂY DỰNG)が、国防省傘下のベトナム最大の移動通信事業者(Vittel社)傘下の大手建設会社(Viettel Construction Corporation：VCC)と産学連携プログラムを締結した。

本プログラムを通じて、相互のトレーニングの支援、雇用機会の創出、研修プログラムの開発、VCC職員の専門資格やスキルの育成・向上に関する要件の明確化等に関して協力していく。

産業建設短期大学は①実践的なトレーニングの導入、②企業や学校の能力や強みの強化、③卒業後の学生の雇用機会の創出・拡大、④同校の学生の学習プログラムの改善に関するアドバイスの集約及びプログラム強化等を通じて、関係者全てにメリットがある形のプログラムやトレーニングコースの構築を目指すとコメントしている。

出典：https://bit.ly/3YhQwkO

2022年11月1日の発表によると、ベトナム最大の情報技術サービス会社(FPTグループ)傘下の教育機関FPTPolytechnic Collegeが、アジア地域で教育活動にテクノロジーを導入し、優れた成果を上げた組織や団体を表彰しているAsia-Oceania ComputingIndustry Organization(ASOCIO)のエドテック部門で“Asocio2022”を受賞した。

SOCIO 2022アワードは、8つのカテゴリーで52の優れた組織や企業に授与された。具体的には、優れたITアプリケーションの組織、優れた技術スタートアップ、デジタル政府、デジタル教育、ヘルスケア技術、サイバーセキュリティ技術、環境・社会技術等のカテゴリーが対象となった。

FPT Polytechnic CollegeはブロックチェーンやIoT、AI、ロボット工学、ビッグデータ等のテクノロジートレーニングに焦点を当てた技術開発及び教育等が評価され今回の受賞に繋がった。

出典：https://caodang.fpt.edu.vn/tin-tuc-poly/truong-cao-dang-fpt-polytechnic-dat-giai-thuong-asocio-2022.html

2022年11月16日の発表によると、ドンナイ省を拠点に職業訓練教育を行っている機械灌漑短期大学(ドンナイ省、CơGiới Thủy Lợi Đồng Nai：VCMI)では、国際基準に従った8専攻/16職種の職業教育プログラム(ドイツ基準：6つの職業コース、オーストラリア基準：2職業コースを含む)を提供しており、同校の学生の卒業後の就職率は90％を超えている。

同校が達成した実績の中でも、特に①3人の教師が全国職業教育教師協会(オンライン試験)で表彰を受けた点、②同校の学生が2022年の全国職業技能競技会で3つの表彰を受けた点、③2022年～2023年にかけて学生の規模を5,300人以上に拡大した点、④短期大学及び大学レベルの1,600人の学生を募集した点などが顕著な実績として高く評価された。

上記のような実績を踏まえて、同校は2020～2021年度のエミュレーション運動における卓越した成果を出した教育機関として首相から証明書及びエミュレーションフラグを贈呈された。

出典：https://bit.ly/3EOcG7f

ベトナム国営石油最大手(ペトロベトナムグループ)傘下で石油およびガス掘削業界向け国際基準のトレーニングプログラム等を提供しているPVDTraining社は、2022年9月に「TOP 30 THE BEST OF VIETNAM 2022」に選出された。

15年間の事業活動の結果、PVD Training社は石油及びガス採掘、再生可能エネルギー産業(風力発電)の分野で専門的なサービスを提供する請負業者のパイオニア企業であり、大手企業の1社である。

現在同社では、①国際基準に準拠・認定された熟練労働者向けのスキル・トレーニングプログラム、②様々な機械や設備の保守や修理、検査等の技術サービス、③石油およびガス、船舶、造船、製造プラント、建設等の分野への熟練労働者の人材供給の3つの事業を展開している。

出典：https://bit.ly/41BFB8s

2021年　ベトナムの資格・社会人教育(教育)業界

労働・傷病兵・社会省海外労働管理局は、職業訓練者のための専門教育訓練の実施施設に関する通達No.20/2020/TT-BLĐTBXHを発行した。初級、中級、大学レベルを教える教師に、教育訓練を提供する施設について定めた。

規定された適切な施設及び設備を有していること、規定を満たす教員を配置すること、職業教育者のために少なくとも５年間の訓練と再訓練を受けていることなどが記載されている。

十分な教員数の配備、教員の必要資格、専門的トレーニングについても述べられた。

出典：https://thuvienphapluat.vn/van-ban/Lao-dong-Tien-luong/Thong-tu-20-2020-TT-BLDTBXH-boi-duong-nghiep-vu-su-pham-nha-giao-giao-duc-nghe-nghiep-468633.aspx

2021年4月5日から9日まで「5Sワークショップ管理」に関するトレーニングが開催された。ドイツとベトナムの二国間開発協力として設立された教育機関「TVET」の４つの機関の機械教師23名が参加した。

このトレーニングは5S基準に基づいたメンテナンスの重要性を確認することを目的にしており、ベトナムにおけるTVETのプログラム改革」の一環として開催された。

また、ドイツ連邦経済協力開発省（BMZ）によって資金提供され、ドイツ国際協力公社（GIZ）とベトナム労働傷病兵社会省（MOLISA）によって実施されている。

出典：https://www.tvet-vietnam.org/archives/news/mechanical-teachers-from-4-tvet-institutes-participated-in-workshop-management-training-old-story-but-new-approach

2021年4月9日から10日までの二日間、商業教育訓練局はドイツ国際協力公社と連携し「2021年から2030年における職業教育と訓練の開発戦略、2045年までのビジョン」に関する科学フォーラムを開催した。

フォーラムでは世界各国の科学者、代表者が意見交換、議論を行い、ベトナムに適した職業訓練（VET）モデルについての見解、目的、方向性を具体的に決定した。

開発戦略のドラフト版に記載のある８つのソリューションの中でも「VETと労働市場との連携強化と包括的開発」、「デジタルトランスフォーメーションの実施」、「情報技術の管理及びトレーニング活動への適用」は画期的であるとされる。

出典：http://en.gdnn.gov.vn/infomation/news/gdvt-news/2021/4/309.aspx

国際基準に準拠した質の高い人材育成のためには、有資格者だけでなく、高いスキルを備えた人材の育成が必要である。また、急速に発展している第４次産業革命への適応が必要である。

現在、科学技術革新に関する国際協力は、職業教育や訓練機関に焦点が当たっていない。職業教育訓練機関における科学、技術、革新に関する国際協力活動にはまだ発展の機会が多く、公共部門の支援も必要である。

職業教育訓練機関の母機関、関連する省、企業団体などと連携を強化する必要があり、技術移転及びイノベーション協力において外国の技術パートナーのアプローチを必要としている。

出典：https://www.most.gov.vn/en/news/822/innovation-in-the-field-of-vocational-education-and-training-under-the-perspective-of-international-science-and-technology-integration.aspx

2021年1月26日、日本とベトナム両国政府によって設立された人材育成機関のVJCCのサブインスティチュートVJCC-HCMCは、開所式を開催し、施設の改修とアップグレード工事の引き渡しを行った。

これにより、外国貿易大学全般、特にハノイ貿易大学の第二キャンパスのトレーニング活動支援を行う。

VJCCサブインスティチュートはベトナムと日本の学生、企業に最高のサービスを提供するために質の高いトレーニングコースやビジネス持続活動を提供する。特に両国のビジネスコミュニティにおける外国貿易大学の業績、価値観、評判の向上に貢献している。

出典：https://www.vjcchcmc.org.vn/tin-tuc/487/19-le-khanh-thanh-va-ban-giao-cang-tranh-cai-tao-nang-cap-co-so-vat-chat-phan-vien-vjcc-hcmc.html

2020年　ベトナムの資格・社会人教育(教育)業界

LILAMA 2 International Technology Collegeは、TVETの教師と業界の技術者向けに、電気技術とメカトロニクスの分野で「インダストリー4.0さらなるトレーニングプログラム」を開始した。

最初の「トレーナー向けトレーニング」は2020年9月17日から26日まで行われ、LILAMA2の機械工学部と国際電気電子学部のマスタートレーナーであるKieuTanThoi氏とNguyenTrongTin氏によってそれぞれ実施される。

このトレーニングコースの目的は、自動化に必要な知識とスキルを更新、統合し、CPSi4.0メカトロニクスシステムをプログラムしたり操作できるようになることなどで、得られた知識とスキルを研究所や企業に伝えることである。

出典：https://www.tvet-vietnam.org/en/article/1818.lilama-2-launches-industry-4-0-further-training-programme.html

2016年から現在に至るまで、 ESUHAIはTien Giang大学と協力して、日本で働きたい学生や若者のために、日本語のトレーニング、スキルのトレーニング、仕事の紹介を行ってきた。

500人近くの学生が日本のインターンシッププログラムに参加する資格があり、245人以上の学生が日本の地方や都市で働くために引っ越した。

同大学の卒業生は、食品技術、電子機器の組立、機械工学、印刷、漁業などの産業で働くために来日する。同社では、専門的なトレーニングに加えて、卒業後に日本企業で採用される要件を満たすために、より多くの日本語、スキル、および働き方を学ぶことができる。

出典：https://esuhai.com/news/3EAA2/sinh-vien-truong-dai-hoc-tien-giang-co-nhieu-co-hoi-sang-nhat-ban-lam-viec.html

現在、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行はベトナム全土、特にホーチミン市内では比較的抑制されている。しかしながら、ほとんどの地場企業のビジネスおよび生産活動は依然として大きな負の影響を受けている。

このような状況を鑑み、VJCCホーチミンでは、困難に直面する企業を支援する一環として、同施設ロビーに設置されている各企業の展示ブースのレンタル契約を半年間無料で延長することを決定した。

VJCCホーチミンは、COVID-19の困難下における各企業を応援し、共にこの難関を乗り切るための協力を今後も継続していく。

出典：https://www.vjcchcmc.org.vn/tin-tuc/478/19-phan-vien-vjcc-hcmc-dong-hanh-cang-doanh-nghiep-vuot-qua-dai-dich-covid-19.html

2020年9月10日、首都ハノイにおいて、山田滝雄駐ベトナム日本国特命全権大使とフン・スアン・ニャ・ベトナム社会主義共和国教育・訓練大臣との間で、供与限度額7.74億円を供与限度額とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換が行われた。

ベトナムでは、経済が急速に成長する一方で、環境汚染、地域間格差の拡大、法制度の不備等の様々な課題の克服に取り組む人材の育成が大きな課題となっている。

日本はベトナムに対し、同国の経済成長・競争力及びガバナンスを強化するための取組を行っており、今回の協力は、その一環として、ベトナムの若手行政官の、日本の大学院における学位（修士・博士）取得を支援するものだ。

出典：https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008744.html

豊富で安価な労働力を求め、多くの日本企業がベトナムへ進出している。また、拡大を続けるベトナム国内市場を狙った進出も近年、増加している。他方、日本に在留するベトナム人の数も急増をみせる。

その多くは、技能実習生や留学生として来日しているが、都市圏だけでなく、地方でもベトナム人を目にする機会が増えた。こうした中、自治体では、首長自らがベトナムへ赴き、政府機関などと覚書を締結し、その関係をより強固にしようとする動きもある。

また、そうした自治体の動きは、重要性を増すベトナムとの関係の中で変化し、多様化がみられつつある。

出典：https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2020/dd2a2e3f91713f1a.html

2019年　ベトナムの資格・社会人教育(教育)業界

2014年にVET(Vietnam Education and Training)法が施行されてから5年後、VETの実施者は新しい課題とチャンスに直面している。法令や政策立案者は、現状を分析し、VETが高度に熟練した労働力に対する国の期待に応えるための新しい方向性を把握することが求められている。

2019年9月20日、GIZの支援を受けて国会と社会問題省が主催するベトナム教育カンファレンス2019が開催され、様々な教育機関や経済部門から200人以上の参加者を集めた。

カンファレンスではVETの実施者や政策立案者など立場が違う関係者が議論を行い、VETの今後の活動への重要なステップとなった。

2019年9月18日、ベトナム日本人材開発インスティチュート（VJCC）において、ベトナム初の試みとなる国際ビジネス学会が「Enhancing Business Development between Vietnam and Japan」をテーマに開催された。

日本及びベトナムの研究者を中心に論文の発表が行われ、現地日系企業23社を始めとする200名が参加する盛大なものとなった。

プログラムには、生産性とグローバル・バリューチェーンマネジメント、異文化理解と人材育成管理等のセッションも開催され、参加者からの熱心な質疑応答で盛り上がりを見せた。

9月の後半にニャチャン工科大学で「電気設備と機器の安全性」に関するトレーニングワークショップが開催された。トレーニングコースの目的は、ワークショップ管理に対する認識を高め、産業標準に関する実践的なトレーニングワークショップのベストプラクティス例を紹介することだ。

自動車および電気部門の20人の教師と学生が、GIZが実施した本ワークショップに参加した。トレーニングコースの焦点は次のとおり。

• 自動ワークショップ管理に関する実践的なスキルを強化する。
• 自動車のワークショップ、電子実験室、倉庫、教室の管理。
• 電気設備および機器の安全性の向上。
• 参加者に実践的な体験を提供する。

9月の最終週に、GIZが支援するTVET研究所のビジネスセクターとの協力を担当する12人のマネージャーと役員が、タイのバンコクで開催された3日間のトレーニングコース「ビジネスセクターの目を通して見る」に参加した。

ワークショップは、国際協力アカデミー（AIZ）と共同でGIZによって開催された。

ワークショップの目的は、参加者に下記を共有することとしている。- ビジネスセクターの利益と展望に対する深い理解- TVETとビジネスセクターのコミュニケーションを改善するための実践的な戦略、ツール、および手段- TVETに参加するようビジネスセクターを説得する方法に関する経験、成功事例、教訓

2018年　ベトナムの資格・社会人教育(教育)業界

2018年9月22日、REACHは設立10周年を記念する式典を開催し、長年にわたり共に事業を行ってきたパートナーや企業に感謝を示した。同式典にはパートナーや関連企業、ドナー等、総勢250名が参加した。

式典は卒業生や現在もREACHで学ぶ学生らによるパフォーマンスで幕を開けた。 REACHは教育を通じて障害のある若者を支援することをミッションとして掲げており、このパフォーマンスは実際にREACHで学んだことで人生を大きく変えた若者のストーリーが元になっている。

2008年の設立当初５名だったスタッフは2018年現在70名に達し、学生数は約1100名となっている。REACH専務取締役Pham Thi Thanh Tam氏は「同校の次の10カ年目標はただミッションに沿って活動するだけでなく、継続的な発展を実現し事業を強化していくことにある」と述べた。

急激な成長を続けるベトナムの建設業界における2026年までの年間平均成長率(CAGR)は9%に及ぶと推計されている。こうした建設業界の急激な成長及び、新技術の発展に高度な技術を備えた建設人材が不足している。

建設業界では成長の基盤を担う人材への需要と供給の差がましている。VCMI (Vocational College of Machinery and Irrigation)は、現場と人材開発のギャップを埋めることを目的に、新たな職業訓練プログラム「エネルギー・建築技術のための電子工学」、「暖房・空調のための機械工学」の２コースを新たに設置・開講することを明らかにした。

2018年10月31日、11月2日に開かれたワークショプでは、新コースで養成した人材に期待される役割や業務の詳細が議論、合意された。ワークショップで協議された内容に基づき、カリキュラム等が適切に決定される。

2018年10月22日、23日に、TVETと産業界は双方のネットワークを強化するため、人材開発に関する合同ワークショップを開催した。TVETをはじめとする社会人教育を担う組織にとって産業界との積極的な連携は、各業界で要請される需要にマッチした高度人材を輩出する上で重要な意味を持つ。

近年、「産業革命4.0」を中心とする技術・イノベーションの急速な普及を背景として、高度技能を備えた労働者の有無は国の競争力を左右する重要な要素となりつつあることから、資格・社会人教育業界では各産業の需要に合致した人材を育成することが重要な課題となっている。

産業界との連携に際しては、産業界が教育機関におけるカリキュラム構築から実際の教育現場まで関与する等、これまでにはないより密接な連携モデルが採用されている。

2018年10月1日、VJCCはハノイ第12期経営塾の開講式を行った。VJCCは同塾第11期において成功を収めた卒業生を多く排出していることを強調しつつ、さらに新たなイノベーションや変化を加えつつ、日越での経営者ネットワークを強化していく方針を示した。

2018年現在、ベトナムでは約1500の日系企業が活動しており、本経営塾卒業生のようなマネジメント人材への需要は高いと見込まれる。

同塾の強みは同経営塾の参加者で構成される幅広いネットワークにある。2010年から現在までにベトナム全土に渡り419名が参加している。今季の受講生もこうしたネットワークを通じて経営への熱意や積極性、相互扶助の理念などを学ぶことが期待されている。

ベトナムでは識字率や基礎数学などの知識など、スタンダードな分野では既に達成度が高いものの、特定の業種で求められるスキルを保持していない人も未だ多く、労働者の技能開発を担う分野への期待が大きくなっています。今後の資格・社会人教育業界は、求められるスキルのトレンドに注目することで新たなビジネスチャンスを見つけられるのではないでしょうか。