ベトナムの百貨店・ショッピングセンター業界は、急速な成長こそないものの、安定した事業を展開しています。2022年4月には、Vincom Retailが最新の大型ショッピングモールを開店するなど、順調に事業を展開しています。
今回は、そんなベトナムの百貨店・ショッピングセンター業界動向について、最新情報をお伝えしていきます。
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2022年 ベトナムの百貨店・ショッピングセンター(流通・小売)業界
「新世代」VINCOM MEGA MALLをオープン〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
2022年4月28日の発表によると、Vincom Retail社は、同社が展開する新しい大型ショッピングモール「Vincom Mega Mall Smart City」のオープニングイベントを開催した。同社はベトナム最大のコングロマリット(Vingroup)傘下にあり、ベトナム最大の小売事業者である。
「Vincom Mega Mall Smart City」は、最新のテクノロジーを導入した大型ショッピングセンターであり、ベトナム初の顧客体験「Life-Design Mall」を導入した高級ショッピングモールである。同店舗には国内外の有名ブランドが出展しており、敷地面積は68,000㎡以上の超大型店舗である。
「Vincom Mega Mall Smart City」は、エンターテイメントやショッピングのトレンドを提供する場所だけではなく、「Vincom」システムの先進的な店舗として顧客にユニークな体験を提供する。この新世代のVincomが作られた背景には、ベトナムの小売市場をより一段と発展させ、新鮮かつポジティブな流れを生み出すためと言われている。
出典:https://bit.ly/443dG2C
Lotte Martがビン市にオープン〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
Lotte Mart社は2022年7月に北部ゲアン省ヴィン市に新しいLotte Martをオープンした。同店舗は、同市で生活する地元の人々や観光客の主要なショッピング及びエンターテイメントの拠点になると期待されている。
Lotte Mart社は、ベトナム国内で13カ所のスーパーマーケットを展開している韓国のLotteGroup傘下の企業で、店舗では食料品や衣料品、おもちゃ、電化製品、その他の商品を取扱っている大規模ショッピングセンターチェーンである。
同店舗はヴィン市中心部の一等地に立地しており、ショッピングセンター(3フロア)を含む総面積12,000㎡のショッピングコンプレックスである。また、ヴィン市で最初の韓国系大型ショッピングセンターであり、同エリアのショッピング及びエンターテイメントのハブになることが期待されている。店舗内では食品やエンターテイメント、ファッション、アクセサリー、ヘルスケアなどのさまざまなカテゴリの商品が販売されている。
出典:https://bit.ly/3L2ciVh
AEON VIETNAM買い物エリアをアップデート〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
2023年1月5日の発表によると、AEON株式会社(日本)のベトナム法人であるAEON Vietnamは、ベトナム国内(ホーチミン市、ハノイ市、ハイフォン市)で7つの大型店舗を展開している。同社は顧客に新しく快適なショッピング体験を提供するために、店舗のスペースやレイアウトを継続的にアップグレードし、販売エリアを専門化する戦略を推進している。具体的には同じ商品群の商品は「専門店」と同様にまとめて(専門化)して販売している。
同活動は、最初にAEON Binh TanとAEON Tan Phu(共にホーチミン市)で行われており、多くの顧客にショッピングを楽しんでもらえるように面白いスペースを迅速に設置した。同社が施設内で自社運営している専門店やスーパーマーケットは、”専門売場”に再編されており、今後も継続的に改善が行われる予定である。
本活動はAEON Vietnamのビジネス戦略の5大重点分野の1つであり、市場変化に柔軟に対応しながら顧客の毎日の買い物をより便利にし、AEON独自の商品やサービス、体験の提供を目指している。
出典:https://bit.ly/3URxeCU
Central Retailが企業・協同組合と協定締結〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
Central Retail(タイ)は2023年3月24日、ゲアン省においてホーチミン市及びベトナム北部~北部中部の複数の省の企業や共同組合と「貿易交流プログラム」の協定を締結した。同社は2012年からベトナムで事業を展開しており、現在全国で340以上のスーパーやショッピングモールを展開している。
協定締結(MOU)は、Central Retailの購買チームが交渉を進め正式な契約調印を行うための重要なステップであり、本契約に基づき地元農家や小規模生産者が生産した製品等が全国のBig C(スーパーマーケットチェーン)やTopsMarket (スーパーマーケットチェーン)で販売される。また、CentralRetail(タイ)の国際的な小売ネットワークを通じて、海外へ輸出する機会も提供する。
今回の取り組みは、ベトナム政府が促進する「新しい農業」計画の一環であり、地方の生産者が持続可能で利益を生み出す生産活動を行うことを支援することを目的としている。Central Retail社は今回の取り組みにより、地元の消費者に高品質の製品を提供すると同時に社会的責任を果たすことができると考えている。
出典:https://bit.ly/3L7Toxf
SAVICO社がベトナム主要ブランドに選出〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
2022年7月17日、小売を含めた商業サービスや不動産、金融などの事業を幅広く展開しているベトナムの大手企業Savico社は、ベトナム知的財産協会が毎年選定しているベトナムブランド評価調査(ベトナムで最も優れたブランドTOP50社)の2022年版に選出されたと発表した。
同社代表は、「同社がベトナムで最も優れたブランドTOP50社(2022年)に選出された事は、同社グループの全役員や全従業員がビジネスで必要かつ最善な解決策を常に探し、考え、実行してきた事が高く評価された結果だ」とコメントしている。また、同賞に選出される事はベトナムの経済やビジネス環境で重要な指標の1つとなるため、同社が選出された事は同社のビジネスが成功していることを意味している。
同社はベトナム最大手の自動車販売代理店であるが、今回の受賞により同社がベトナム市場で強力な知名度や信頼性をより高めると期待されている。
出典:https://bit.ly/3L8PrZh
2021年 ベトナムの百貨店・ショッピングセンター(流通・小売)業界
「AKURUHIタワー」がベトナム・ホーチミンに開業〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
ベトナムにおいて、食品、日用品などの日本商品の卸売りで20年以上の経験を有するアクルヒグループ(以下、アクルヒ)は2020年2月14日、商業ビル「AKURUHIタワー」をホーチミン市1区にオープンさせた。
14階建ての7フロアにスーパーマーケット、すしレストランなどが入居し、日本のベビー服・子供服ブランド「MIKI HOUSE(ミキハウス)」の1号店も同ビル内に開業した。
ベトナムでは、2歳以下の子供がいる家庭が全世帯の30%に上る。経済発展に伴う両親の所得増加を受けて、マタニティー・ベビー用品市場も毎年30~40%の成長を遂げ、70億ドル規模の市場と推定されている。
出典:https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/03/7525de8340fec127.html
ベトナムのLotte mart、QRコード支払いで割引適用〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
Lotte martではQRコードでの支払いに対して割引を適用する。対応するサービスはVNPAYQR社のQRコード支払いアプリ。ベトナムでは大手のQRコード決済サービスだ。
近年ベトナム国内で普及が加速しているQRコード決済を活用した支払いに割引を適用することで、QRコード決済の普及を促し、決済時間の短縮や顧客の利便性向上を図る。
本キャンペーンではQRコードを利用した300,000 VND(約1500円)以上の支払いに対して5%、最大100,000 VND(約500円)の割引を適用する。利用回数の上限は1ヶ月で2回までとなっている。
出典:http://lottemart.com.vn/tin-tuc/doi-song/%f0%9f%93%b1tin-nhan-ting-ting-rinh-ngay-deal-dinh-%f0%9f%93%b1/
ベトナムのCentral Group、アプリを導入〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
小売市場のリーダーであるセントラルデパートは、新しい「セントラルアプリ」で究極のショッピング体験を顧客に提供する。
同社の目的は、オンラインと店舗の両方の長所をシームレスに提供するライフスタイルショッピングで最大のオムニチャネルプラットフォームになることだ。同社は、2021年以内にオムニチャネルプラットフォームで利用可能な製品の選択肢を3倍にする予定。
新しいCENTRALAPPは、iOSデバイスとAndroidデバイスの両方をサポートする。AppStoreとGooglePlayストアで無料でダウンロードでき、特別割引と特典を提供する。
出典:https://www.centralgroup.com/en/updates/corporate-news/491/central-department-store-strengthens-its-omnichannel-leadership-with-the-new-central-app-aiming-to-become-no-1-omnichannel-platform-for-lifestyle-shopping
高島屋ベトナム、コロナ対策を強化〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
高島屋ベトナムはコロナ対策を強化している。来店した顧客に対して、店内でのマスクの着用、入店時の体温チェック(37.5度以下であることを確認)、手指の消毒、他者との距離を2m以上あけることなどを求めている。
また、店舗の地下一階の売り場では、コロナ対策としておしゃれなデザインのマスクを販売している。顔を隠しても、各自のスタイルを表現できるように、色や柄などが目立つ商品も多く取り揃えている。
3階の子供服売り場でも、子供用の様々なデザインのマスクを販売しており、コロナ拡大対策と同時に、お洒落も楽しんで欲しい考えだ。
出典:https://takashimaya-vn.com/consumer/vn/hcm/tieu-diem/xin-quy-khach-luu-y
ベトナムのVincom Megamall Ocean parkオープン〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
首都ハノイの中心付近で初の「沿岸都市」に位置し、大規模で様々なカルトブランドを擁するVincom Megamall Ocean parkは、新年のお祝いシーズンで最も期待されるショッピングとエンターテイメントの目的地となっている。
最初の画像を公開した直後、ヴィンコムメガモールオーシャンパークは、青い海のイメージを持った特別な波状の建築デザインが強い印象を与えたが、最近では新しくオープンするショッピングモールにも注目が集まっている。
同ショッピングモールは焼肉や鍋料理などのビュッフェ形式レストランなども多く入居しており、家族連れにも最適な場所になりそうだ。
出典:https://vincom.com.vn/vi/vincom-mega-mall-ocean-park-brands?show=vincom
2020年 ベトナムの百貨店・ショッピングセンター(流通・小売)業界
需要に対応!ベトナムにVincom Plaza Cam Phaがオープン〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
2019年12月7日、クアンニン(Quang Ninh)省カムファ(Cam Pha)市のカムビン(Cam Binh)区に、 Vincom Plaza Cam Phaが正式にオープンした。
開店初日は、開店前の午前8時30分から、同省の何千人もの人々が近代的なショッピング、料理、エンターテイメントセンターを求めて行列を作り、開店を心待ちにしていた。
同店の開店は、クアンニン省の経済発展に伴う人々の質の高いサービスへの需要増加のトレンドに対応したものとなる。同店の総面積は46,000㎡、建物は4階建てで、約40の店舗が充実した品揃えを提供する。
出典:https://vincom.com.vn/vi/khai-truong-vincom-plaza-cam-pha
Central Group、ベトナム政府をサポート〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
セントラルグループとセントラルリテールベトナムは、ベトナムの産業貿易省と連携し、「Taste of Vietnam」をテーマに4年目を迎えているベトナムウィーク2019を開催した。
同イベントでは、あらゆる種類のベトナム製品やタイ人に人気のあるベトナム料理などを用いて、様々なイベントが催される。参加者数は500,000人以上を見込んでいる。
タイはASEANにおいてベトナムの最大の貿易相手国であり、両国間のビジネスと貿易にはさらなる成長の可能性があると考えられている。また、民間と公的機関が協力しながらこのようなイベントを開催することは、経済成長の促進だけでなく、2国間の関係強化につながると期待されている。
出典:https://www.centralgroup.com/en/updates/corporate-news/374/central-retail-vietnam-joins-forces-with-vietnamese-government-hosting-vietnamese-week-in-thailand-2019-to-boost-thai-viet-trade-and-economic-relations
ベトナムのVincom center15年の歴史〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
Vincome centerは、Vingroupが手がける小売ブランドで全国の40の省と都市で継続的に成長しているショッピングセンターである。同ショッピングセンターはこれまで15年に渡りベトナムの人々の生活の質の向上に貢献してきた。
同ショッピングセンターの1店舗目は2004年、ハノイのバーチウ(Ba Trieu)通りに開店し、同店が入る21階建てのツインタワーはハノイタワーと呼ばれた。
それから15年後の2019年、Vincom Center Landmark 81は、アジア太平洋地域のベストショッピングセンタートップ3を受賞した。ランドマーク81スカイビュー天文台は世界で最も高い天文台の1つで、ベトナムの成長を印象付けるものとなっている。
出典:https://vincom.com.vn/vi/su-kien-khuyen-mai/15-nam-hanh-trinh-phat-trien-toc-cua-vincom
ベトナムのCentral Group、10周年を迎える〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
東南アジアを中心に百貨店やリゾート施設を展開しているCentral Groupは、Royal Thai Armyと協力して実施している“Million Gifts Million Smiles”がついに継続10年目を迎えたと発表した。
同社は、同活動が10年目を迎えたことについて、このイベントを長年にわたってサポートしてきたすべての人に感謝を述べた。
同プログラムでは、同社が拠点を置くタイにおいて恵まれない地域の子供たちに自転車、学用品、スポーツ用品、文房具、おもちゃなどをプレゼントしたり、イベントに招待するという活動が行われている。
出典:https://www.centralgroup.com/en/updates/corporate-news/400/celebrating-10-years-of-million-gifts-million-smiles-sending-more-than-just-gifts-to-children-of-southern-border-provinces-a-bright-and-sustainable-future
2019年 ベトナムの百貨店・ショッピングセンター(流通・小売)業界
ベトナムのCentral Mart、小売・観光産業の展示会を共催〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
2018年8月22日から8月26日にわたり、バンコクで最大級のショッピング施設であるセントラル・ワールド・プラザにて、ベトナム商工省およびセントラル・マート、ベトナム国家観光総局の協働のもと”ベトナム製品・ツーリズムウィークinタイランド(Vietnamese Goods and Tourism Week in Thailand 2018)”が開催された。
同イベントが開催されるのは2016年、2017年に続き3年連続となった。今回、ベトナム国家観光総局の協力のもとベトナムにおける観光産業の推進に向けたアクティビティが目立った。
50のベトナム企業がイベント会場にブースを出展し、加工食品や自然食品など輸出の可能性が高い商品などを中心に自社の商品をアピールした。
出典:http://www.centralgroup.com/vietnamese-goods-and-tourism-week-in-thailand-2018-a-bridge-for-vietnam-enterprises-to-penetrate-into-thailand-distribution-network/
ベトナムのVincomerce、FIVIMARTを買収〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
Vingroup傘下のVincomerceは、FIVIMARTスーパーマーケットチェーン買収の手続きが完了したと発表した。Nhat Nam Joint Stock Companyから同スーパーマーケットの株式100%を買収・取得している。
FIVIMARTはベトナム国内で23店舗を展開、10年以上の営業実績を持つ。買収完了後、FIVIMARTの店舗は全てVinmartに業態を変えて営業を再開する。Vinmartの強みである生鮮食品などの販売コーナーを新たに導入することで販売力の強化を狙う。
これにより同社の2020年を見据えた拡大目標であるVinmart200店舗、Vinmart+4,000店舗の達成が視野に入ってくる。
出典: http://vingroup.net/vi-vn/tin-tuc-su-kien/tin-tuc-hoat-dong/banle/vincommerce-mua-toan-bo-he-thong-sieu-thi-fivimart-3294.aspx
Vincomcenter 2018年末でベトナム内66箇所に〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
Vincomecenterは顧客数が激増するクリスマスシーズンに合わせて5店舗を新たにオープンした。これによりVincomcenterはベトナム国内の38省に66店の出店を果たしたことになる。
今回新たに出店したのはVincom Center Metropolis(ハノイ)、 Vincom Plaza Imperia(ハイフォン)等。エンターテイメントエリアやレストランなどを併設している。
2018年における同ショッピングセンターの出店は20店舗に及び、売り場面積は合計130万m2に達する。Vincomgroupはホテルやアパートメント事業も展開しており、多様な事業部門を組み合わせることで、同ブランドの価値向上につなげる方針。
出典: http://vingroup.net/vi-vn/tin-tuc-su-kien/tin-tuc-hoat-dong/trung-tam-thuong-mai/vincom-dat-moc-66-trung-tam-thuong-mai-vao-cuoi-nam-2018-3328.aspx
Lotteデパート、ベトナムのテトシーズンにイベントを開催〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
Lotte デパートメントストアでは桜の木や干支を象徴するデコレーションなど、ベトナムにおける旧正月であるテトに向けたイベントの準備が進められ、新年を迎える雰囲気が広がり始めている。
店舗では1年で特に祝賀ムードがあふれるテトシーズンを家族と共に楽しんでもらうため、来店した顧客へ趣向を凝らしたアクティビティが提供された。
具体的には、購入額に応じて陶器などのプレゼントが顧客に提供されたり、子供向けのイベントとしては石膏の人形のペイント、Nan to heと言われるおもちゃの配布、Ong do cho chu(専門家が毛筆と墨で漢字などを描き配布、書かれた文字は掛け軸のように展示される)や無料の写真撮影のイベントが開催された。
出典: https://lotteshopping.com.vn/blogs/news/diem-vui-choi-mua-sam-can-tet-tai-lotte
2018年 ベトナムの百貨店・ショッピングセンター(流通・小売)業界
第1回「ベトナムコーヒーの日」を開催〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜 Vivocity
ベトナムのラムドン省ダラット市で、「ベトナムコーヒーの日」と題したイベントが3日間にわたって開催された。食品販売やスーパーマーケット事業を手がけるINTIMEX GROUP 他がスポンサー。農業農村開発省の副大臣は開会のあいさつで、1991年には世界全体の1%にしか過ぎなかったベトナムのコーヒー生産量が世界第2位(20%近く)まで成長しており、今後もその発展に期待していると述べた。
イベントの主な内容は、ブースの展示、高品質なコーヒーの紹介 、省内の栽培地・加工場の視察やワークショップなど。 INTIMEXGROUPはスポンサーであると同時にブースも出店、コーヒー関連製品の紹介・販売促進を行なった。
LOTTE Mart、ベトナム内でモバイルショッピングアプリをリリース〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
LOTTE Martは、2017年にホーチミンでスタートしたオンラインショッピングアプリ「SPEED LOTTE」をハノイ、ダナンでも導入する。アプリ普及策として、旧正月のキャンペーンと連動したショッピングプログラムを用意、アプリ上だけのディスカウントキャンペーンを実施する。
「SPEED LOTTE」と呼ばれるモバイルアプリをダウンロードし、利用者登録が完了すれば使用可能。また既にLOTTE Martの会員であれば、ポイント情報も自動で連携する。特徴的な点としてはスピーディな配達が挙げられ、顧客はアプリの導入時間やお金の節約といったメリットを享受できる。
AEON MALLベトナム、世界女性の日にイベントを実施〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
ハノイ市内の南東部郊外に位置するAEON MALL ロン・ビエンは、3月8日の世界女性の日を祝い、一連のプログラムを提供する。ベトナムではこの日に男性から女性へ花を贈る習慣がある。
VND300,000(約1500円)以上のレシートと引き換えに、スパや写真スタジオで利用できるバウチャーを受け取ることができる。また、スキンケアやメイクをテーマとしたクラスも無料で提供されており、AEON MALL ロン・ビエンでの購入レシートの提示でネイルケアのサービスを受けることもできる。それ以外にも、ロビーに展示されている花と写真撮影するとプレゼントがもらえる、といった催しも行われている。
LOTTE Mart、ベトナム小売ベスト3に選出〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
ベトナムの食品・飲料・小売関連企業ベスト10が2017年11月23日に発表され、LOTTE Martは小売関連企業の部門で第3位に入賞した。トップ10企業の選出は、ベトナムレポート紙の調査やベトナム経済フォーラムの委員、大学教授やマーケティングの専門家によって行われた。
競合の数百社を抑えてLOTTE Martが3位に輝いたのは、ベトナム国内にショッピングセンターを展開して優れたサービスや商品の質により消費者の心を掴んだのみならず、Eコマース(ウェブサイト、モバイルアプリ)など複数のプラットフォームを通じて消費者の利便性を高めたこと、またベトナム経済の発展に寄与したことが評価されたと考えられる。
旧正月の装飾に彩られるベトナムのショッピングモール〜百貨店・ショッピングセンター業界動向〜
ベトナム全土に46あるVincomショッピングセンターでは、旧正月に伴なって最大50%引のセールや、旧正月を祝うイベントが開催された。
ショッピングセンターの広場やイベントエリアでは、旧正月のお祭りのために、伝統的な梅の花などを用いつつも、ユニークで創造的な装飾が大規模に行われた。金色のお金の装飾を吊るした「幸運の木」等が展示されており、客の興味を惹きつけていた。ベトナムでは、旧正月に各家庭でキンカンなどの木にお金のデザインの装飾を付ける風習があり、この木が富や幸運を運んでくると言われている。
まとめ:百貨店・ショッピングセンター業界
各々の百貨店がイベントを開催することによって消費者行動も今までとは違った動きをみせています。また新サービスであるEコマースも今後の百貨店業界全体に影響をもたらすといいですね。
ハノイ在住のベトナム人。名古屋大学で文部科学省奨学金の日研生として留学経験有り。日越の翻訳、通訳などが得意で、日本語教師の経験有り。ハノイで日系IT企業に入社後、主に総務・人事、日本親会社との取引業務を約3年経験し、その後長野県で日本企業で勤務。