タイのホテル業界は躍進し続け、最新のトレンドに敏感な旅行者の期待に応えています。革新的な宿泊施設やユニークなサービスが登場し、訪れる価値がある宿泊先が増加しています。
この記事では、最新のホテル業界の動向を探り、タイの魅力あるホテル業界について紹介します。
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2023年 タイのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界
世界的なアーキテクトとのコラボ:チャトリウム グランド、美とモダンの調和が織りなす新たな旅の拠点
「チャトリウムホスピタリティ」は、「チャトリウム グランド」という新しいブランドを立ち上げ、タイの首都バンコクで最初のラグジュアリーホテルを開業した。このホテルは、タイの最も一流なホテルチェーンである「チャトリウムホスピタリティ」と、タイの伝統的な魅力をグローバルなホスピタリティと融合させることを目指す。
「チャトリウム グランド バンコク」は、バンコクの中心に位置し、ショッピングやエンターテイメントの名所であるサイアム地区にあり、このホテルは「チャトリウムホスピタリティ」の一流のホテルコレクションであり、タイ有数の不動産開発企業である「シティ リアルティ」(City Realty)が開発した。
このラグジュアリーホテルは美しいデザインであり、世界的に有名な建築家ロバート・フィリップ・ホームズ(Robert Philip Holmes)と、タイで長年にわたり国際的なアーキテクチャとデザインのコンサルタントとして活動するDWPが手掛けました。タイの芸術、文化、歴史にインスパイアを受け、高級なサービスと共に、タイの美しさと個性を訪問者に提供する。
出典:https://fb.watch/mziVSIe0I9/ https://fb.watch/mzi_PjYkHm/
https://www.chatrium.com/grandbangkok
lebua Hotels & ResortsのCEO、ディーパク・オーリ氏が世界最優秀幸福大使に輝く
タイ観光局(TAT)は、バンコクに拠点を置く受賞歴豊富な高級ホテルブランドであるlebua Hotels & Resortsの最高経営責任者であるディーパク・オーリ氏が世界旅行賞(World Travel Awards)による2022年度の世界最優秀幸福大使に選ばれたことを祝った。
オーリ氏は、世界幸福財団の顧問委員会のメンバーを務め、lebua Hotels and Resortsでチーフハピネスオフィサー(CHO)としての役割を果たす。また、既存の文化に有機的な幸福を創造することに専念するライフスタイルと変革の組織であるLuxury Atelier Maison Happiness(LAMH)の会長も務めている。
この名誉ある賞は、オーリ氏がこれまでに受賞した数々の栄誉に続くものである。受賞の中には2019年に世界旅行賞によって選ばれた「世界最優秀旅行パーソナリティ」や、国際ホスピタリティ研究所による「トラベルとホスピタリティの世界で最も影響力のあるトップ25エグゼクティブ」、そして国際ホスピタリティ研究所の「2022年世界ホスピタリティの100人で最も力のある人物」などが含まれる。
2023年4月、センターポイントホテルズが自閉症への意識向上と支援を拡大
2023年4月2日の世界自閉症啓発デーを記念して、センターポイントホテルズグループは自閉症タイ財団と協力し、「センターポイント Always Care – チャリティブッキングキャンペーン」を開始した。
このキャンペーンでは、ゲストは追加費用なしでタイの自閉症コミュニティへの支援を行う機会を提供される。センターポイントホテルは、2023年4月1日から4月30日までの間に行われた全ての部屋予約の売上の1%を寄付し、予約された滞在は2023年4月1日以降の日程で利用できる。
寄付は直接、自閉症タイ財団に送られ、それはタイの自閉症への正しい公共意識の構築およびタイの自閉症コミュニティを促進する開発プログラムや活動のサポートに使用される。
出典:https://www.centrepoint.com/csr/charitable-booking-campaign
ロイヤル・クリフ・グランド・ホテルがKayak 2023年度トラベルアワードを輝かしく受賞
タイ、パタヤ – ロイヤル・クリフ・グランド・ホテルはKayak 2023年度トラベルアワードを受賞した。受賞者は、世界中の実際の旅行者からのレビューや評価に基づき、80以上の総合評価より決定される。これは、ロイヤル・クリフが優れたホスピタリティとサービス、そして卓越した施設を提供する一貫性を示す。
現在、Kayakは毎年数十億の問い合わせをプラットフォーム全体で処理し、世界中の数百万の旅行者が自信を持って決定できるように旅行情報を提供。各問い合わせにおいて、KAYAKは数百の旅行サイトから旅行者が適切なフライト、ホテル、レンタカー、休暇パッケージを見つられるように必要な情報を表示する。
タイ、特にパタヤは、観光客にとって最も求められる旅行先の1つ。適切な受賞歴のあるホテルに宿泊することは、通常の期待を超える豪華な体験を保証する。ロイヤル・クリフ・ホテルズ・グループは4つの高級ホテルを運営し、ゲストに魔法のような休暇体験を提供、その優れたサービスは、この最新の成果においても重要な要素となっている。
高級レジャー×美食。Robinhood x Veranda Resort キャンペーンが贈る、忘れられないタイ旅行
SCBグループの「Robinhood」フードデリバリープラットフォームは、高級なレジャーライフスタイルで知られる有名なホテルリゾートビジネスおよび不動産開発業者であるヴェランダ・リゾートと提携し、「Robinhood x Veranda Resort」キャンペーンを開始した。
「Robinhood」の370万以上のユーザーを招待して、タイ全土で忘れられない旅行を楽しむ機会を提供する。お得な特典を入手するには、RobinhoodアプリのRobinhood Travel機能を通じてヴェランダ・リゾート&ホテルネットワーク内のいずれかの魅力的なホテルを予約するだけ。
「Robinhood」は、この提携が2023年末までにタイの観光を大幅に活性化し、稼働率を向上させることを期待している。同時に、旅行者に食事と旅行をシームレスに結びつけた、リラックスした忘れられない体験を提供すると考えている。
2021年 タイのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界
タイのCentara、ホテル事業縮小し外食事業拡大〜ホテル業界動向〜
タイの財閥でセントラルグループのホテル事業・外食事業を担っているCentral Plaza Hotel PCLが2020年の業績を発表した。
2020年の売上高は132億4,900万バーツであり、2019年の売上高211億9,100万バーツと比べ-37%であった。2020年の最終利益は27億7,600万バーツの損失を計上し、2019年の利益17億4,400万バーツと比べ-259%であった。
2020年のCentraのホテル事業が占める売上高の割合は24%(前年42%)であり、前年に比べ大きく縮小した。一方、外食事業の割合が前年58%から76%へ増加している。Centraが運営する外食事業には大戸屋・吉野家・天丼てんやなど日系外食チェーンが多く含まれている。
出典: Centra
タイのDusit Thani、2020年約10億バーツの損失〜ホテル業界動向〜
タイを中心に世界中でホテル事業を展開するDusit Thani PLCは2020年の事業報告を行った。2020年の売上高は33億2,000万バーツであり、2019年の売上高61億1,700万バーツと比べ-45.7%であった。
2020年の最終利益は10億1,100万バーツの損失を計上し、2019年の利益32億バーツと比べ-415.9%であった。
2020年はパンデミックにより訪タイ外国人が74%減少し、4月以降一時的にホテルが閉鎖されたため多額の損失を計上した。これを受け、新たに年内開業予定であった10ホテルを5ホテルに調整している。米国・中国・カタール・タイ・シンガポールのホテルを開業予定。
出典: Dusit Thani PLC
タイのMinor Group、2020年に約214億バーツの損失〜ホテル業界動向〜
タイを中心に世界63か国でホテル事業を展開し、タイの外食チェーン大手でもあるMinor Groupは2020年の業績を発表した。
2020年の売上高は582億3,200万バーツであり、前年比-55%であった。2020年の最終利益は214億700万バーツの損失を計上し、前年比-300%であった。
2020年はタイのバーンナムプンとドバイに新たに2つのホテルを開業、オランダ・ドイツ・スペインにある5つのホテルを閉鎖している。 Minor Groupはホテル事業だけではなくThe Piza Company・Swensens・Burger Kingなどの外食チェーンをタイで運営している。
出典: Minor Group
タイのERAWAN Group、2020年の業績を発表〜ホテル業界動向〜
タイでホテル事業とショッピングセンターの運営事業を行っているERAWAN Groupは2020年の業績を発表した。
2020年の売上高は23億4,800万バーツであり、2019年の売上高64億3,900万バーツと比べると-64%であった。2020年の最終利益はファイナンシャルコストと減価償却費の増加により17億1,500万バーツの損失を計上し、2019年の利益4億4,600万バーツと比べ-384%であった。
ERAWAN Groupは、グランドハイアットバンコク・JWマリオットバンコク・コートヤードbyマリオット・ibisなどのホテルを運営している企業であり、以前はAmarin Plaza PCLの名称で知られていた。
出典: ERAWAN Group
https://investor.theerawan.com/newsroom/230220212140210845E.pdfタイのS Hotels and Resorts、約19億バーツ損失〜ホテル業界動向〜
タイ・フィジー・モルディブ・モーリシャスなどでホテル事業やリゾート管理事業を行っているS Hotels and Resortsが2020年の業績を発表した。
2020年の売上高は15億6,200万バーツであり、2019年の売上高38億1,800万バーツと比べ-59.1%であった。2020年の最終利益は19億800万バーツの損失である。2019年の最終利益は損失9,800万バーツを計上している。
S Hotels and Resortsの大株主はSingha Estateであり、主にビーチリゾートの運営を行っており、タイに4つ、フィジーに2つ、モーリシャスに1つ、モルディブに3つ、イギリスに2つのホテルを所有している。
出典: S Hotels and Resorts
https://shr.listedcompany.com/newsroom/230220211733140387E.pdf2020年 タイのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界
タイのMinor、569%増の力強い成長率を達成〜ホテル業界動向〜
Minor International (MINT)は、2020年2月27日に2019年度の業績を発表した。2019年の純利益は、前年同期比137%増となる10,698百万バーツの大幅成長となった。純利益の急増は、NH Hotel Groupの統合などの利益に起因する。
2019年第4四半期の純利益は、前年同期比569%増となる3,768百万バーツと、前年同期比の563百万バーツから大幅に超過した。純利益の力強い成長は、戦略計画の一環として2019年第4四半期に実施された、モルディブでの3つのホテルの売却益などに牽引された。
Minor Hotelsは、2019年第4四半期のコア業務純益が、前年同期比66%増の2,619百万バーツを報告した。この増加は、Minor Hotelsの不動産事業およびホテル事業からの強力な貢献によるものである。
タイのAvani Hotelsが東アフリカへの進出を発表〜ホテル業界動向〜
2020年1月23日、Avani Hotels & Resortsはケニアの物件に調印し、東アフリカへの進出を発表した。 2020年末頃に開業予定であるAvani Nairobi Suitesは現在、ケニアを代表する不動産開発会社のFedha Groupによって開発中である。
15階建ての新築物件は、ボツワナ、ナミビア、ザンビア、モザンビーク、レソトの既存物件と並んで、アフリカでのAvaniブランドの存在感をさらに強化する。Avaniは現在、南アフリカに6つの物件を有しており、これがケニアでの重要な戦略的ステップとなる。
急速に成長しているAvaniブランドは現在、アジア太平洋、中東、アフリカ、インド洋、ヨーロッパで31の施設を運営しており、近年ではカンボジア、韓国、タイ南部のクラビでデビューを果たした。
タイのホテル業界大手Central Plaza Hotel、投資契約を発表
主にホテル事業および飲食事業を行うCentral Plaza Hotelは、2020年2月26日に業績を発表した。連結財務諸表による2019年度のホテル運営の収益は、8,438,557,191バーツであり、年間利益は1,809,172,067バーツとなった。
ホテル運営および飲食料収入は、財務諸表において重要な勘定となり、連結総収益の96.9%を占める。ホテル運営からの収益は、サービスが提供され商品が供給された時点で収入として認識される。収益は、グループの年間の損益に直接影響する。
2019年9月30日、Central Plaza Hotelの子会社は、日本でのホテル開発のため、日本企業2社と投資契約を締結した。これにより、日本に新しく設立された会社に投資するため、シンガポールに新規子会社が設立された。
タイでホテル業界大手のDusit International、MPICと提携
2020年2月21日の発表によると、タイの大手ホテルおよび不動産開発会社の1つであるDusit Internationalは、フィリピンの主要なインフラ持株会社であるMetro Pacific Investments Corporation(MPIC)と投資契約を締結した。
投資契約は総額9億7,905万バーツであり、フィリピンのホスピタリティおよび住宅用不動産を、共同で開発および管理することを目的としている。共同投資は2020年6月にフィリピン競争委員会から承認された後、2020年12月までに実施される予定である。
長期投資はバランス、拡張、多様化という、Dusitの3つの戦略に沿ったものである。Dusitは戦略の一環として、確立された新興市場で存在感を拡大し、2025年までに国内と海外の収益を50対50のバランスで達成することを目指す。
タイのThe Erawan Group、2019年度の業績を発表〜ホテル業界動向〜
2020年2月24日、The Erawan Groupは2019年度の業績を発表した。2019年第4四半期の総営業利益は17億2,700万バーツを記録し、2019年の総営業利益は前年比2%増の63億7,900万バーツとなった。
ホテルの成長戦略により、2019年第4四半期に中規模ホテルとエコノミーホテルをバンコクにて開業した。また、タイに3つの新しいHOP INNホテルを開業した。これにより、2019年第4四半期の終わりには、ポートフォリオに70のホテルと9,569室を構築した。
ビジネス別の業績によると、2019年のホテルの営業収益は、前年比2%増の61億4,600万バーツである。また、タイにあるHOP INN Hotelsの2019年第4四半期の営業利益が、前年同期比24%増の1億3900万バーツを記録した。
2019年 タイのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界
RED PLANETがタイのホテル事業を買収〜ホテル業界動向〜
2019年1月30日、RED PLANET JAPANは、2019年第一四半期中に親会社RED PLANET HOTELS LIMITEDからタイを拠点とするホテル事業を買収することを発表した。
買収にはタイの6法人スラウォン(バンコク)、パトン(プーケット)、アソーク(バンコク)、パタヤ、ハートヤイで営業中のホテル5棟およびスクンビット ソイ8(バンコク)に建設中の6棟目のホテルの資産取得が含まれる。
RED PLANET JAPANのホテル事業ポートフォリオは、開発中の5棟を含め合計15棟(所在地:日本、タイ、フィリピン)に増加する。2018年に113万人を数えたタイの日本人観光客旅行客の取り込みを図りたい考えを持っている。
出典:https://corporate.redplanethotels.com/th/media
タイのホテル業界大手、「 Dusit Central Park 」建設の計画
タイのホテル大手Dusit・Internationalは2019年4月1日、タイの商業施設開発大手セントラル・パタナと組み、1月に閉鎖した老舗ホテル「Dusitthani Bangkok」の跡地を利用して再開発を始めると発表した。
367億バーツ(約1248億円)を投じ、ホテルやオフィス、商業施設などから成る複合施設を建設し、2024年の全面開業を目指す。商業施設のほか、40階建てのオフィス棟、69階建ての住居棟、39階建てのホテルを開発する。延べ床面積は44万平方メートルとなる見込み。
デュシット・セントラルパークは鉄道駅とつなぎ、両鉄道の乗降客を呼び込むため、開発予定地は高架鉄道BTSと地下鉄MRTの乗換駅に近いバンコクの中心地と予定されている。
出典:http://dtc.listedcompany.com/newsroom/20190403-dtc-news1-th.pdf
出典:https://www.dusit.com/news/dusit-and-cpn-officially-unveil-dusit-central-park-a-world-class-mixed-use-development-creating-a-new-city-landmark-at-the-heart-of-bangkoks-cbd/
タイでホテル業界大手のVeranda Resort、Veranda SPAは3-5年投資計画IPOを行う
Veranda Resort Public Company Limitedは2019年4月1日、主要な観光都市を拠点とするホテル事業を拡大するための3-5年の投資計画を行い、食品飲料事業やその他の業務への参入拡大を含む財務的なリニューアルを行うと発表した。
株式市場で資金を調達するためにIPOを行い、融資を用いて主力事業であるホテルリゾート事業への投資にさらに注力する。コンドミニアムの分譲事業も行い、一つのビルディングをホテルとコンドミニアムの組み合わせとして運営する。
今後3-5年は、より多様な物件を提供するための拡大を継続し、観光業セクターを視野に入れた新しいリゾートビジネスモデルを開発する。不動産とホテルリゾートへの投資拡大計画のためプーケット、クラビなどの主要な観光地への投資を継続する。
出典:http://erw.listedcompany.com/newsroom/140820181725500939T.pdf
Airbnbがタイのブティック宿泊施設協会に加入〜ホテル業界動向〜
民泊事業のAirbnbは2018年9月25日、コミュニティ主導型サービスの世界的大手プロバイダーであるタイのブティック宿泊事業協会(TBAA)との連携を発表した。これはタイの民泊事業を推進する上での重要な協力関係となる。
タイではAirbnbを介して、タイ王室の静養地であるホアヒンのコンドミニアムの部屋の貸し出したオーナーに対し、違法であるとの判決が出るなど、民泊に対する法的基盤が浅かった。
Airbnbは、タイのブティック宿泊施設協会(TBAA)と覚書(MOU)を締結した国内初の民泊プラットフォームとして、タイ内務省と協力し、宿泊施設に関する国際基準にかなった宿泊施設を提供するために民泊事業者の強化を行うとのこと。
出典:http://vranda.listedcompany.com/newsroom/20190201-vranda-news1-th.pdf
2018年 タイのホテル(エンタメ・IT・個人サービス)業界
タイのDusitグループ、主力ホテルの改築を開始〜ホテル業界動向〜
1948年に開業、タイ国内に11、世界にも30以上のホテルを運営する Dusit hotel グループは現在、Dusit Thani、DusitD2、 Dusit Princess、 Dusit Devarana の4つのブランドを展開している。
タイの観光客増加に伴い、代表的観光地に位置する Dusit Thani ホテルの2017年の業績は北部チェンマイの顧客が4.91%、南部プーケットは1.34%、中部ホアヒンは4.52%の増加となった。
なお2018年4月16日に、改築のためバンコク Dusit Thani を閉鎖する。完了後にはビジネスビルとのハイブリッドホテルとなり、ショッピング・観光の内部取り込みも目指す。しかし、工事期間の2018年から2021年の間は年間平均で約9億バーツが減少すると予想されている。
出典:http://www.dtcreit.com/storage/ir/shareholder-meeting/agm2018/20180509-dreit-agm2018-minutes-th-02.pdf
タイでホテル業界牽引のTHE ERAWAN GROUP、新規オープンを継続
THE ERAWAN GROUP は、現在タイ国内に30、フィリピンに5つのホテルを運営する。中流層向けビジネスホテル HOP INN への投資を加速させ、2018年内に9のホテルをオープンする予定となっている。
9軒のホテルで合計1,157室の拡張を行うことから、2018年の売上高は前年比で10%の成長を見込んでいる。なお、2017年の収益は5億7,000万バーツであった。
フランチャイズ方式で進めている HOP INN は、2020年に2つの開業計画があり、さらに同様の形で Holiday INN も新規オープンの継続を検討。年間訪問観光客410万人を誇るフィリピンのセブ島でも HOP INN の新設を行う予定である。
出典:http://erw-th.listedcompany.com/home.rev
タイのホテル業界で必須の情報源「HOTELS&Travel」
Green World Publishing は、観光サービス業界向けの雑誌「HOTELS&Travel」を運営している会社である。
同社はタイのホテル業界関係者のための最新かつ有用な情報を発信する情報サイト「Thai Hotel Business.com」も運営しており、ホテル業界に関連する政治・経済・法律などあらゆる分野でのビジネス記事を提供している。
直近の例では、2018年のタイ観光局のメッセージとして、現在まで観光地として手薄であった東北地方(イサーンエリア)における空港の新規開発や、近隣国ラオスとの国境に至るまでの観光ルートを設立する目標を取り上げている。
出典:https://www.thaihotelbusiness.com/category/news/hotel-society/
https://www.facebook.com/ThaiHotelandTravel/posts/1950210554992462ホテル業界で成長中!タイのMIDA Assetsが新コンセプトのホテルを建設
ホテル・リゾート業界で急成長している不動産開発会社タイの MIDA Assets Public Company Limited は、シンガポールの Wellity Pte. Ltd. と共同でラヨーン県に新コンセプトのホテルを建設すると発表した。
AKSORN RAYONG と名付けられたこのホテルは、世界的に注目が高いタイの医療ツーリズムに対応するべく、世界基準のサービスや快適さを追求している。ホテル内には、3,500万バーツを投資して健康づくりのための設備が整えられる。
同ホテルは2019年8月にオープン予定で、コンドミニアム型および伝統的なタイのヴィラリゾート型の施設となる。なお、その立地はタイの経済発展計画である東部経済回廊(EEC)を考慮してラヨーン県の東岸沿いに計画されている。
出典:https://ajtholdings.com/2018/05/28/mw-wellness-management-a-joint-venture-between-wellity-and-mida-assets/
まとめ:タイのホテル業界
観光業界の成長率は好調であり、今後は今まで観光地として知られていなかった場所にも積極的に力を注ぎ開拓を進めていこうとしているタイホテル業界。富裕層だけでなく、中流層にむけた施設も建設する予定であり、更なる確変が見込まれますね。
バンコク在住のタイ人。タイにおける日系企業向け翻訳・通訳を6年間以上行う。経済、ビジネス、IT分野に興味があり、マーケティングや流通を含めた企業調査や、企業調査といった情報収集が得意。