【環境保護への道 】フィリピンのトイレタリー・日用品業界

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2023年4月20日、日用消費財グループは同年の環境保護の動きを強化すると発表しました。業界内では大手企業や地方自治体が環境や廃棄物削減の取り組みを強化しています。

今回は、そんなフィリピンのトイレタリー・日用品業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

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フィリピンのトイレタリー・日用品業界 業界地図はこちら!
目次

2022年 フィリピンのトイレタリー・日用品(製造業)業界

フィリピン、業界は廃棄物ゼロへの取り組みを強化

2023年4月20日、日用消費財グループは2023年のグリーンロードマップにおけるEPR遵守の成功に向け、DENRとの協力を強化すると発表した。また、DENR職員はPARMS EPRプログラム計画を指示している。

PARMSメンバーおよびパートナーには、ユニリーバ、ネスレ、モンド日清、モンデリーズ、味の素、ジョリビー、コカコーラ、P&Gなどフィリピンを代表する大企業やフィリピン商工会議所やフィリピン食品製造業者会議所などからなっている。

RA No. 9003または2000 年の環境固形廃棄物管理法では、政策枠組みや統合固形廃棄物管理計画の確立などによって25%の廃棄物削減を達成する地方自治体への義務を制定している。

出典:https://www.unilever.com.ph/news/2023/industry-steps-up-commitment-to-a-zero-waste-philippines/

フィリピンのBinibining Silka 2023の応募が開始

2023年6月13日、ローカルブランドであるシルカが、現代のフィリピン人女性の輝く美しさや自信を讃える毎年恒例のBinibining Silkaが今年も開催されると案内した。コンテスト専用の公式サイトも立ち上げられ、より広範な文化的および地域的表現を提供している。

このコンテストでは「Kinang」が重視されており、美しい見た目だけでなく内面の美しさやコミュニティに貢献する能力も含まれている。応募条件は18~24歳のフィリピン人女性で、高卒以上、身長5’4以上である。

応募する際は応募サイトに登録し、オーディション用動画とシルカ製品を使用または購入した証明を提出する必要がある。予選を勝ち抜くと地域の代表者となり、グランドコロネーションナイトで戦える。

出典:https://ent.abs-cbn.com/articles-news/join-the-binibining-silka-2023/silka/advertorial-19883

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フィリピンで近江兄弟社のメンタームがMitsukoshi Freshで販売開始

近江兄弟社は医薬品や化粧品の製造や販売を行っている企業であり、効果的で肌に優しいスキンケア製品を提案することを製品開発理念としている。

2023年6月11日、タギッグ市の三越BGCにある三越フレッシュにて、近江兄弟社のOMIメンタームリップケア製品と日焼け止めなどのサンケア製品が購入できるようになったと案内した。

製品のラインナップはSun Bearsアクティブ日焼け止めゴールドとシルバー、Verdio日焼け止めジェル・トーンアップエッセンス・マイルドジェル、ディープナーリップバームクリア&敏感肌、リップドレスティント赤とピンクベージュ、メンソール入りメンタームリップである。

出典:https://omimenturm.com.ph/blogs/news/omi-menturm-now-available-at-select-stores-in-metro-manila

フィリピンでパンパンガ州で村を拠点とした研修プログラムがスタート

2023年5月4日、パンパンガ州サンフェルナンドでは、、トレーダーがビジネスを始めて進展させられるバランガイを拠点とする「Fernandino KayaBIZ Program」」という起業家研修プログラムを展開していくと発表した。

各バランガイから集まった50名が、技術教育技能開発庁認定のトレーナーによる様々な製品のスキルや製造に関するセミナー、ワークショップに参加した。最初のグループは食器用洗剤、液体ハンドソープ、液体洗剤、布地コンディショナーの作り方を教わった。

彼らは小規模ビジネスを始めるための4,000ペソ相当の材料も受け取る。このようなトレーニングが数回にわたって実施される予定で、約200人の起業家志望者が参加予定のようだ。

出典:https://www.pna.gov.ph/articles/1200758

フィリピンでPanasonic Beautyがビューティースタイルコーナーを設立

2023年1月13日、サンフアンのアベンソングリーンヒルズ旗艦店のオープンに合わせ、パナソニックの美容部門であるパナソニックビューティーがフィリピン初となるビューティーライフスタイルスタンドを正式に立ち上げたと報告した。

パナソニックのヘアドライヤーやヘアアイロンなど日本品質のブランドとして世界的に認められており、著名人やコンテンツクリエイターの間でも人気が高い。最近ではメンズケア美容製品も注目度が高まっている。

パナソニックビューティーの特徴は、特許取得済みの独自開発の水分豊富なナノイーである。頭皮に潤いを与えながらスタイリングできるため髪へのダメージが少なく、枝毛の軽減にも効果的である。

出典:https://www.panasonic.com/ph/corporate/news/articles/20230113-panasonic-beauty-launches-its-first-ever-ph-beauty-lifestyle-corner-and-we-re-stoked.html

フィリピンのトイレタリー・日用品業界 業界地図はこちら!

2021年 フィリピンのトイレタリー・日用品(製造業)業界

フィリピンでトイレタリー・日用品業界大手のユニリーバ、プラスチック削減の進捗公開

オランダとイギリスに本拠を置く世界有数の一般消費財メーカーで、トレイタリー会社としてフィリピンで地位を確立しているユニリーバは、2019年に、2025年までに10万トン以上のプラスチックを完全に取り除くことを約束していた。2020年10月28日にその進捗を公開した。

現在、使用済み再生プラスチック(PCR)は、ユニリーバのプラスチックフットプリントの10%以上を占め、2019年からの大幅な増加を表しており、2025年までに少なくとも25%のPCRを使用するという目標に向けて着実に進歩している。

同社はまたプラスチック汚染の削減にも取り組んでおり、アジアを含めた複数の国のパートナーと協力している。これには、廃棄物の収集と処理の直接投資とパートナーシップ、再生プラスチックの購入による能力の構築などが含まれる。

出典: https://www.unilever.com.ph/news/news-and-features/2020/our-progress-on-plastics.html

フィリピンにも進出するP&G、2020年の年次報告書を公開〜トイレタリー・日用品業界動向〜

アメリカに本部がある世界一の一般消費財メーカーであり、フィリピンではPanteneなどを販売するP&Gは、2020年のグローバルな年次報告書を公開した。

2020年の売上高は710億USドルであった。このうちアジア太平洋が10%を占めており、さらに2019年の677億USDからの増加を示している。地域ベースでは、特に家庭用クリーニングや健康と衛生製品における需要の増加により、中国、ヨーロッパ、アジア太平洋、ラテンアメリカで一桁台前半の増加となった。

同社はまた、フィリピン、コスタリカ、英国にシェアードサービスセンターを所有している。経営陣は、自社のサイトは事業をサポートするのに十分であり、資産と設備は十分に維持されていると述べた。

出典: https://us.pg.com/annualreport2020/

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Unilab、フィリピンの食糧政策プログラムに参画〜トイレタリー・日用品業界動向〜

Mryaブランドで化粧品やトイレタリー用品を販売するUL Skin Sciences (ULSSI)の親会社で、フィリピンに本拠を置く製薬会社UNILABは、国家の食糧政策プログラム『Pilipinas Kontra Gutom(PKG)運動』に参画する。

このプログラムでは、2022年までに少なくとも100万人のフィリピン人を飢餓から救うための積極的な措置、2030年に国の飢餓をゼロにするという共通の目標に向かって、さまざまなプログラムと持続可能なイニシアチブを推進するために協力する。

PKG運動はまた、2030年までに栄養不足のフィリピン人の子供をゼロにすることを目標としており、UNILABグループは食品とサプリメントにおいて活躍が期待される。

出典: https://www.pna.gov.ph/articles/1131640

フィリピンのSplash Corp、手洗いブースを設置〜トイレタリー・日用品業界動向〜

1985年に設立した地場系のトイレタリー会社であり、20か国に商品を輸出しているSplash Corpは、自治体と連携し、手洗いブースをパシグ市にあるメガマーケットモール内に設置した。

これは、パシグ市議のVico Sotto氏が主導となり、同社が販売する衛生ブランドの『Hygienix』の消毒用アルコールと石鹸を、人の集まるエリアに手洗いブースとともに設置する活動の一環である。

同社は、COVID-19の効果的なワクチンが普及するまで、民間企業部門と政府がこの病気の蔓延を抑制し、人々を安全に保つのを支援し続けるべきであるとし、このほかにも医療機関とフロントライナーにもHygienix製品を寄付する活動を続けている。

出典:https://www.facebook.com/SplashCorpPH/posts/173612251012715

Cosmetique Asia Corp、美人コンテストを開催〜トイレタリー・日用品業界動向〜

Silka Papaya Soapが主力ブランドであり、2001年創業ながら、近年シェアを伸ばしているCosmetique Asia Corpは、代表ブランドにちなんだミスシルカフィリピン2019美人コンテストを開催した。

今回で12年目を迎える、国内で最も有名な美人コンテストの1つであるミスシルカフィリピン2019美人コンテストは、全国的・地域的・文化的代表を集め、フィリピン女性の多様性を称賛する機会となっている。

パンパンガ州出身のミスシルカフィリピン2019の優勝者には、15万ペソの現金と、同社ブランドの製品が贈呈された。さらに、彼女が選んだ慈善団体に10万ペソ相当の寄付が行われる。

出典:https://www.cosmetiqueasia.com/subpages/news-article.aspx?id=1033

まとめ:フィリピンのトイレタリー・日用品業界

フィリピンでは2021年ベビーブームとCovid-19の影響により、ベビー用品と漂白剤の需要が高まる可能性があると推測されています。今後の

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