【好調な業績】インドネシアの家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界

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2023年現在、インドネシアの家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界では、好調な業績が見られます。

インドネシア証券市場に上場する家具製造会社Boston FurnitureやホームセンターACE Hardware等は2022年の売り上げが増収であったと発表しました。その一方で家具製造会社Indocabinetは米国輸出の不調で大幅な減収に至ったと報告しています。

今回は、そんなインドネシアの家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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インドネシアの家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界 業界地図はこちら!
目次

2022年 インドネシアの家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター(流通・小売)業界

Indocabinet、米国輸出の不調で2022年大幅減収〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシア証券取引所に上場の家具製造会社のPT IntegraIndocabinet Tbkが2023年4月28日に2022 Annual Reportを公表した。

2022年売上高は、4兆5,267億ルピアで前年比83.6%と大幅な減収であった。減収の要因は、売上高の約95%を占める輸出が、特に米国からの受注が減少し、前年比83.2%となったため。

インドネシアの家具業界の2022年度の概要については、工業省によるとインドネシアの家具産業の90%は輸出されており、輸出総額の51%は米国へ、19%は欧州へ輸出されている。インドネシア家具・工芸品産業協会(HIMKI)によると、インドネシア国内市場は住宅需要の増加に伴い、家具需要も増加しており、国内市場規模は2022年に15兆ルピアに達した。

出典:https://www.integragroup-indonesia.com/wp-content/uploads/2023/04/INTEGRA_2022AR_28april2023_LORES_compressed.pdf

Boston Furniture、2022年2ショールーム開設〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシア証券市場に上場する家具製造会社Boston FurnitureIndustries Tbk(SOFA)が2023年4月30日に2022 Annual Reportを公表した。

2022年売上高は470億ルピアで前年比126%と二桁増収であった。2022年度のSOFAの主な取り組みは3つ。①新たに戦略的な場所にショールームを開設。ジャカルタのプラザ・インドネシアとスラバヤ。2つの新しいショールームは、より多くの顧客を引き付けるのに役立った。

②高品質の製品と効果的なマーケティング戦略によって売上の大幅な増加が達成できた。③木材および木材製品に関するインドネシアの法的要件を遵守していることの証として、SVLK 証明書を取得した。この認証は、持続可能性と責任ある林業活動の証拠。

出典:https://boston-industries.com/file/annual_report_2022.pdfhttps://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/202304/263ed48863_e5f8852706.pdf

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ACE Hardware、2022売上高前年比103%で着地〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシア証券市場に上場するホームセンターPT ACE HardwareIndonesia Tbk(ACES)が2023年4月28日に2022 Annual Reportを公表した。

2022年売上高は、6兆7,630億ルピアで前年比103%と増収であった。増収は、ウイズコロナへの転換により消費者のモビリティが回復し始めたことによるもの。セグメント別には、ホームインプルーブメント部門が3兆8,721億ルピアで構成比57%、前年比106.0%、ライフスタイル部門が2兆7,971億ルピアで構成比41%、前年比99.8%で、残りは玩具部門。

ACEは2022年年度末で27州55都市に228店舗あり、総売り場面積は538,000㎡。玩具のToys Kingdomは14州23都市に64店舗あり、総売り場面積は33,000㎡である。

出典:https://corporate.acehardware.co.id/en/investor/annual-reportshttps://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/202304/d4c114e17c_8312372c92.pd

IKEAインドネシア、スラバヤに出店〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

IKEAインドネシアは2022年8月11日、東ジャワ州スラバヤのCiputraWorld Surabayaに開店する新店舗の起工式を実施したことを明らかにした。

Ciputra World Surabayaは西スラバヤゲートの戦略的位置にあり、周辺には、住宅、ショップハウス、病院、大学、学校、ワークショップ、4つ星・5つ星ホテルなどさまざまな施設がある。IKEAスラバヤ店は、Ciputra World SurabayaのLGフロアの9,000平方メートルに建設される。

IKEAスラバヤは、スラバヤの人々とその周辺地域の家庭用家具のニーズに応えることを目的としたスラバヤ初のIKEAストアで、スラバヤとその周辺地域の人々が楽しめるように、スウェーデンスタイルで植物ベースの食品も提供される。

出典:https://www.ikea.co.id/en/newsroom/news/general/detail/ikea-officially-builds-a-new-store-at-ciputra-world-surabaya

Chitose、国内部品水準 (TKDN) 認証取得〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシア証券取引所に上場する家具製造会社PT ChitoseInternasional Tbk(CINT)が2023年4月17日、2022年度の経営を振り返った。

2022年売上高は、4,376億ルピアで前年比152.4%と大幅な増収。国内売上高が4,130億ルピアで構成比94%。増収の要因はウイズコロナへの転換でオフィス・学校を中心に需要が回復したため。

2022年度の主な取り組みは、国内部品水準(TKDN) 認証を通じ、競争力ある国産製品を増やす政府のプログラムを支援するため、多くのビジネス戦略を立ち上げたこと。これにより、産業省から2023年国内生産利用拡大(P3DN)賞を受賞した。高品質の家具製品、インドネシア国家規格 (SNI)、およびTKDN認証取得が評価されたため。

出典:https://www.chitose-indonesia.com/?wpdmdl=197233

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2021年 インドネシアの家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター(流通・小売)業界

インドネシアのACE、積極的な新店舗展開で2桁増収〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

ACE Hardwareのフランチャイズをインドネシアで展開するPT ACE Hardware Indonesia Tbk(ACES)の2019年の売上高は8兆1,427億ルピアで前年比112%と二桁の増収であった。

2019年、ACEは4つの都市と2つの新しい州を含む23のACEアウトレットと14のToysKingdomアウトレットを開設した。この拡張により、ACEとToys Kingdomの合計店舗数はそれぞれ197と53に、総面積は474,380平方メートルと30,105平方メートルに、45の都市と26の州に広がった。この店舗数には2018年に導入された10のACEXpressストアも含まれている。

2019年の既存店売上高(SSG)は前年比105.5%なので、新規店の売上が増収に大きく貢献している。

出典: https://corporate.acehardware.co.id/files/uploads/nnualreport/file/2020/Jul/03/5efeb8d521f91/annual-report-ace-2019.pdf   

インドネシアのIntegra、2019年の家具生産2桁成長〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシアの家具メーカーであるPT Integra Indocabinet Tbk(WOOD)の2019年の売上高は2兆1,363億ルピアで前年比102%であった。

このうち輸出は1兆4,084億ルピアで総売上の66%を占める。もともとアメリカ向けCDラックの輸出で事業を立ち上げた背景から輸出が強い。さらに2019年はアメリカ政府が中国に制裁関税をかけたことでインドネシア製家具にとっては追い風となった。

セグメント別には、家具生産が2兆187億ルピア(前年比:114%)、林業が1,957億ルピア(前年比:49%)、国内トレーディングが565億ルピア(前年比:117%)、内部相殺が▲1,343億ルピアである。林業はメランティ材の価格下落によって大幅減収となっている。 

出典: https://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/202006/e0b06e1dfd_4673467b46.pdf  

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インドネシアのVIVERE、前年比154%の大幅増販〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシアでインテリア請負とVIVEREブランドで家具製造販売を行うPT Gema Grahasarana Tbk(GEMA)の2019年の売上高は1兆1,873億ルピアで前年比101%であった。

GEMAは35年の経験を持つインテリア請負業界の主要プレーヤーで、家具およびパネルの製造を行っている。セグメント別の売上高は、インテリア請負:6,589億ルピア(前年比:84%/構成比:55%)、家具製造販売:3,867億ルピア(前年比:154%/構成比:33%)で、インテリア請負の落ち込みを家具製造販売で補った。

家具の増販に貢献したのは、2016年に導入したオンラインショッピングの VIVEREcollection.comと全国に展開する直営店VIVEREである。 

出典: https://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/202006/486f950b36_f94b4bcfe0.pdf  

IKEAを運営するインドネシアのHERO、IKEAの戦略を高く評価〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシアでIKEAを運営するPT Hero Supermarket Tbkは2020年5月18日に証券取引所に提出した2019年アニュアルレポートの中で、IKEAのマーケティング戦略を高く評価した。

イケアは国際的に有名な家具ブランドであり、インドネシアの顧客により良い日常生活を提供するためのユニークなショッピング体験を提供している。そして、製品の選択を通じて付加価値のある製品を提供し続けるための革新とそのコミットメントを示し続けている。

また、イケアは常に事業拡大の準備ができており、デザイン、機能、品質、持続可能性の面で顧客に付加価値を与える家具製品とアクセサリーを提供し続けていると評価した。

出典: https://www.hero.co.id/files/dynamic/975.pdf 

Mitra 10、インドネシア・東ジャカルタに6,000㎡の大型店出店〜家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界動向〜

インドネシアのホームセンターの一つであるMitra10を運営するPT Mitra Sejati Sentosaは2021年1月25日、インスタグラムで2月に東ジャカルタ市Kalimalangに新店舗をオープンすると報じた。

Mitra10はジャカルタを中心にすでに全国に35店舗ある。また、Kalimalangにはすでに既存店があるので、新店舗はKalimalangで2店舗目、全国で36店舗目となる。売り場面積が6,000㎡の大型店である。

PT Mitra Sejati Sentosaはインドネシア証券市場に上場するPT Catur Sentosa Adiprana Tbkの子会社。同じ子会社に PT Catur Sentosa Berhasilがあるが、この会社は「atria」という家具とアクセサリーの専門店をチェーン展開しており、今回同時に出店する。 

出典: https://www.instagram.com/p/CKdluzTKBEw/  

まとめ:インドネシアの通販・ネット通販業界

インドネシアの家具の輸出については2015年から2019年まで、11億USD前後で安定的に推移しており、この傾向は今後も続くと予想されています。

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